ブラウンシュヴァイク級コルベット

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ブラウンシュヴァイク級コルベット
F260 ブラウンシュヴァイク
F260 「ブラウンシュヴァイク」
艦級概観
艦種 コルベット
就役期間 2008年 - 就役中
前級 ゲパルト級ミサイル艇
次級 最新
要目
排水量 満載排水量:1,840t
全長 88.8m
全幅 13.2m
吃水 3.4m
機関 MTU 20V 1163 TB93ディーゼルエンジン (7.4 MW/9,900 hp) 2基
可変ピッチ式スクリュープロペラ 2軸
速力 最大26ノット
航続距離 2,500海里(15ノット)
行動日数 無補給で7日、補給ありで21日。
乗員 65人
兵装 76mm単装速射砲 1基
27mm機関砲 2基
RAM近SAM 21連装発射機 2基
RBS-15 Mk.3 SSM連装発射機 2基
機雷敷設装置
艦載機 ヘリコプター1機着艦可能
C4I 海軍戦術情報システム
SEWACOリンク 11/16
レーダー TRS-3D 多機能型
電子戦
対抗手段
SPS-N 5000 ESM装置
SPN / KJS 5000 ECM装置
TKWA / MASSデコイ発射機

ブラウンシュヴァイク級コルベットドイツ語: Braunschweig Klasse Korvette)は、ドイツ海軍コルベット。K130型コルベット(Korvetten der Klasse K130)とも。

概要[編集]

高速艇フリゲートの間を埋める艦として計画された、ドイツ海軍としては初の近代的なコルベットである。但し、艦番号はコルベットのKではなく、フリゲートを指すFで始まっている。

本級の開発は、ブローム・ウント・フォス社が輸出用に開発していたMEKO A-100型フリゲートの設計を発展させて行なわれた。MEKO型としてのタイプ・ナンバーはA-130型とされている。

船体設計にあたっては、オリジナルのA-100型と同様にステルス性への配慮が導入されており、煙突は廃されて、舷側排気方式が採用されている。艦尾の飛行甲板は中型ヘリコプターの運用に対応する大きさと強度を備えているが、ただし、有人型の艦載機はもたず、このかわりに、無人航空機(UAV)を2機搭載できるように設計されている。

本級の特徴は、

である。バルト海での哨戒・洋上阻止任務を任務としており、対潜兵器を省く一方で、新型で長射程のRBS-15 Mk.3 艦対艦ミサイルにより強力な対水上打撃力を有している。また、沿海域においては地上からの航空脅威が想定されることから、小型の3次元レーダー戦術情報処理装置近接防空ミサイルと中口径砲により、最低限の自衛防空力を備えている。

このほか、本級は、無人航空機(UAV)を搭載している点が大きな特徴である。原型となったMEKO A-100型は、有人型の中型ヘリコプターを1機搭載することができるが、本級では、コンセプト開発の結果、無人機が選択された。搭載されるUAVとしては、カムコプターS-100が想定されているが、2010年現在、まだ搭載されていない。

同型艦[編集]

ブラウンシュヴァイク級コルベットは、ロストック市に駐留する第1コルベット戦隊(1. Korvettengeschwader:2006年6月26日編成)に全艦が配備されている。

艦番号 艦名 起工 進水 就役
F260 ブラウンシュヴァイク
Braunschweig
2004年
12月3日
2006年
4月19日
2008年
4月16日
F261 マクデブルク
Magdeburg
2005年
5月19日
2006年
9月6日
2008年
9月22日
F262 エアフルト
Erfurt
2005年
9月22日
2007年
3月29日
2013年
2月28日
F263 オルデンブルク
Oldenburg
2006年
1月19日
2007年
6月28日
2013年
1月21日
F264 ルートヴィヒスハーフェン・アム・ライン
Ludwigshafen Am Rhein
2006年
4月14日
2007年
9月26日
2013年
3月21日

参考文献・外部リンク[編集]