バンドワゴネスク

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バンドワゴネスク
ティーンエイジ・ファンクラブスタジオ・アルバム
リリース
録音 1991年4月9日 - 5月12日 リヴァプール アマゾン・スタジオ[1]
ジャンル オルタナティヴ・ロックインディー・ロックパワー・ポップ
時間
レーベル イギリスの旗クリエイション・レコーズ
アメリカ合衆国の旗DGCレコード英語版
プロデュース ドン・フレミング、ポール・チゾム、ティーンエイジ・ファンクラブ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 22位(イギリス[2]
  • 84位(オランダ[3]
  • 137位(アメリカ[4]
  • ティーンエイジ・ファンクラブ アルバム 年表
    The King
    (1991年)
    バンドワゴネスク
    (1991年)
    サーティーン
    (1993年)
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    バンドワゴネスク』(Bandwagonesque)は、イギリスオルタナティヴ・ロックバンドティーンエイジ・ファンクラブ1991年に発表したスタジオ・アルバム

    解説[編集]

    1991年、バンドは本作に先駆けてアルバム『The King』をクリエイション・レコーズからリリースしているが、同アルバムは1カ月で廃盤となっている[5]

    本作の先行シングル「スター・サイン」は全英シングルチャートで44位に達し、続いて「ザ・コンセプト」が全英51位に達した[6]。そして、本作は全英アルバムチャートで7週にわたってチャート圏内に入り、最高22位に達した[2]。1992年には「ホワット・ユー・ドゥ・トゥ・ミー」をリード・トラックとしたEPもリリースされて、全英シングルチャートで31位に達した[6]。また、本作はアメリカの『ビルボード』でもチャート入りを果たし、ヒートシーカーズでは1位、総合チャートのBillboard 200では137位に達した[4]

    スピン』誌が選出した「1991年のベスト・アルバム20」では、ニルヴァーナの『ネヴァーマインド』やR.E.M.の『アウト・オブ・タイム』を上回り、本作が1位を獲得した[7]。また、音楽評論家のJason Ankenyはオールミュージックにおいて本作に5点満点を付け、「(ニルヴァーナの)『ネヴァーマインド』に匹敵する時代のスローガンでも、(マイ・ブラッディ・ヴァレンタインの)『ラヴレス』に匹敵する音響の革命的な躍進でもないが、ティーンエイジ・ファンクラブの2作目のアルバムは、エナジーと魂を伴ったメロディと技巧の復権を予告した」と評している[8]

    収録曲[編集]

    1. ザ・コンセプト - "The Concept" (Norman Blake) - 6:07
    2. サタン - "Satan" (Teenage Fanclub) - 1:21
    3. ディセンバー - "December" (Gerard Love) - 3:02
    4. ホワット・ユー・ドゥ・トゥ・ミー - "What You Do to Me" (N. Blake) - 1:59
    5. アイ・ドント・ノウ - "I Don't Know" (Raymond McGinley) - 4:35
    6. スター・サイン - "Star Sign" (G. Love) - 4:55
    7. メタル・ベイビー - "Metal Baby" (N. Blake) - 3:39
    8. ペット・ロック - "Pet Rock" (G. Love) - 2:35
    9. サイドワインダー - "Sidewinder" (G. Love, Brendan O'Hare) - 3:03
    10. アルコホリデイ - "Alcoholiday" (N. Blake) - 5:26
    11. ガイディング・スター - "Guiding Star" (G. Love) - 2:44
    12. イズ・ジス・ミュージック? - "Is This Music?" (G. Love) - 3:20

    他メディアでの使用例[編集]

    「ザ・コンセプト」は、イギリス映画『ラン・ファットボーイ・ラン 走れメタボ』(2007年公開)[9]、アメリカ映画『ヤング≒アダルト』(2011年公開)[10]サウンドトラックで使用された。また、「ホワット・ユー・ドゥ・トゥ・ミー」はイギリス映画『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』(2013年公開)のサウンドトラックで使用された[11]

    参加ミュージシャン[編集]

    • ノーマン・ブレイク - ボーカルギター
    • レイモンド・マッギンリー - ボーカル、ギター
    • ジェラード・ラヴ - ボーカル、ベース
    • ブレンダン・オヘア - ドラムス

    ゲスト・ミュージシャン

    • ドン・フレミング - ギター、ボーカル
    • デイヴ・ブキャナン - 手拍子
    • Joseph McAlinden - ブラス、ストリングス

    脚注[編集]