催眠療法

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催眠療法
治療法
ICD-10-PCS GZF
ICD-9-CM 94.32

催眠療法(さいみんりょうほう、英語: Hypnotherapy)とは、催眠を用いる精神療法の一種である。 催眠療法は1955年に英国医師会(British Medical Association)が有効な治療法として認めている。 米国医師会(American Medical Association)も1958年に催眠を有効な治療法として認めている。 米国心理学会(American Psychological Association)と米国歯科医師会もまた催眠を有効な治療法として認めている。 日本医師会からの承認は現在は行われていないのが実情である。

催眠療法家の資格[編集]

催眠はそれ自体安全なため欧米でも国家資格はない。欧米では、催眠療法家が協会を結成し、催眠療法士を認定する仕組みが一般的になっている。

もっとも歴史があり世界的にも最大の規模を誇る、米国催眠士協会(National Guild of Hypnotists)、アメリカではNGHに続く規模の、米国催眠療法協会(American Board of Hypnotherapy)、

そして、国際催眠連盟(International Hypnosis Federation)、などがある。

米国催眠士協会(NGH)は、100時間のトレーニングに対して「ヒプノセラピスト資格」を発行している。

一方、米国催眠療法協会(ABH)は、2日間の基礎トレーニング受講者に対して「ヒプノセラピスト資格(初級レベル)」を、

90時間のトレーニングに対して、「マスター・ヒプノティスト資格(上級レベル)」を発行している。

日本では2日間の講座に対して発行される「ABH認定ヒプノセラピスト」を保持しているセラピストが多く存在するが、

一般的に、これはプロ資格としては認識されていない。

ABHのプロ資格は、90時間のトレーニングを受けたものに与えられる「ABHマスターヒプノティスト資格」が、NGHのプロ資格に相当する。

日本の医師免許取得に催眠療法の理論や技能等は必要とされないが、米国には催眠療法の博士号が存在する。一方、日本では資格としては、日本催眠医学心理学会認定の「催眠技能士」等がある。

催眠関連の学会の中には、催眠を娯楽の対象とする計画・活動に学会会員が参加・協力することを倫理綱領によって禁じているものもある。 近年、日本の医師・看護師などの医療資格者も臨床に取り入れるために、催眠療法を学ぶ活動がみられている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]