地獄めぐり

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地獄めぐり
Bonze Adventure
ジャンル 横スクロールアクション
対応機種 アーケード
開発元 タイトー
発売元 タイトー
ディレクター ささべやすまさ
藤原英裕
デザイナー 海道賢仁
プログラマー CRAZY-YOSHIKAWA
CREAMY TETSU
音楽 小倉久佳
美術 鎗田準次
ながいひろやす
人数 1 - 2人(交互プレイ)
メディア 業務用基板(2.31メガバイト
稼働時期 日本の旗1988年
デバイス 8方向レバー
2ボタン
CPU MC68000 (@ 8.000 MHz)
Z80 (@ 4.000 MHz)
サウンド YM2610 (@ 8.000 MHz)
ディスプレイ ラスタースキャン
横モニター
320×224ピクセル
パレット4096色
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地獄めぐり』(じごくめぐり)は1988年タイトーから稼働されたアーケードゲーム。日本国外では『Bonze Adventure』(ボンズ・アドベンチャー)のタイトルで稼働された。

乱心した閻魔大王を改心させるため、小坊主の覚蓮坊(かくれんぼう、1Pキャラクター)、東仙坊(とうせんぼう、2Pキャラクター)を操作して地獄を巡る和風アクションゲームである。

ゲーム内容[編集]

操作方法[編集]

4方向レバーでの移動と2ボタン(攻撃、ジャンプ)で小坊主を操作する。通常の攻撃は魔破珠を投げるものだが、地上または空中にてレバー下と同時に攻撃をするとスペシャル珠攻撃が使える。スペシャル珠攻撃のストックは魔破珠の4段階の大きさにより区別できる。スペシャル珠の効果は魔破珠の色によって3種類あり、アイテムによって変化する。ジャンプはボタンを押した長さで高さが変わり、レバーによってある程度の空中制御ができる。

ステージ構成[編集]

ステージは以下の7ステージ+1で構成。最終ボスを倒すとエンディングに入り、そのまま終了となる(1周エンド)。

  • 1丁目荒寺の墓場
  • 2丁目三途の川
  • 3丁目火炎地獄(最後はボスが待ち受けている)
  • 4丁目血の池地獄
  • 5丁目氷地獄
  • 6丁目迷い地獄
  • 7丁目閻魔の洞窟&ボスステージ

ミスの条件[編集]

以下の条件でミスとなる

  • プレイヤーが敵に触れる
  • 火、海、血の池に落ちる
  • 刺に触れる
  • 敵の弾を受ける
  • 竜神で4回敵の弾を受ける
  • ろうそくタイマーが燃え尽きる

ゲームオーバー&コンティニュー[編集]

残数が0の時にミスをするとゲームオーバー。この後、お言葉とネームレジストがある。

  • 『残念、終わりじゃ……』1丁目、2丁目でゲームオーバー。
  • 『まだまだ修行が足りんのう。』3丁目、4丁目、5丁目でゲームオーバー

この後もどんどん進んでいくと違うお言葉が出る。

コンティニューは10秒間の間、コンティニューするかどうか聞いてくれる。コンティニュータイマーが0になる前にコインを投入してスタートボタンを押すとゲームが引き続き楽しめる。但しコンティニュー後は獲得したスコアが没収され、得点が持ち越しできない。

アイテム[編集]

魔破珠は色のついた魔破珠を取ることによって大きくなるが、スペシャル珠攻撃のストック表示も兼ねている。最大ストックは4回分。

  • 飛炎魔破(赤の魔破珠) スペシャル珠攻撃で左右に火焔攻撃をする
  • 魔爆破(緑の魔破珠) スペシャル珠攻撃で全方向に小さな魔破珠を出す
  • 魔破雷打(紫の魔破珠) スペシャル珠攻撃で敵の頭上から落雷攻撃をする
  • 数珠 魔破珠の連射数が増える
  • 勾玉 魔破珠のバウンド数が増え、より遠くまで魔破珠が届くようになる
  • お守り(得点。10個セットで点数が変わる。初期値は10~100点で、そのときの得点に応じて5倍、10倍、25倍以上上がる。)
  • 特殊なお守り(1万点、2万点、5万点と取った色の魔破珠のストックが最大になる
  • ろうそく(タイマーが2個分増える)
  • 鏡(一定時間無敵。結界を破ることもできる)
  • 人形(覚蓮坊or東仙坊の残数が1増える)

この他のアイテムもある

他機種版[編集]

