上越教育大学附属中学校
上越教育大学附属中学校 | |
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北緯37度6分40.2秒 東経138度15分26.9秒 / 北緯37.111167度 東経138.257472度座標: 北緯37度6分40.2秒 東経138度15分26.9秒 / 北緯37.111167度 東経138.257472度 | |
過去の名称 |
新潟第二師範学校附属中学校 新潟大学教育学部附属高田中学校 上越教育大学学校教育学部附属中学校 |
国公私立の別 | 国立学校 |
設置者 | 国立大学法人上越教育大学 |
設立年月日 | 1947年 |
開校記念日 | 4月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 前後期制 |
学校コード | C115110000030 |
中学校コード | 150003 |
所在地 | 〒943-0835 |
外部リンク | 上越教育大学附属中学校ポータルサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
上越教育大学附属中学校(じょうえつきょういくだいがくふぞくちゅうがっこう、Middle School attached to Joetsu University of Education)は、新潟県上越市本城町にある国立大学法人上越教育大学の附属中学校である。
概要
[編集]徳川家康の息子である松平忠輝の居城であった高田城本丸跡、第13師団兵舎跡地に校地が所在する。四方を堀に囲まれ、日本三大夜桜で有名な高田城址公園の中にあって桜の木が何百本もある。校舎は2003年に改築が行われ、耐震構造になっている。
毎年10月には教育研究協議会が開かれ全国から数百人の教師が集まり、先駆けて実践している独自の教育システムと成果を公開している。2021年度よりオンラインで実施している。
2016年度より本格的なICT教育の一環として、iPadを用いた授業を開始した。また2019年には国立の中学校としては日本初のADS(Apple Distinguished School)に認定された。[1]2022年、再認定[2]を受け期間が2025年まで延長となった。
同中学校生徒の多くが、上越教育大学附属小学校の出身である。附属高校はないため、ほぼ全員が外部の高校へ進学する。生徒数の半分程度は市内の県立高田高校へ進学し、同高校在籍生徒の出身中学校では最も多数を占めている。
沿革
[編集]経緯
[編集]上越教育大学附属中学校は、新潟県高田師範学校附属小学校の高等科を前身とする中学校である。
年表
[編集]- 師範学校時代
- 1902年4月10日 - 新潟県高田師範学校附属小学校として開校
- 1941年4月1日 - 国民学校令により、新潟県高田師範学校附属国民学校となる
- 1943年4月1日 - 師範学校の官立(国立)移管・改称に伴い、新潟第二師範学校附属国民学校となる
- 1947年4月1日 - 学制改革により、新制中学校として新潟第二師範学校附属中学校が開校
- 新潟大学時代
- 1949年5月31日 - 新潟大学第二師範学校附属中学校となる
- 1951年4月1日 - 新潟大学教育学部附属高田中学校となる
- 1952年8月1日 - 体育館(308坪)完成
- 1966年4月1日 - 1学級増設
- 1967年
- 8月31日 - 特別教室(521m2)が完成
- 11月6日 - 創立20周年記念式典挙行
- 1977年11月15日 - 創立30周年記念式典挙行
- 1980年12月7日 - 創立30周年記念行事ならびに教育学部統合による閉校記念式典を挙行
- 上越教育大学時代
- 1981年4月1日 - 新潟大学教育学部附属高田中学校は教育学部統合により上越教育大学へ移管、上越教育大学学校教育学部附属中学校となる
- 1991年10月 - 創立10周年記念式典挙行
- 2001年10月 - 創立20周年記念式典挙行
- 2004年
- 4月
- 国立大学法人化により上越教育大学附属中学校となる
- 文部科学省研究開発学校(2004〜2006年度)に認定
