ルイテン星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ルイテン星
データ
元期 J2000
星座 こいぬ座
赤経 07h 27m 24.5s
赤緯 +05°13′32″
視等級 (V) 9.85
特徴
スペクトル分類 M3.5 V
色指数 (B-V) 1.57
色指数 (U-B) 1.15
アストロメトリー
視線速度 (Rv) +18.2 km/s
固有運動 (μ) 赤経: 571.27 ミリ秒/
赤緯: -3,694.25 ミリ秒/年
年周視差 (π) 263.76 ± 1.25 ミリ秒
距離 12.37 ± 0.06 光年
(3.79 ± 0.02 パーセク
絶対等級 (MV) 11.96
他の名称
GCTP1755, BD+05°1668, GJ 273, Gl 089-019, LHS 33, LTT 12021, LFT 527, Vys 17, HIP 36208, LCC 0270
Template (ノート 解説) 天体PJ

ルイテン星 (Luyten's star) は太陽系から12.4光年の距離に存在する赤色矮星で、ウィレム・ヤコブ・ルイテンが固有運動を測定したことから名付けられた。

この恒星スペクトル分類はM3.5 Vnで、質量は太陽の25.7パーセント、直径は11パーセント、光度は0.04パーセントである。最も近い恒星はプロキオンで、1.11光年(0.34パーセク)しか離れていない。

惑星系[編集]

1937年から1980年の間、写真や位置天文学的観測の見地から、この恒星惑星褐色矮星を有している可能性があるとして注目され、いくつかの仮定が発表された。また、SIM (Space Interferometry Mission) の観測対象にも選ばれた。しかし視線速度観測の見地からは否定的であり、1990年の干渉計測定[1]でも褐色矮星の存在は確認されなかった。

もし恒星から0.15AUの距離に地球型惑星が存在すれば水が存在できるだけの熱を受けられるが、近距離なため潮汐力によってのように片側を常に恒星に向けるようになると考えられている。

参考文献[編集]

  1. ^ Henry, T. J. & McCarthy, D. W., Jr. (1990). “A systematic search for brown dwarfs orbiting nearby stars”. The Astrophysical Journal 350: 334-347. doi:10.1086/168387. http://adsabs.harvard.edu/abs/1990ApJ...350..334H. 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]