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数
1 地獄めぐり
日本の旗1990年8月3日 PCエンジン タイトー タイトー 3メガビットHuCARD[1] TP02013 -
2 タイトーメモリーズ上巻
日本の旗2005年7月28日 PlayStation 2 タイトー タイトー DVD-ROM SLPM-66057 -
3 Taito Legends 2
欧州連合の旗2006年3月31日 PlayStation 2
Windows
Xbox
タイトー Empire Interactive DVD-ROM PS2:SLES-53852 -
海外版『Bonze Adventure』を収録
4 タイトーメモリーズ 上巻
TAITO BEST
日本の旗2006年7月6日 PlayStation 2 タイトー タイトー DVD-ROM SLPM-66402 -
廉価版
5 タイトーメモリーズ 上巻
エターナルヒッツ
日本の旗2007年6月28日 PlayStation2 タイトー タイトー DVD-ROM - -
廉価版
6 地獄めぐり
日本の旗2008年12月16日 Wii
バーチャルコンソール
タイトー タイトー ダウンロード - -
PCエンジン版の移植

スタッフ[編集]

  • ゲーム・ディレクター:ささべやすまさ
  • クリエイター:CRAZY-YOSHIKAWA、CREAMY TETSU
  • クリーチャー・デザイン:鎗田準次
  • ゲーム・デザイン・ディレクター:藤原英裕
  • ゲーム・デザイナー:海道賢仁
  • キャラクター・デザイナー:わきたよしひこ、きたがわてつろう、いしのみのり、こじまたかこ
  • ハードウェア・ディレクター:おはらたかし
  • アート・ディレクター:ながいひろやす
  • サウンド・ディレクター:小倉久佳
  • アシスタント:'Yack'(渡部恭久)、Y.OHASHI、C.ICHIKAWA
  • スペシャル・サンクス:中村つかさ、岩野まり、木村みつこう、たけだとみお、藤田朗、河野敏男、辻野浩司、佐藤えいいち、久米はるとき、さなだとしゆき、金岡勝美、石川幸生、西村年幸

評価[編集]

アーケード版
受賞
主催者 受賞
第2回ゲーメスト大賞 年間ヒットゲーム35位[2]
PCエンジン版
レビュー結果
媒体 結果
ファミ通 23/40点[3]
月刊PCエンジン 82/100点
マル勝PCエンジン 26/40点
PC Engine FAN 18.66/30点[1]
アーケード版

ゲーム雑誌『ゲーメスト』の企画「第2回ゲーメスト大賞」(1988年)で、読者投票により年間ヒットゲームで35位を獲得している[2] 。また、1991年に刊行されたゲーメストムック『ザ・ベストゲーム』内の「ビデオゲームフルリスト」の紹介文では、「坊主を操作し、地獄界の亡者や鬼、幽霊などを魔破珠で倒すゲーム。血の池、氷の面など特徴のある面があり、また隠し通路も多く、楽しめた」と評されている[4]

PCエンジン版

ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では合計23点(満40点)[3]、「月刊PCエンジン」では80・90・80・80・80の平均82点、「マル勝PCエンジン」では6・6・8・6の合計26点(満40点)、「PC Engine FAN」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、18.66点(満30点)となっている[1]。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で422位(485本中、1993年時点)となっている[1]

項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.51 3.12 3.18 3.07 2.84 2.95 18.66

関連作品[編集]

  • Let's!TVプレイ版『Let's!TVプレイCLASSIC タイトーノスタルジア2』(単体ハード)
    2006年3月31日発売。『スラップファイト』とのカップリングで、アーケード版『奇々怪界』を移植したものだが、本作の主人公である覚蓮坊を主役にしたアレンジ版『奇々怪界〜覚蓮坊』を収録している。

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d 「10月号特別付録 PCエンジンオールカタログ'93」、『PC Engine FAN』第6巻第10号、徳間書店1993年10月1日、 14頁。
  2. ^ a b 「ゲーメスト大賞11年史」、『GAMEST MOOK Vol.112 ザ・ベストゲーム2 アーケードビデオゲーム26年の歴史』第5巻第4号、新声社、1998年1月17日、 22 - 23頁、 ISBN 9784881994290
  3. ^ a b 地獄めぐり [PCエンジン]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2015年7月19日閲覧。
  4. ^ 「ビデオゲーム フルリスト」、『ザ・ベストゲーム 月刊ゲーメスト7月号増刊』第6巻第7号、新声社1991年7月1日、 175 - 216頁、 ISBN 雑誌03660-7

外部リンク[編集]