マンハッタン核作戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

マンハッタン核作戦』(マンハッタンかくさくせん)は、日本ハードボイルド冒険小説作家大藪春彦が著した長編アクション小説伊達邦彦シリーズの長編。

概要[編集]

伊達邦彦シリーズ長編第4作。邦彦が英国秘密諜報部員として活躍する最後の小説である。

刊行履歴[編集]

アサヒ芸能連載時の挿絵
イラスト:大塚清六(1965年)

あらすじ[編集]

肌を特殊な染料で染めて黒人に変装した伊達邦彦は、銀行強盗の容疑により逮捕された。しかし、それは英国秘密諜報部の指令による行動だった。彼の任務は刑務所内に収監されている“ミッキー”という男に接近し、彼が所属しているアメリカ合衆国マンハッタン島黒人居住区の黒人ギャングの結社「ブラック・モスク党」に潜入、党が郵便列車から奪った金塊を取り戻し、また党を壊滅させることであった。難なく脱獄し、党の仲間入りを果たした邦彦。組織の中に深く食い込んでゆくうち、彼は党の恐るべき破壊計画“マンハッタン作戦”を知るのだった。

備考[編集]

前述の通り邦彦は英国秘密諜報部員として秘密結社と闘う。また、「007」シリーズの影響が見られる。黒人居住区を扱ったのもイアン・フレミングの「007」シリーズ第2作『死ぬのは奴らだ』の影響と思われる。