ダンジョンズ&ドラゴンズ ダンジョン・コマンド

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「ダンジョンズ&ドラゴンズ ダンジョン・コマンド」(Dungeons & Dragons Dungeon Command)は、2012年にウィザーズ・オブ・ザ・コーストから発売されたボードゲームである。

概要[編集]

「ダンジョン・コマンド」は互いに組み合わせることを意図している別々のパックに来るボードゲームである。[1]背景設定は「ダンジョンズ&ドラゴンズ」のものを元にしている。

日本国内ではホビージャパンが日本語ルールを付属して販売している。

ゲームプレイ[編集]

「ダンジョン・コマンド」は2〜4人で遊べる競争のミニチュアゲームであり、カードシステムを扱って戦術的局面のゲームをプレイする。[2]

コンテンツ[編集]

ひとつのスターター・セットの箱には12体の塗装済みキャラクター・ミニチュア、[3]ダンジョンまたは野外の戦場マップを作る厚紙製の分割ボード、オーダーとキャラクターの能力が書かれたカード、そしてダメージを表すためのカウンターが入っている。[2]

シリーズ[編集]

スティング・オブ・ロルス(Sting of Lolth)
ドラウ(ダークエルフ)がテーマのボックスセット。
ハート・オブ・コアミア(Heart of Cormyr)
ヒーローがテーマのボックスセット。
ティラニー・オブ・ゴブリンズ(Tyranny of Goblins)
ゴブリンがテーマのボックスセット。
カース・オブ・アンデス(Curse of Undeath)
アンデッドがテーマのボックスセット。
ブラッド・オブ・グルームシュ(Blood of Gruumsh)
オークがテーマのボックスセット。

評判[編集]

Penny ArcadeのBen Kucheraは「ダンジョン・コマンド」を、「ダンジョンズ&ドラゴンズへの世界を取り、内外に様々な程度にズームする」ウィザーズ・オブ・ザ・コーストの『実験への愛』の一例と呼んだ。[2]WiredのDave Banksは「ダンジョン・コマンド」にこうコメントした:「これらのテンポの速い常に変化するゲームは、信じられないほどの楽しさとともに激しく満足する…そして彼らはあなたが過去にプレイした任意のD&Dのゲームとは違っている。」[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b http://www.wired.com/geekdad/2012/10/dnd-dungeon-command/
  2. ^ a b c http://penny-arcade.com/report/editorial-article/dungeon-command-is-a-pleasing-mixture-of-dungeons-and-dragons-miniatures-an
  3. ^ これまでのD&Dミニチュアと異なり、ミニチュアの種類はボックス毎に固定であり、ランダム性は排されている。

外部リンク[編集]