ニシキギ

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ニシキギ
W nisikigi5051.jpg
ニシキギ
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : バラ類 Rosids
: ニシキギ目 Celastrales
: ニシキギ科 Celastraceae
: ニシキギ属 Euonymus
: ニシキギ E. alatus
学名
Euonymus alatus (Thunb.) Siebold
和名
ニシキギ(錦木)
英名
winged spindle、burning bush

ニシキギ(錦木、学名:Euonymus alatus)とはニシキギ科ニシキギ属の落葉低木。庭木や生垣、盆栽にされることが多い。カミソリノキとも呼ばれるが、これは茨城県栃木県塩谷郡日光市)の方言名であった(参照: #諸言語における呼称)。

特徴[編集]

日本、中国に自生する。紅葉が見事で、ニッサスズランノキ[注 1]と共に世界三大紅葉樹に数えられる[要出典]

若い枝では表皮を突き破ってコルク質の2-4枚の翼(ヨク)が伸長するので識別しやすい。なお、翼が出ないもの品種もあり、コマユミE. alatus f. ciliatodentatus、シノニム E. alatus f. striatus 他)と呼ばれる。

葉は対生で細かい鋸歯があり、マユミツリバナEuonymus oxyphyllus)よりも小さい。枝葉は密に茂る。初夏に、緑色で小さな四弁の花が多数つく。あまり目立たない。果実は楕円形で、熟すと果皮が割れて、中から赤い仮種皮に覆われた小さい種子が露出する。これを果実食のが摂食し、仮種皮を消化吸収したあと、種子をとして排泄し、種子散布が行われる。

紅葉を美しくするために西日を避けた日当たりの良い場所に植える。剪定は落葉中に行う。よく芽を付ける性質なので、生垣の場合は強く剪定してもよい。栽培は容易。

名前の由来は紅葉を錦に例えたことによる。別名ヤハズニシキギ。

諸言語における呼称[編集]

日本では以下のような方言名が存在する。

英語では winged spindle〈翼のある紡錘〉あるいは burning bush〈燃え盛る茂み〉と呼ばれる[3]

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 学名: Oxydendrum arboreumツツジ科。コーンビス (1994:143) ではスイバノキという和名がつけられている。
  2. ^ 現代ではヒガンバナ科ヒガンバナ属の草本 Lycoris sanguinea var. sanguinea の標準和名とされている[2]
  3. ^ 現代ではニシキギと同じ科の別種 Celastrus orbiculatus var. orbiculatus の標準和名とされている[2]
  4. ^ 現代ではニシキギと同属だが別種の Euonymus japonicus の標準和名とされている[2]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 八坂書房 (2001).
  2. ^ a b c 米倉浩司・梶田忠 (2003-).「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList),http://ylist.info (2019年5月28日).
  3. ^ Warren (2014).

参考文献[編集]

日本語:

  • アレン・コーンビス 著、濱谷稔夫 翻訳・監修『木の写真図鑑 完璧版日本ヴォーグ社、1994年。4-529-02356-7
  • 『日本植物方言集成』八坂書房、八坂書房、2001年、398頁。ISBN 4-89694-470-4

英語:

関連項目[編集]