ルミネス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ルミネス
ジャンル 音と光のアクションパズル
対応機種 プレイステーション・ポータブル
開発元 Q ENTERTAINMENT
発売元 バンダイ(現・バンダイナムコゲームス
人数 1〜2人
メディア UMD
発売日 2004年12月12日
Best:2005年11月17日
対象年齢 CERO:全年齢対象
テンプレートを表示

ルミネス』(LUMINES)は、2004年12月12日Q ENTERTAINMENTが開発し、バンダイ(現・バンダイナムコゲームス)から発売されたPSP用のコンピュータゲームソフト、及びその波及作品である。キャッチフレーズは、「音と光の電飾パズル」

概要[編集]

テトリス』を祖とする、いわゆる落ち物パズルの一種である。

次々に画面上方から落下してくる暗色と明色の2色からなる正方形のブロックを、同じ色のブロックで2×2ブロック以上のサイズの四角形(長方形または正方形)を作成することが目的。ただし、テトリスなどと違い、四角形を作成しただけでは消えず、画面上を左から右へと一定時間ごとにスライドしていく「タイムライン」が通過して初めて消えるようになっている。そしてタイムラインが一周する間に一定以上のブロックを消すと、通常よりも高得点が得られる。ブロックを次々と消していき、プレイ時間を持続させることでゲームが進行し、ブロックを消せずに画面上部までブロックが積みあがるとゲームオーバーとなる。

特徴的なのは、BGM・効果音とブロック・背景のイラストをセットにした「スキン」と呼ばれる手法である。 これはゲームの進行に合わせてスキンが変化していく仕組みであり、また操作効果音はBGMのパートから割り当てられているため、プレイによって音と光が構成されシンクロしていく様を楽しむ事ができる。

このゲームは水口哲也が提唱する「シネスタシア理論」に基づき制作されており、ユーザーはまるで曲を演奏しているかの錯覚を得る事が出来る。 同様の手法でつくられたソフトウェアに、グンペイ リバースEvery Extend ExtraRezなどがある。

ルミネス[編集]

対応ハードプレイステーション・ポータブル(PSP)本体と同時に発売(2004年12月12日)された第一作目。BGMには、大沢伸一ソロプロジェクトMONDO GROSSOと、信近エリの楽曲を採用している。 第一作では40種類のスキンを収録している。体験版では、4種のスキンで遊ぶことができる。

ルミネスII[編集]

ルミネスII
ジャンル 音と光のアクションパズル
対応機種 プレイステーション・ポータブル
開発元 Q ENTERTAINMENT
発売元 Q ENTERTAINMENT
人数 1〜2人
メディア UMD
発売日 2007年2月15日
Best:2008年1月24日
対象年齢 CERO:A(全年齢対象)
テンプレートを表示

ルミネスII』は、『ルミネス』の第二作目にあたるプレイステーション・ポータブル向けソフト。2006年11月にアメリカで先行発売された後、2007年2月15日に日本で発売。

前作の40種を大幅に超える、100種類以上のスキンを収録している。前作との最大の違いは、スキン背景にプロモーションビデオを採用した点である。またグウェン・ステファニーブラック・アイド・ピーズ等、多くの海外アーティストが楽曲を提供している。なお、日本版ではDef TechRIZEが、海外版ではケミカル・ブラザーズミッシー・エリオットベックニュー・オーダーファットボーイ・スリムがそれぞれ提供している。一方で、前作と違い音楽の進行がプレイ状況と無関係になった。

この作品において、水口哲也は自ら元気ロケッツをプロデュース、「Heavenly Star」を提供している。この曲は2006年9月にアメリカで発表された後、多くの反響を呼んだ。

LUMINES LIVE![編集]

LUMINES LIVE!
ジャンル 音楽パズル
対応機種 Xbox 360(Xbox Live Arcade)
開発元 Q ENTERTAINMENT
発売元 Q ENTERTAINMENT
人数 1〜2人
発売日 2007年3月7日
テンプレートを表示

LUMINES LIVE!』(ルミネスライブ!)は、2006年10月18日(日本では2007年3月7日)にXbox 360向けに配信された、Xbox Live Arcade専用タイトル。Xbox Liveを利用した通信対戦や5.1chに対応した音源などが楽しめる。

まず以下の内容の「スタンダードパック」(ファイルとしては「Base Pack」)が800マイクロソフトポイント(当初は1200MSPだったが2007年10月17日に配信開始1周年記念として値下げされた。2007年12月5日にアーケードヒッツに登録されているが、その際に再度の値下げは行われていない)で提供されている。

  • 12曲を順にプレイするBaseモード
  • 1分・3分・5分・10分で消した四角形の数を競うTime Attackモード。
  • 後述のダウンロードコンテンツを含めて獲得したスキンの内10個までを任意の順番でプレイできるSkin Editモード
  • VS CPU・Puzzle・Missonモードの体験版(VS CPUは1面、PuzzleとMissionは10面)
  • 1台のXbox 360もしくはXbox Liveによる対戦モード

