ルミネス
ルミネス | |
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ジャンル | 落ち物パズル |
開発元 |
キューエンタテインメント レゾネア |
発売元 |
キューエンタテインメント バンダイ ユービーアイソフト ブエナ ビスタ ゲーム Microsoft Studios モブキャスト エンハンス |
主な製作者 | 水口哲也(プロデューサー) |
1作目 |
ルミネス (2004年12月12日) |
最新作 |
ルミネス リマスター (2018年6月26日) |
『ルミネス』(Lumines)は、水口哲也プロデュースの落ち物パズルゲーム、及びシリーズ名。キャッチフレーズは、「音と光の電飾パズル」。
ゲーム内容
[編集]次々に画面上方から落下してくる暗色と明色の2色からなる正方形のブロックを、同じ色のブロックで2×2ブロック以上のサイズの四角形(長方形または正方形)を作成することが目的。ただし、テトリスなどと違い、四角形を作成しただけでは消えず、画面上を左から右へと一定時間ごとにスライドしていく「タイムライン」が通過して初めて消えるようになっている。そしてタイムラインが一周する間に一定以上のブロックを消すと、通常よりも高得点が得られる。ブロックを次々と消していき、プレイ時間を持続させることでゲームが進行し、ブロックを消せずに画面上部までブロックが積みあがるとゲームオーバーとなる。
本シリーズで特徴的なのは、ステージごとにBGM兼効果音・ブロック・背景をセットにした「スキン」が個別に用意されていることである。ゲームの進行に合わせてプレイヤーはいくつものスキンのもとでプレイすることになる。さらに水口の提唱する「シネスタシア理論」は本作にも適用されており、プレイによってBGMと効果音による音楽が構成され、ゲームプレイの視覚とシンクロしていく様を楽しむことができ、ユーザーはまるで曲を演奏しているかのような錯覚を得ることが出来る。
2018年5月時点で、家庭用ゲーム機でのシリーズ累計販売本数が250万本に達している[1]。
ルミネス
[編集]ジャンル | 音と光のアクションパズル |
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対応機種 | PlayStation Portable |
開発元 | キューエンタテインメント |
発売元 |
バンダイ ユービーアイソフト |
シリーズ | ルミネスシリーズ |
人数 | 1-2人 |
メディア | UMD |
発売日 |
2004年12月12日 2005年3月22日 2005年9月1日 [Best] 2005年11月17日 |
対象年齢 | CERO:全年齢対象 |
『ルミネス』(Lumines: Puzzle Fusion)は、Q ENTERTAINMENTが開発し、バンダイよりPlayStation Portable本体と同日の2004年12月12日に発売されたシリーズ第一作目。
BGMには、大沢伸一ソロプロジェクトMONDO GROSSOと、信近エリの楽曲を採用している。
第一作では40種類のスキンを収録している。体験版では、4種のスキンで遊ぶことができる。
ルミネスモバイル
[編集]ジャンル | 音と光のアクションパズル |
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対応機種 |
EZアプリ(BREW3.1搭載端末対応) iアプリ(903iシリーズ対応) S!アプリ(SoftBank 3G端末対応) |
開発元 | キューエンタテインメント |
発売元 | キューエンタテインメント |
シリーズ | ルミネスシリーズ |
発売日 |
EZアプリ:2006年6月 iアプリ:2006年12月 S!アプリ:2007年4月 |
その他 | 月額課金制 |
『ルミネスモバイル』は、フィーチャーフォン向けのシリーズ作品。EZアプリで2006年6月に、iアプリで2006年12月に、S!アプリで2007年4月に配信された。買い切り型ではなく、月ごとに料金を支払う定額制をとっている。
EZアプリ版限定のコラボレーションとして、レミオロメンの楽曲やみずしな孝之の書き描ろし背景画像の配信が行われた。
ルミネスII
[編集]ジャンル | 音と光のアクションパズル |
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対応機種 | PlayStation Portable |
開発元 | キューエンタテインメント |
発売元 |
キューエンタテインメント ブエナ ビスタ ゲーム |
シリーズ | ルミネスシリーズ |
人数 | 1-2人 |
メディア | UMD |
発売日 |
2006年11月6日 2006年11月17日 2007年2月15日 [Best]2008年1月24日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
『ルミネスII』(Lumines II)は、2006年11月にアメリカで先行発売され、2007年2月15日に日本で発売されたPlayStation Portable用ゲームソフト。
100種類以上のスキンを収録している。前作との最大の違いはスキン背景にプロモーションビデオを採用した点である。また、グウェン・ステファニー、ブラック・アイド・ピーズ等、多くの海外アーティストが楽曲を提供している。なお、日本版ではDef TechとRIZEが、海外版ではケミカル・ブラザーズ、ミッシー・エリオット、ベック、ニュー・オーダー、ファットボーイ・スリムがそれぞれ提供している。一方でこの仕様変更により、本作のPVスキンのみ音楽の進行がプレイ状況とは無関係になっている。
この作品において、水口は自ら元気ロケッツをプロデュース、「Heavenly Star」を提供している。この曲は2006年9月にアメリカで発表された後、多くの反響を呼んだ。
LUMINES LIVE!
