岳野竜也

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岳野 竜也
西武選手時代
(2011年3月10日)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 福岡県糟屋郡志免町
生年月日 (1986-05-14) 1986年5月14日(37歳)
身長
体重
180 cm
90 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手一塁手
プロ入り 2008年 ドラフト5位
初出場 2010年7月18日
最終出場 2011年5月4日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

岳野 竜也(たけの たつや、1986年5月14日 - )は、福岡県糟屋郡志免町出身の元プロ野球選手捕手)。右投右打。現在は埼玉西武ライオンズのアマスカウトを務めている。

経歴[編集]

九州産業高等学校では甲子園出場こそ無いが、高校通算31本塁打と長打の打てる捕手としてプロから注目され始める。

福岡大学に入学後、その素質をさらに開花させ、大学3年時の秋季リーグ戦では最優秀選手賞、4年春はベストナインを獲得[1]。九州の大学ナンバー1捕手という呼び声も高かった。2008年のドラフト会議にて西武に5位で指名され仮契約した後に九州3連盟代表として出場した第39回明治神宮野球大会では、初戦で斎藤佑樹を擁する早稲田大学と対戦。敗れたものの5番捕手で4打数2安打1打点と活躍した。

2008年ドラフト5位で埼玉西武ライオンズに入団した。

西武時代[編集]

2009年、シーズン通して二軍で過ごした。

2010年に7月18日の千葉ロッテマリーンズでプロ入り初出場。2試合の出場に留まった。

2011年シーズンは正捕手細川亨がFA移籍したのと、ライバル捕手で経験豊富な野田、米野が怪我で離脱したこともあり3番手捕手として一軍登録された。しかしわずか2試合の出場にとどまった。

2013年、10月29日に戦力外通告を受け[2]、11月1日に任意引退公示された[3]

引退後[編集]

ブルペン捕手として西武に残る[4]。2021年からは同年より二軍打撃コーチに就任した高山久の後任としてアマスカウトに就任し、九州・沖縄地区を担当する[5]

選手としての特徴・人物[編集]

がっちりとした体型に加え、強肩でやや粗削りながらもパワフルな打撃が特徴の捕手である。

2011年12月15日に入籍し[6]、翌年2月6日に第一子(長女)が誕生している[7]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2010 西武 2 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 .000 .000 .000 .000
2011 2 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 .000 .000 .000 .000
通算:2年 4 4 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 2 .000 .000 .000 .000

年度別守備成績[編集]



捕手






















2010 西武 2 3 0 0 0 1.000 0 0 0 0 -
2011 2 2 1 0 0 1.000 1 0 0 0 -
通算 4 5 1 0 0 1.000 1 0 0 0 -

記録[編集]

背番号[編集]

  • 39 (2009年 - 2013年)
  • 90 (2014年)
  • 79 (2015年 - 2019年)
  • 101 (2020年)

脚注[編集]

  1. ^ 週刊ベースボール増刊 大学野球2008秋季リーグ戦決算号 ベースボールマガジン社
  2. ^ 埼玉西武ライオンズ選手来季契約について西武球団公式サイト2013年10月29日配信
  3. ^ 2013年度 任意引退選手 日本野球機構オフィシャルサイト 2013年11月1日閲覧。
  4. ^ 背番号のお知らせ 埼玉西武ライオンズオフィシャルサイト(2013年11月3日配信)2013年11月3日閲覧。
  5. ^ 12球団編成&スカウト布陣一覧&2021補強ポイント【パ・リーグ編】”. 週刊ベースボール (2021年1月23日). 2021年8月14日閲覧。
  6. ^ 岳野竜也選手 入籍のお知らせ 埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト
  7. ^ 岳野竜也選手に第一子誕生 埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト

関連項目[編集]

外部リンク[編集]