パスファインダーRPG

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パスファインダーRPG
デザイナー ジェイソン・ブルマーン英語版
販売元 パイゾ・パブリッシング英語版
発売日 2009年8月
期間 2008年-現在
ジャンル ロールプレイングゲーム
基幹システム D20システム
運要素 サイコロ振り
ウェブサイト paizo.com/pathfinderRPG

パスファインダーRPG』(Pathfinder RPG)とは、アメリカ合衆国出版社パイゾ・パブリッシング英語版が展開しているテーブルトークRPG(TRPG)である。

概要[編集]

ダンジョンズ&ドラゴンズ』(『D&D』)第3.5版の次バージョンである『D&D』第4版は、従来のルールを一新してほぼ別のシステムのゲームとしてデザインされた。『パスファインダーRPG』はそれとは対照的に、『D&D』第3.5版のルールを突き詰め発展させたゲームであり、『D&D』第3版系列の流れを組む『D&D』第3.5版の後継と目されている。非公式に『D&D』第3.75版と呼ばれることもある。

『D&D』第3.5版のルールを継承しているため、サプリメントなど『D&D』第3.5版時代の資産を活用できるのが特徴。

2017年1月20日、パイゾ社は日本のアークライト社と、『パスファインダーRPG』とアドベンチャーカードゲームの日本語翻訳権を締結したことを発表した[1]

発売まで[編集]

『パスファインダーRPG』はその開発時において、開発途中の全てのルールをWeb上にて全世界のプレイヤーに一般公開し、テストプレイを行って貰ってその意見を製品にフィードバックするという方式を採った。

これはMMORPGなどの開発ではよくみられるが、TRPG業界においてはあまり見られない方式である。この1年間にも渡る「オープンα/βテスト」によって、『パスファインダーRPG』は新作ゲームとしては類を見ない規模と完成度を持つに至った。

ルール面の特徴[編集]

『パスファインダーRPG』のルールは『D&D』第3.5版を発展させた物である為、特徴についてもほぼそのまま継承している(『D&D』第3版の項目を参照)。ただし『D&D』第3.5版時代の煩雑なルールや技能などを一元化し、プレイを容易にするなどの改善が行われている。また、スキルの弱さや使いにくさなどからプレイヤーに不満のあったクラスに対しても、強化もしくは改良が施されている。

ラインナップ[編集]

全て英語版のみ。

基本セット[編集]

  • Core Rulebook - ゲームの基本ルール。『D&D』のPHBとDMGを併せたもの。フルカラー576ページの大著。
  • Bestiary - モンスターのカタログ。『D&D』のMMにあたる。
  • GameMastery Guide - ゲームマスター用のデータ/指南本。
  • Advanced Player's Guide - プレイヤー用の上級本。
  • Bestiary 2 - モンスターカタログその2。
  • Ultimate Magic - 魔法についての上級本。
  • Ultimate Combat - 戦闘についての上級本。
  • Advanced Race Guide - 種族についての上級本。
  • Advanced Class Guide - クラスについての上級本。

Campaign Setting[編集]

ゲームをプレイするのに役立つ世界設定など、データ本のシリーズ。ゲームマスター用。

Player Companions[編集]

設定本のシリーズその2。こちらはプレイヤー用。

Modules[編集]

単発シナリオのシリーズ。

Adventure Path[編集]

定期的に刊行されているキャンペーンシナリオのシリーズ。6冊でひとつのキャンペーンを形成する。また、神々や新しいモンスターのデータ、小規模なサブシナリオ等が掲載されている。

Pathfinder Society Scenario[編集]

ユーザー参加企画「Pathfinder Society」用シナリオのシリーズ。

その他[編集]

ゲーム用のミニチュア、アイテムカードセット、ゲーム世界を舞台とした小説などが発売されている。

関連項目[編集]

注釈[編集]