外傷学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
外傷外科から転送)
大腿骨骨折の手術の様子

外傷学(がいしょうがく、英語: traumatlogy)とは事故、暴力や自傷行為によって生じた様々な外傷が人体に及ぼす影響やその治療法などについて研究する外科学の一分野である[1][2][3]。 英語ではtraumatlogy、ロシア語ではтравматоло́гияと呼ぶが、それらはギリシャ語で「傷」や「怪我」を表すτραῦμαに「~学」という意味の接尾辞であるλόγος が合わせられた語である[3]。また、急性ストレス反応の治療など負傷者の精神を安定化させることも含まれる。外傷学で扱う疾患には、骨折脱臼、筋肉系の外傷や骨腫瘍、椎間板ヘルニア脊柱管狭窄症などの脊椎疾患がある[4]。 関連分野には四肢および脊柱疾患や外傷を中心に、関節筋肉を主に扱う整形外科学がある[5]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ LT-Trauma”. Landstinget i Uppsala län (2010年4月19日). 2020年3月30日閲覧。
  2. ^ http://mesh.kib.ki.se/swemesh/show.swemeshtree.cfm?Mesh_No=H02.403.810.850&tool=karolinska
  3. ^ a b Травматология — Официальный сайт ОБУЗ”. 2021年10月27日閲覧。
  4. ^ Manual de residente de C.O.T. Consultado el 31 de marzo de 2016
  5. ^ ¿Cuál es la diferencia entre la traumatología y la ortopedia?, Orthodaba