小保戸遺跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search

小保戸遺跡(こほといせき)は、神奈川県相模原市緑区小倉にある旧石器時代遺跡

座標: 北緯35度34分51.6秒 東経139度17分36.0秒 / 北緯35.581000度 東経139.293333度 / 35.581000; 139.293333

小保戸遺跡の位置(神奈川県内)
小保戸遺跡
小保戸遺跡
小保戸遺跡位置

概要[編集]

相模川上流部、串川との合流地点に面した標高132メートルほどの河岸段丘上に立地する[1]。西側の上位段丘面に大保戸遺跡、串川を挟んだ対岸に津久井城跡が存在する。

圏央道(国道468号)の建設に伴い、2007年平成19年)2月からかながわ考古学財団発掘調査を開始[2]。その結果、中・近世の耕作地に関連した遺構縄文時代竪穴住居縄文土器のほか、旧石器時代の住居跡と見られる遺構が検出された。旧石器時代の住居跡は、環状(円状)に(れき)が並べられ、その中央にの跡があった。出土した炭化物放射性炭素年代測定により年代測定したところ、2万3000年前という年代が測定され、同じ相模原市に存在する田名向原遺跡大阪府藤井寺市はさみ山遺跡と並ぶ事例であることが判明した[3]

現在は遺跡範囲のほとんどが発掘調査されたのち、圏央道相模原インターチェンジとなっている。

脚注[編集]

[ヘルプ]

参考文献[編集]

  • 栗原伸好・御堂島正 2011 「小保戸遺跡の環状分布を呈する礫群(速報)」『かながわの旧石器時代のムラと住まいを探る』(平成21(2009)年度 神奈川県考古学会 考古学講座記録集)NAID BB02244572
  • かながわ考古学財団 2013 『小保戸遺跡:一般国道468号(さがみ縦貫道路相模原市城山地区)建設事業に伴う発掘調査』第1分冊・第2分冊(かながわ考古学財団調査報告 第288集)NAID BB1211518X

関連項目[編集]

外部リンク[編集]