[編集]ジャンル | 音楽パズル |
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対応機種 | Xbox 360(Xbox Live Arcade) |
開発元 | キューエンタテインメント |
発売元 | Microsoft Studios |
シリーズ | ルミネスシリーズ |
人数 | 1-2人 |
メディア | ダウンロード |
発売日 |
2006年10月18日 2007年1月24日 2007年3月7日 |
『LUMINES LIVE!』(ルミネスライブ!)は、欧州で2006年10月18日(日本では2007年3月7日)にXbox 360向けに配信された、Xbox Live Arcade専用タイトル。Xbox Liveを利用した通信対戦を行うことができ、音源は5.1chサラウンドに対応している。
ルミネス スーパーノヴァ
[編集]ジャンル | 音と光のアクションパズル |
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対応機種 | PlayStation 3(PlayStation Network) |
開発元 | キューエンタテインメント |
発売元 | キューエンタテインメント |
シリーズ | ルミネスシリーズ |
人数 | 1-2人 |
メディア | ダウンロード |
発売日 |
2008年12月18日 2009年10月15日 2009年10月22日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:E(6歳以上) PEGI:3 |
『ルミネス スーパーノヴァ』(Lumines Supernova)は、日本では2008年12月18日にPlayStation 3のPlayStation Networkにて配信されたゲームソフト。
ルミネス - Touch Fusion
[編集]対応機種 |
iOS Android |
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開発元 | キューエンタテインメント |
発売元 | キューエンタテインメント |
シリーズ | ルミネスシリーズ |
発売日 |
iOS:2009年9月 Android:2011年9月9日[2] |
『ルミネス - Touch Fusion』は、2009年9月に配信開始されたiOS用ゲームソフト。2011年9月9日には、GMOゲームセンターが運営するプラットフォーム「Gゲー」にてAndroid版『ルミネス Touch Fusion for Gゲー』が配信された。
本作では、ブロックをタッチして移動や回転を行う。
ルミネス エレクトロニック シンフォニー
[編集]ジャンル | 音楽パズル |
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対応機種 | PlayStation Vita |
開発元 | キューエンタテインメント |
発売元 | ユービーアイソフト |
シリーズ | ルミネスシリーズ |
人数 | 1-2人 |
メディア | PS Vitaカード |
発売日 |
2012年2月15日 2012年2月22日 2012年4月19日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:E(6歳以上) |
売上本数 | 6,510本[3] |
『ルミネス エレクトロニック シンフォニー』(Lumines: Electronic Symphony)は、日本では2012年4月19日に発売されたPlayStation Vita用ゲームソフト。
本作ではPSNを用いた、巨大なブロックを協力して消していく「WORLD BLOCK」が搭載されている。
LUMINES パズル&ミュージック
[編集]ジャンル | 音楽パズル |
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対応機種 |
iOS Android |
発売元 | モブキャスト |
シリーズ | ルミネスシリーズ |
メディア | ダウンロード |
発売日 | 2016年7月19日 |
『LUMINES パズル&ミュージック』(Lumines: Puzzle & Music)は、日本では2016年7月19日にスマートフォン向けに配信されたゲームアプリ[4]。
ルミネス リマスター
[編集]ジャンル | 音楽パズル |
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対応機種 |
Steam(Windows) PlayStation 4 Xbox One Nintendo Switch |
開発元 | Resonair[5] |
発売元 | Enhance Games |
シリーズ | ルミネスシリーズ |
メディア | ダウンロード |
発売日 | 2018年6月26日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:E(6歳以上) PEGI:3[6] |
『ルミネス リマスター』(Lumines Remastered)は、水口が代表を務めるEnhance Gamesより2018年6月26日に配信されたSteam、PlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switch用ゲームソフト。初代ルミネスのリマスター版[7]で、収録スキンの楽曲も初代版とほぼ同一。
評価
[編集]- USA Today 2005年「The best game for PSP」選出[8]
- Spike Video Game Awards 2005 「Best Handheld Game」受賞[9]
脚注
[編集]- ^ “パズルアクションゲーム「ルミネス リマスター」の発売日が6月26日に決定。PC/PS4/Xbox One/Switchで展開”. 4Gamer.net (2018年5月2日). 2019年10月28日閲覧。
- ^ “音と光のCOOLな電飾パズル「ルミネス Touch Fusion for Gゲー」がGゲーに登場”. Gamer (2011年9月9日). 2019年10月28日閲覧。
- ^ 『ファミ通ゲーム白書2013 補完データ編(分冊版)』エンターブレイン、2013年。
- ^ “スマホ向けパズルゲーム「LUMINES パズル&ミュージック」は7月19日に日本先行配信。水口哲也氏とモブキャストがタッグを組んだ新作タイトル”. 4Gamer.net (2016年6月16日). 2016年7月30日閲覧。
- ^ “「ルミネス リマスター」が Nintendo Switch™・PlayStation®4・Xbox One・Steam で2018年5月に発売”. Enhance (2018年3月21日). 2018年3月21日閲覧。
- ^ “Lumines Remastered”. Enhance. 2018年3月21日閲覧。
- ^ “音楽パズル『ルミネス』のリマスター版『LUMINES REMASTERED』発表。PC/PS4/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに5月発売へ”. AUTOMATON (2018年3月21日2時11分). 2018年3月21日閲覧。
- ^ “PlayStation Portable puts color, excitement in your hands” (英語). USATODAY (2015年3月16日). 2019年10月28日閲覧。
- ^ “Spike TV Video Game Awards 2005 Winners Announced” (英語). Animation World Network (2015年11月22日). 2019年10月28日閲覧。
外部リンク
[編集]- ルミネス ポータルサイト(アーカイブ)
- ルミネス 公式サイト(アーカイブ)
- ルミネスモバイル 公式サイト(アーカイブ)
- ルミネスII 公式サイト(アーカイブ)
- ルミネス エレクトロニック シンフォニー 公式サイト
- LUMINES パズル&ミュージック 公式サイト
- LUMINES パズル&ミュージック (@lumines_pm) - X(旧Twitter)
- ルミネス リマスター 公式サイト