- 4月
- 2006年
- 4月
- 新潟県金融広報委員会金融教育研究校(2006・2007年度)に認定
- エネルギー教育実践学校(2006〜2008年度)に指定
- 4月
- 2019年
- 12月
- ADS(Apple Distinguished School)に認定
- 12月
教育方針
[編集]教育目標
[編集]- 民主社会の発展に寄与する、人間性豊かな、たくましい生徒を育成する
- 美しいものや崇高なものに感動する心をもち、真理を不断に追求しようとする生徒を育てる。
- 広い心と向上心をもち、求めて共に実践する生徒を育てる。
- 自ら目標をもち、気力、体力の充実に努める生徒を育てる。
スローガン
[編集]附属中学校では「確かな学力」「響く歌声」「溢れる探究心」の三つを生徒のスローガンとしている。
任務
[編集]- 義務教育の学校として
- 教育基本法、学校教育法、その他の教育関係諸法規に基づき、生徒の心身の発達に応じた中等普通教育を行う。
- 教育実習校として
- 上越教育大学学校教育学部学生の教育実習の場として学生の指導に当たる。
- 研究校として
- 大学及び附属小学校と一体になり、教育理論及び実践に関する研究を行う。さらに、中学校独自の立場から研究、実践し、地域の教育現場に寄与できる資料を提供する。
部活動
[編集]- 野球部
- 陸上競技部
- 男子ソフトテニス部
- 女子ソフトテニス部
- バレーボール部
- バスケットボール部
- サッカー部
- 美術部(年に数回ほど作品展に作品を出品している)
- 科学部(創造アイデアロボットコンテスト全国中学生大会関東甲信越に3年連続出場をした)
- 吹奏楽部(2022年:全日本吹奏楽コンクール西関東大会銀賞)
- 特設合唱部(年間活動ではない)(2006年:全日本合唱コンクール関東支部大会銀賞 2007年:NHK全国学校音楽コンクール新潟県大会2位 2010年・2011年:全日本合唱コンクール関東支部大会銀賞 2011年:NHK全国学校音楽コンクール新潟県大会3位 2014年:全日本合唱コンクール関東支部大会銅賞 2018年:全日本合唱コンクール関東支部大会銅賞[3])
- 特設駅伝部(年間活動ではない)(2013年:男女アベック県駅伝大会出場)
その他:常設部活動ではないが、水泳・空手・卓球・剣道・柔道等に参加する生徒もいる。
行事
[編集]- 4月 - 入学式、新任式
- 4月 - 生徒総会①
- 5月 - 桜城体育大会
- 7月 - 夏の合唱コンクール
- 8月 - わくわく大学デー(3年生)
- 10月 - 教育研究協議会
- 11月 - 秋の合唱コンクール
- 12月 - 生徒総会②、生徒会役員選挙
- 1〜2月 - スキー合宿(1、2年生)
- 3月 - 沖縄修学旅行(平和学習)(2年生)
- 3月 - 卒業式、離任式
著名な出身者
[編集]- 新潟大学教育学部附属高田中学校
- 高鳥修一 - 衆議院議員
- 風間直樹 - 参議院議員、元新潟県議会議員
- 三浦展 - マーケティング・アナリスト、消費社会研究家、評論家
- 萩尾みどり - 女優、声優、タレント
- 寒竹伸一 - 建築家、都市計画家
- 辻野晃一郎 - 技術者、実業家 ※転校
- 上越教育大学附属中学校
入試
[編集]1学年は3クラス、男女合計で105名程度である。毎年12月に入学試験が行われ、2019年度入試では、定員105名のところ志願者は150名[4]であった。
交通
[編集]えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン高田駅より徒歩15分[5]
脚注
[編集]- ^ “附属中がApple認定校に 1人1台iPad活用で | ニュース”. 上越妙高タウン情報 (2019年12月17日). 2022年12月23日閲覧。
- ^ “上教大附属中「革新的」教育で評価 アップル社から再認定”. 上越タイムス 電子版. 2022年12月23日閲覧。
- ^ 第73回 関東合唱コンクール - 上越教育大学附属中学校
- ^ 平成31年度入試 最終志願者数 - 上越教育大学附属中学校
- ^ アクセス - 上越教育大学附属中学校