塚崎古墳群

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25・26号墳
塚崎の大クス
肝付町立歴史民俗資料館

塚崎古墳群(つかざきこふんぐん)は鹿児島県肝属郡肝付町野崎塚崎にある古墳群。国の史跡

概要[編集]

現在確認されている古墳前方後円墳4基、円墳39基の43基[注釈 1]で、他に地下式横穴墓十数基[注釈 2]が確認されている。

最大の古墳は前方後円墳の花牟礼古墳(40号墳)[注釈 3]で、全長66.5メートル、後円部径33メートル、前方部幅26、前方部長32メートルである[1]

編年的には古墳時代中・後期の古墳と考えられており、近隣にある唐仁古墳群横瀬古墳と関連の深い古墳群と思われる。畿内型の古墳群としては日本最南端に位置するものである[2]

古墳群内には「肝付町立歴史民俗資料館」があり、古墳からの出土物が展示されている。

またここの1号墳には「塚崎の大クス」と呼ばれる推定樹齢1300年、鹿児島県内では「蒲生のクス」(姶良市、国の特別天然記念物)「志布志の大クス」(志布志市、国の天然記念物)に次いで3番目の巨大が生えており、国の天然記念物となっている[注釈 4][3]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 古墳の数については、『図説日本の史跡』のほか、「塚崎古墳群」(鹿児島県上野原縄文の森サイト)、鹿児島県サイトによる。前方後円墳5基、円墳39基、計44基とする資料もある(肝付町観光協会サイトなど)
  2. ^ 地下横穴墓の数は、参照資料によって数字が異なる。
  3. ^ この古墳を「39号墳」とする資料もある。
  4. ^ 肝付町観光協会ウェブサイトでは、鹿児島県南九州市の「川辺の大クス」(もと国の天然記念物、落雷による樹勢衰退により指定解除され、1956年(昭和31年)鹿児島県指定天然記念物に指定)に次ぐ第4位の木としている。

出典[編集]

  1. ^ 「塚崎古墳群」(鹿児島県上野原縄文の森サイト)
  2. ^ 『図説日本の史跡 3 原始3』、p.274
  3. ^ 塚崎の大楠 肝付町観光協会公式サイト、2014年4月26日閲覧。

参考文献[編集]

  • 肝付町教育委員会 『肝付町の文化財』 2007年。
  • 『図説日本の史跡 3 原始3』、同朋舎出版、1991
  • 「塚崎古墳群」(鹿児島県上野原縄文の森サイト)(2014年5月10日閲覧)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯31度20分25秒 東経130度58分6秒 / 北緯31.34028度 東経130.96833度 / 31.34028; 130.96833