五島虎雄
| 五島虎雄 ごとう とらお | |
|---|---|
| 生年月日 | 1914年3月24日 |
| 出生地 |
 日本 熊本県熊本市 |
| 没年月日 | 1985年10月22日（71歳没） |
| 出身校 | 早稲田大学法学部卒業 |
| 前職 | 山陽電鉄社員 |
| 所属政党 |
（日本社会党→） （左派社会党→） 日本社会党 |
| 称号 |
従四位 勲二等瑞宝章 |
| 選挙区 | 旧兵庫1区 |
| 当選回数 | 4回 |
| 在任期間 | 1955年2月27日 - 1966年12月27日 |
 神戸市会議員 | |
| 当選回数 | 1回 |
| 在任期間 | 1947年4月30日 - 1951年4月29日 |
五島 虎雄[1]（ごとう とらお[2]、1914年〈大正3年〉3月24日[3] - 1985年〈昭和60年〉10月22日）は、日本の政治家（社会党所属の衆議院議員、神戸市会議員）[4]。孫は公認会計士、税理士で神戸市会議員の五島大亮[5]。
経歴
[編集]熊本県熊本市小島町[6]（現・熊本市西区小島）出身。1937年、早稲田大学法学部卒業[1][3][4]。宇治川電気を経て1943年、山陽電鉄に入社[3][7]。
戦後同社労組中央委員副委員長委員長[3]、神戸市議（1947年4月30日から1951年4月29日[8]）、兵庫県地労委委員5期、左派社会党同県連書記長、神戸労協常任委員、交通協幹事、県地評組織部長、兵庫労働金庫神戸生協各理事を経て、1953年に実施された衆院選に兵庫1区から立候補立候補したが次点で落選。1955年2月の衆院選で初当選した[6][7][9]。連続当選4回[9]。
その後、1967年の総選挙と1969年の総選挙にも立候補したが、落選した[10][11]。
1985年10月22日、死去。71歳没。同月25日、特旨を以て位記を追賜され、死没日付で従四位に叙された[12]。
人物
[編集]五島について、1966年に刊行された北郷源太郎の著書『総選挙情報』で「党政審事務局長を長くつとめる勉強家、山陽電鉄労組委員長出身のスト屋だったが、今では労組臭を脱却している。頭もよく将来性十分。乙の上」と評されている[13]。
住所は兵庫県神戸市長田区御屋敷通3丁目[1][2][7]、同市兵庫区山田町鈴蘭台松の宮南[3]。
家族・親族
[編集]- 五島家
- 孫・大亮[5][14]（公認会計士、税理士、政治家） - 1977年、神戸市北区鈴蘭台西町生まれ[5]。兵庫県立神戸商科大学商経学部（現兵庫県立大学）卒業[5]。五島公認会計士事務所代表[5]。みなと神戸税理士法人社員[5]。自由民主党神戸市会議員団所属[5]。2025年10月、神戸市長選挙に立候補し落選する[15]。自宅は神戸市北区鳴子2丁目[14]。
脚注
[編集]- ^ a b c 『労働人事名鑑 改訂版』国会議員の部コ1082頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2023年10月14日閲覧。
- ^ a b 『人事興信録 第22版 上』こ99頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2025年9月5日閲覧。
- ^ a b c d e 『人事興信録 第25版 上』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ a b c 五島 虎雄とはコトバンク。2017年9月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g 五島だいすけのプロフィール 五島だいすけ公式サイト。2017年9月2日閲覧。
- ^ a b 『熊本人間山脈』24頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2025年9月6日閲覧。
- ^ a b c 『大衆人事録 第二十三版 西日本編』こ359頁。
- ^ 『神戸市会史 第4巻 (昭和編 2)』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ a b 『政治家人名事典』211頁。
- ^ “兵庫1区 - 第31回衆議院議員選挙（衆議院議員総選挙）1967年01月29日投票 ｜ 選挙ドットコム”. 選挙ドットコム. 2024年6月15日閲覧。
- ^ “兵庫1区 - 第32回衆議院議員選挙（衆議院議員総選挙）1969年12月27日投票 ｜ 選挙ドットコム”. 選挙ドットコム. 2024年6月15日閲覧。
- ^ 『官報』第17616号14頁 昭和60年10月29日
- ^ 『総選挙情報』118頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2025年9月6日閲覧。
- ^ a b 議員名簿（北区）、神戸市会公式サイト。
- ^ “五島氏、変革の訴え広がらず 神戸市長選落選確実”. 神戸新聞NEXT (2025年10月26日). 2025年10月26日閲覧。
参考文献
[編集]- 『労働人事名鑑 改訂版』社会労働協会、1960年。
- 坂田大『熊本人間山脈』坂田情報社、1961年。
- 広瀬弘『大衆人事録 第二十三版 西日本編』帝国秘密探偵社、1963年。
- 人事興信所 編『人事興信録 第22版 上』人事興信所、1964年。
- 北郷源太郎『総選挙情報』軍事研究社、1966年。
- 人事興信所 編『人事興信録 第25版 上』人事興信所、1969年。
- 『政治家人名事典』日外アソシエーツ、1990年。
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