宇宙遊泳 (アルバム)

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宇宙遊泳
スピリチュアライズドスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル オルタナティヴ・ロックスペース・ロック
時間
レーベル Dedicated Records
プロデュース ジェイソン・ピアース
ジョン・コクソン(#5)
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 4位(イギリス[1]
  • 41位(スウェーデン[2]
スピリチュアライズド 年表
ピュア・フェイズ
(1995年)
宇宙遊泳
(1997年)
ライヴ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール
(1998年)
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宇宙遊泳』(原題:Ladies and Gentlemen We Are Floating in Space)は、イングランドロックバンドスピリチュアライズド1997年に発表した3作目のスタジオ・アルバム

背景[編集]

タイトル曲は本来、エルヴィス・プレスリーの曲「好きにならずにいられない」のリフレイン(歌唱はジェイソン・ピアースとロンドン・コミュニティ・ゴスペル・クワイア英語版による)が挿入されていたが、プレスリーの遺産財団から許可が下りなかったため、オリジナル・ヴァージョンでは外された[3]。ただし、2009年の再発盤の1曲目には、ピアースが本来意図した「好きにならずにいられない」を含むヴァージョンが収録されている[3]

「ブロークン・ハート」や「涼風」等の歌詞は、バンドのメンバーでありピアースの恋人でもあったケイト・ラドリーとの別れが元になっているという説も流れたが、ピアースはそれを否定し、本作収録曲の大部分はそれ以前に書かれたと主張している[3]

「コップ・シュート・コップ」にはドクター・ジョンがゲスト参加した[4]。なお、ドクター・ジョンのアルバム『アナザー・ゾーン』(1998年)収録曲「ハロー・ゴッド」と「ジョン・グリ」には、スピリチュアライズドの歴代メンバーのうちジェイソン・ピアース(J・スペースマン)、マイク・ムーニー、ショーン・クック、ティム・ルイス(Thighpaulsandra)がゲスト参加している[5]

反響[編集]

全英アルバムチャートでは4位に達し、バンド初の全英トップ10入りを果たした[1]。また、本作からシングル・カットされた「エレクトリシティ」は全英シングルチャートで32位、「アイ・シンク・アイム・イン・ラヴ」は27位を記録した[6]

スウェーデンのアルバム・チャートでは4週トップ60入りし、1997年7月4日付のチャートで最高41位を記録した[2]。アメリカでは総合アルバム・チャートのBillboard 200入りは果たせなかったが、『ビルボード』のトップ・ヒートシーカーズでは26位を記録した[7]

評価[編集]

Jason Ankenyはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「ある意味、荘厳でスペクター的な輝きを伴った、ジェイソン・ピアースによる一流のロック・アルバム」と評している[4]

NME』誌は本作を1997年の最優秀アルバムに選出した[8]。『スピン』誌が1985年から2010年のアルバムから選出した「過去25年のベスト・アルバム125」では110位にランク・イン[9]。また、『ローリング・ストーン』誌が2013年に選出した「グレイテスト・ストーナー・アルバム40」では13位となった[10]

収録曲[編集]

全曲ともJ・スペースマン(ジェイソン・ピアース)作。ランニング・タイムはオリジナル盤に準拠。

  1. 宇宙遊泳 - "Ladies and Gentlemen We Are Floating in Space" - 3:41
  2. カム・トゥギャザー - "Come Together" - 4:40
  3. アイ・シンク・アイム・イン・ラヴ - "I Think I'm in Love" - 8:09
  4. オール・オブ・マイ・ソーツ - "All of My Thoughts" - 4:36
  5. ステイ・ウィズ・ミー - "Stay with Me" - 5:08
  6. エレクトリシティ - "Electricity" - 3:46
  7. 勇者の安息 - "Home of the Brave" - 2:22
  8. 孤高 - "The Individual" - 4:15
  9. ブロークン・ハート - "Broken Heart" - 6:38
  10. 神なき信仰 - "No God Only Religion" - 4:21
  11. 涼風 - "Cool Waves" - 5:05
  12. コップ・シュート・コップ - "Cop Shoot Cop…" - 16:15

日本盤ボーナス・トラック[編集]

  1. ブロークン・ハート(インストゥルメンタル) - "Broken Heart (instrumental)" - 8:09

他メディアでの使用例[編集]

「アイ・シンク・アイム・イン・ラヴ」は、映画『スプレンダー/恋する3ピース』(1999年公開)のサウンドトラックにおいてケミカル・ブラザーズによるリミックス・ヴァージョンが使用された[11]。また、2001年の映画『バニラ・スカイ』では「宇宙遊泳」が使用された[12]

参加ミュージシャン[編集]

アディショナル・ミュージシャン

脚注・出典[編集]

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  1. ^ a b SPIRITUALIZED | full Official Chart History | Official Charts Company - 「ALBUMS」をクリックすれば表示される。
  2. ^ a b swedishcharts.com - Spiritualized - Ladies And Gentlemen We Are Floating In Space
  3. ^ a b c Spiritualized - Ladies And Gentlemen We Are Floating In Space”. Uncut. Time Inc. (UK) (2009年12月7日). 2016年10月31日閲覧。
  4. ^ a b Ankeny, Jason. “Ladies and Gentlemen We Are Floating in Space”. AllMusic. 2016年10月31日閲覧。
  5. ^ Dr John* - Anutha Zone (CD, Album) at Discogs
  6. ^ SPIRITUALIZED | full Official Chart History | Official Charts Company
  7. ^ Spiritualized - Awards”. AllMusic. 2016年5月13日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年10月31日閲覧。
  8. ^ Currin, Grayson (2010年3月2日). “Spiritualized: Ladies and Gentlemen We are Floating in Space (Collector's Editon) Album Review”. Pitchfork. 2016年10月31日閲覧。
  9. ^ 125 Best Albums Of The Past 25 Years - Page 4”. Spin. SpinMedia Group. 2016年10月31日閲覧。
  10. ^ Spiritualized, 'Ladies and Gentlemen We Are Floating in Space' - The 40 Greatest Stoner Albums”. Rolling Stone. 2016年10月31日閲覧。
  11. ^ Splendor (1999) - Soundtrack - IMDb
  12. ^ Vanilla Sky (2001) - Soundtracks - IMDb