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創世記

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光と闇の分離

創世記そうせいきヘブライ語בראשיתギリシア語Γένεσις英語: genesisは、古代ヘブライ語によって記された、ユダヤ教キリスト教の聖典とされ、キリスト教啓典である聖書旧約聖書)の最初の書かつ、正典の一つとして扱われている。写本が現存しており、モーセが著述したとされている。いわゆるモーセ五書は、ユダヤ教においてはトーラーと呼ばれている[1]

『創世記』はヘブライ語では冒頭の言葉を取ってבראשית(ベレシート、bereshit)と呼ばれており、これは「はじめに」を意味する。また、ギリシア語の七十人訳では、2章4節[注 1]からとって「γένεσις(ゲネシス)」と呼ばれており[4]。「起源、誕生、創生、原因、開始、始まり、根源」の意である[5]

内容

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原初史(1~11)

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第1章から第11章までの部分は原初史(Urgeschichte)と呼ばれ、先史時代に相当し、トレドット(toledot、ヘブライ語: תּוֹלְדֹת)=系図によって構成される。

  • 1章1節~2章3節:天地創造。P資料の創造物語。
  • 2章4節~3章24節:アダムとエバ失楽園。Y資料の創造物語。
  • 4章1節~26節:カインとアベルの物語。
  • 5章1節~32節:アダムの系図。アダムよりノアまで。
  • 6章1節~4節:神の子と人間の娘の結婚。
  • 6章5~8節:人間の悪と善良なノア。
  • 6章9節~9章29節:ノアの洪水物語
  • 10章:ノアの系図。セム、ハム、ヤペテに至る。
  • 11章1節~9節:バベルの塔
  • 11章10節~26:セムとテラの系図。

族長史

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第12章から第36章までは族長史(Erzelternerzählungen)と呼ばれる。

ヤコブ史(Josefsgeschichte)

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  • 夢見るヨセフ 37章 - 38章
  • エジプトでのヨセフ 38章 - 41章
  • ヨセフと兄弟たち 42章 - 45章
  • その後のヨセフ 46章 - 50章

その後

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ユダヤ人の歴史の物語は、聖書で『創世記』の次に置かれている『出エジプト記』へ続いていく。

脚注

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注釈

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  1. 「これが天地創造の由来である。」[2]
    原文:“Αὕτη ἡ βίβλος γενέσεως οὐρανοῦ καὶ γῆς, ὅτε ἐγένετο[3]

出典

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  1. 創世記」『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』コトバンクより2022年2月2日閲覧
  2. 口語訳聖書『創世記』2章4節”. Wikisource. 2017年12月12日閲覧。
  3. Γένεσις, Κεφάλαιον β'(七十人訳聖書『創世記』2章)”. Wikisource. 2017年12月12日閲覧。
  4. Carr 2000, p. 491.
  5. Γένεσις - LSJ The Online Liddell-Scott-Jones Greek English Lexicon (英語). Thesaurus Linguae Graecae. 2017年12月12日閲覧。

参考文献

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  • Carr, David M. (2000). Freedman, David Noel; Myers, Allen C.. eds. Eerdmans Dictionary of the Bible. Amsterdam University Press. ISBN 9780567372871. https://books.google.co.jp/books/about/Eerdmans_Dictionary_of_the_Bible.html?id=P9sYIRXZZ2MC&redir_esc=y 

関連項目

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外部リンク

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