怪傑ゾロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ゾロ

怪傑ゾロ(かいけつゾロ、: Zorro)は、アメリカの作家ジョンストン・マッカレーが創作したヒーローキャラクター、またはそのシリーズ作品。

作品によって快傑ゾロ奇傑ゾロといった表記もされる。

しねしねしね

あらすじ[編集]

メキシコがまだスペイン領だったころ、その辺境カピストラノ地方で活躍する仮面の剣士ゾロは、強きをくじき弱きを助く、大盗賊にして真の紳士。賞金首のお尋ね者でもある反面、虐げられたインディオを助けたり、フェアな精神で1対1の決闘に臨むなど、まさに正義の味方だった。彼が現れた後には、壁にサーベルでZの字が彫られ、これが彼のトレードマークであった。なお、原題の "The Mark of Zorro" の "mark" には「刻印、傷跡、彫り痕」という意味がある。

ある日、元大地主の美しい一人娘ロリータは大富豪の息子ドン・ディエゴと青年将校ラモンから求婚される。しかしロリータは、ぐうたらなドン・ディエゴや、どんな男性よりも男気溢れるラモンよりも、紳士的で強く優しいおたずね者の怪傑ゾロに心惹かれるのである。

そして紆余曲折の果てに明かされる怪傑ゾロの正体は、ドラ息子ドン・ディエゴであった。どうしようもない遊び人だった彼は、15歳の時、虐げられている人々を見た事から、密かに乗馬、剣術、武術等を学び、自らを鍛えあげ、最強の紳士、最強の盗賊になっていたのである。

派生作品[編集]

邦訳[編集]

  • 怪傑ゾロ 井上一夫訳 世界大ロマン全集 東京創元社、1959 のち文庫 
  • 快傑ゾロ 広瀬順弘訳 角川文庫 1975