その他に以下の追加パックが配信されている(2007年1月6日現在)。

  • Advanced Challenge Pack(600MSポイント) - スタンダードパックとは異なる22種(内2つは特定条件のクリアで追加される)のスキンでのプレイが追加される。
  • VS CPU Pack(300MSポイント) - 全10面のCPU対戦が追加される。収録スキンは各面の計10個と、全10面をクリアしたボーナスとして1個。またプレイヤーキャラクターのアイコンにも倒した相手キャラクターが追加される。
  • Puzzle/Mission Pack(300MSポイント) - 全消しや特定の図形を作るタイプのパズルを追加。またPuzzleとMissionのそれぞれに対し3段階ある難易度のグループを制覇することで計6つのスキンが追加される。
  • Booster Pack(600MSポイント) - 20種の新スキンを追加。
  • Tokyo Club Mix Pack(350Mポイント) - 元気ロケッツの『Heavenly Star』のリミックスなど4曲を追加。なお元気ロケッツのLive Earth出演記念として、期間限定で本パックの収益の一部が地球温暖化防止のための活動に寄付された。なお2007年11月15日の「Heavenly Star Skin」および「Breeze Skin」のゴールドメンバーシップ限定での無料配信が終了した後マーケットプレースからこのパックが消えていたが現在は復旧している。
  • Rockin' Holiday Pack(400MSポイント) - 20種類の新スキンを追加。
  • Heavenly Star Skin - 元気ロケッツの『Heavenly Star』を追加。元々は日本以外で2007年1月24日~2月21日までの間にゴールドメンバーシップ限定で無料配信されていて、2007年10月17日~11月15日の間にも(日本を含めて)ゴールドメンバーシップ限定で無料配信されていたが、その期間終了後も残っている。

また2007年10月17日から同年11月15日までの間、ゴールドメンバーシップ限定で元気ロケッツの2nd曲『Breeze』を追加する「Breeze Skin」も配信されていた。

ルミネス スーパーノヴァ[編集]

ルミネス スーパーノヴァ
ジャンル 音と光のアクションパズル
対応機種 プレイステーション3(PlayStation Network)
開発元 Q ENTERTAINMENT
発売元 Q ENTERTAINMENT
人数 1〜2人
発売日 日本の旗 2008年12月18日
アメリカ合衆国の旗 2009年10月15日
欧州連合の旗 2009年10月22日
対象年齢 CERO:A(全年齢対象)
ESRBE(6歳以上)
PEGI:3+
テンプレートを表示

ルミネス スーパーノヴァ』(LUMINES Supernova)は、日本では2008年12月18日プレイステーション3PlayStation Networkにて配信されたタイトル。

ルミネス エレクトロニック シンフォニー[編集]

ルミネス エレクトロニック シンフォニー
ジャンル 音楽パズル
対応機種 PlayStation Vita
開発元 Q ENTERTAINMENT
発売元 UBIソフト
人数 1〜2人
メディア PlayStation Vitaカード
発売日 アメリカ合衆国の旗 2012年2月14日
日本の旗 2012年4月19日
対象年齢 CERO:A(全年齢対象)
ESRBE(6歳以上)
テンプレートを表示

ルミネス エレクトロニック シンフォニー』(LUMINES ELECTRONIC SYMPHONY)は、日本では2012年4月19日に発売されたPlayStation Vita用タイトル。

トピックス[編集]

『ルミネス』は日本だけでなく韓国や欧米でも発売されているが、2005年10月には全世界での累計出荷台数が50万本を突破した。また、同年12月には、アメリカの大手ネットワーク放送局Spike TVが主催している「Spike TV Video Game Awards 2005」において、"BEST HANDHELD GAME"(ベスト携帯ゲーム賞)を受賞した。

なお、2006年4月よりP&Gが同名の洗剤「ルミネス」を発売したが、当然ながらこのソフトとは関係がない。

移植、関連作品[編集]

現在、プレイステーション2への移植として『ルミネス・プラス』が進行している。 また、携帯電話向けゲームとして、auBREWアプリ、NTTドコモのiアプリ、ソフトバンクモバイルS!アプリ向けに開発された「ルミネスモバイル」が配信中。 2011年9月より、Androidスマートフォン向けにGMOゲームセンターから『ルミネス Touch Fusion for Gゲー』が配信されている。

セキュリティの脆弱性[編集]

2007年6月頃、PSPのシステムソフトウェアバージョン3.50上で「ルミネス」のセーブデータを読み込む際に発生するセキュリティーの脆弱性が発見される。その数日後にはこのセキュリティーホールを使用した、システムソフトウェアを以前のものに書き換えるプログラム(ダウングレーダー)がPSPのハッカーチームであるNoobzによって公開される。

メーカーであるバンダイは通常版、The Best版ともに出荷を停止し、その数日後にこのセキュリティホールへの対策をとったThe Best版ルミネスを出荷、SCEもこの脆弱性に起因する問題に対応したシステムソフトウェアバージョン3.51を公開した。

これによってゲーム店などでは対策前ルミネスの買占めが多く起こり、ネットオークション上でも高値での転売がなされ、その価格は10000円台にまで高騰した。

外部リンク[編集]