レイク・ジェニーバ・タクティカル・スタディーズ・アソシエイション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
LGTSAから転送)

レイク・ジェニーバ・タクティカル・スタディーズ・アソシエイション(LGTSA、レイク・ジェニーバ戦術研究会)は、1970年代初期を通してウィスコンシン州レイク・ジェニーバで活動していた著名なウォー・ゲーム同好会である。

当初、1970年の2月から3月頃はレイク・ジェニーバ・タクティカル・スタディーズ・アソシエイションと呼ばれていたが、数週間の内に「LGTSA」と呼ばれるようになった[1]

初期の会員はゲイリー・ガイギャックス、テリー・クンツ、ロブ・クンツ、アーニー・ガイギャックス、ジェフ・ペレン、マイク・リース、レオン・タッカー、ドン・ケイらであった[2]

サークルは通常、ガイギャックスの家の地下室で毎週会合を行った[3][4]。ブライアン・ブルームはLGTSAに1973年の夏に加入した[5]

1973年にガイギャックスとケイが『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を出版するためにタクティカル・スタディーズ・ルールズ(後のTSR, Inc.)を創立した際、社名にLGTSAの名前の一部を借用した。ブルームはその後まもなく共同経営者となった。LGTSAは『ダンジョンズ&ドラゴンズ』が出版された後も、ウォーゲームサークルとして活動し続けた。

脚注[編集]

  1. ^ Jon Peterson (2012). Playing at the World. San Diego CA: Unreason Press. p. 26. ISBN 9780615642048 
  2. ^ Ian Livingstone (August-September 1979). “White Dwarf interviews Gary Gygax”. White Dwarf (London: Games Workshop) (14): 23-24. 
  3. ^ “Gary Gygax”. The Economist. (2008年3月13日). http://www.economist.com/obituary/displaystory.cfm?story_id=10838120&CFID=17643695&CFTOKEN=eb6b0a6fe805fcd3-C484BEF6-B27C-BB00-0127F658915D58E3 2008年10月7日閲覧。 
  4. ^ Paul La Farge (September 2006). “Destroy All Monsters”. The Believer Magazine. オリジナルの2008-10-04時点におけるアーカイブ。. https://webcitation.org/query?url=http%3A%2F%2Fwww.believermag.com%2Fissues%2F200609%2F%3Fread%3Darticle_lafarge&date=2008-10-04. 
  5. ^ Jon Peterson (2012). Playing at the World. San Diego CA: Unreason Press. p. 78. ISBN 978-0615642048