ブローニュの森

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地図
ブローニュの森 2005年

ブローニュの森(ブローニュのもり、Bois de Boulogne)は、フランスパリ16区にある森林公園である。

概要[編集]

パリ中心部から西に5kmほどの地域に位置し、面積は846万平方メートルにも及ぶ。

園内には、フランス国立民族民芸博物館、フォンダシオン・ルイ・ヴィトンアクリマタシオン庭園の子供遊園地、バカテル庭園、シェイクスピア庭園、オートゥイユ庭園のほか、有名なロンシャン競馬場スタッド・ローラン・ギャロス(テニス場。全仏オープンが開催される)もある。バガテル庭園は24haもの広大なフランス幾何学式庭園で、バガテル・バラ園には約1万本のバラが植えられている。静岡県の河津バガテル公園は姉妹園である。

また、園内には、フランス政府より芸術文化勲章(コマンドール)を受賞した水井康雄馬首像・アミラルブロンズ像}が1963年より設置されている。[1]

パリ市民の身近な憩いの場として、週末を中心に散歩やジョギング・サイクリング等のスポーツを楽しむ人々で賑わう。一方で、かつては男娼の聖地として有名であるなど、パリ市内の一大売春地帯であった。取り締まりが強化された現在でも、日没後になると客引きをする娼婦の姿を見かけることができ、治安は必ずしも良いとは言えない。

歴史[編集]

ブローニュの森の競馬場, エドゥアール・マネ作, 1872年

この森は貴族の狩場などとして使われていたが、14〜15世紀の百年戦争の期間は、焼き討ちや強盗によって森は荒廃していた。ルイ11世の時代に、再度の植林や道路の開通といった整備がなされた。フランソワ1世がこの森にマドリッド城[2]を建設してから、ブローニュの森は祭りなどに用いられるようになった。

19世紀中頃、ナポレオン3世が、ミズナラの茂っていたブローニュの森に、より多種多様な植物を栽培し、乗馬コース、自転車道路、ロンシャン競馬場、滝で結ばれた2つの人工池等を整備した。1929年、ブローニュの森は公式にパリ市に編入された。

その他[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 水井 康雄、『50ans de Sculpture/彫刻に50年』、12頁、自費出版、2003年。
  2. ^ シャトー・マドリッド。現在のヌイイ=シュル=セーヌ近辺側にあったが、1526年完成後フランス革命期の1790年代に取り壊された。
  3. ^ ディネ・アン・ブラン 東京

関連項目[編集]

座標: 北緯48度51分53秒 東経2度15分03秒 / 北緯48.86472度 東経2.25083度 / 48.86472; 2.25083