借金依存症

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借金依存症(しゃっきんいそんしょう、しゃっきんいぞんしょう)は、依存症の一種で常に借金をしていないといられない状態。買い物をしないといられない「買い物依存症」や「ギャンブル依存症」と同時に起こることが多い。多重債務自殺などの問題を起こすケースが多い[1]

概要[編集]

常に借金してでも、買い物やギャンブルタバコアルコールがやめられない状態。何らかの強いストレスを抱えている場合が多くクレジットカードサラ金からの借り入れによる支払能力を超えた買い物をするケースが多い。多重債務に陥り、自己破産するものも多く依存性は非常に高い[1]

この依存症の患者は、「借金はまだ返せる範囲であり、自分の意思で借金をしているのであって、依存状態などではない。その気になれば、いつでも返せる。」などと思い込んでいる。そのため、周囲がいくら注意しても聞く耳を持たず、さらに借金を重ねるのが通常である。周囲にお金を貸す者がいる場合には、さらに事態は悪化し、家族どころか友人知人にまで悪影響が及ぶ。お金を借りられるという事実で、自らの信用がまだあるのだと思いたい心理が作用するため、借りられると安心する。この循環が借金依存症である。このため、借金の申し込みを断わられた場合、突然不安に襲われ、自殺したり、犯罪を犯したりすることも少なからず見られ、また、極限まで追い込まれないと自己破産をしたがらない傾向があり、虚言癖を伴う(ギャンブル依存症が詳しく参照のこと)。

金銭感覚の麻痺[編集]

借金依存症の患者の多くには、金銭感覚の麻痺が多くみられる。例えば、電灯エアコンを付けっ放しにする、商品購入時に価格の比較を行なわず、高くても欲しい物は買ってしまうなどの共通点がある。

治療[編集]

  • 自助グループ、相互支援グループの12ステップ・ミーティングに通う。
  • 精神科によるカウンセリング
  • 通常本人に自覚がないため、周囲が病気であることに気付かせることが大切である。
  • 周囲の者がお金を貸さない。

脚注[編集]

関連項目[編集]