セルゲイ・ナルイシキン

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ロシアの旗 ロシアの政治家
セルゲイ・ナルイシキン
Сергей Евгеньевич Нарышкин
Naryshkin Sergey Evgenyevich.jpg
セルゲイ・ナルイシキン
生年月日 (1954-10-27) 1954年10月27日(62歳)
出生地 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 ロシア共和国レニングラード
出身校 レニングラード機械大学ロシア語版英語版
前職 KGBエージェント(?)、科学・技術委員会専門官、レニングラード州政府対外経済・国際関係委員会議長、ロシア連邦政府官房副長官、官房長官、副首相、下院議長
現職 連邦対外情報庁長官
称号 名誉勲章

在任期間 2016年10月5日[1] -

在任期間 2011年12月21日 - 2016年10月5日

在任期間 2008年5月12日 - 2011年12月20日
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セルゲイ・エフゲニエヴィチ・ナルイシキンロシア語: Сергей Евгеньевич Нарышкин、ラテン文字転写の例:Sergey Yevgenyevich Naryshkin1954年10月27日 - )は、ロシア連邦政治家実業家ロシア連邦対外情報庁長官第2次ミハイル・フラトコフ内閣で官房長官と副首相を務めた後、2008年5月からはドミートリー・メドヴェージェフ大統領の下で大統領府長官、2011年12月からはロシア連邦議会下院国家会議議長を務めていた。

経歴[編集]

レニングラード(現サンクトペテルブルク)出身。1978年、無線機械技師専攻でレニングラード機械大学(現D・F・ウスチノフ名称バルト国立工科大学ロシア語版英語版)を卒業。1982年、レニングラード工業大学(現・サンクトペテルブルク工科大学)の副学長補佐となる。国家科学・技術委員会の専門官として、駐ベルギーソ連大使館経済参事官の元で働く。ある情報によれば、ベルギー派遣前に、ウラジーミル・プーチンと共にKGB赤旗大学で学び、KGBに所属したとされる。

1992年~1995年、サンクトペテルブルク市役所の経済・財政委員会の課長となり、プーチンとともに働いた。1995年~1997年、同市のプロムストロイバンク対外投資課長。

1997年~1998年、レニングラード州政府投資部長。1998年~2004年、レニングラード州政府対外経済・国際関係委員会議長。

2004年2月~3月、ロシア連邦大統領経済局副局長。同年3月~9月、ロシア連邦政府官房副長官。2007年9月13日から、ロシア連邦政府官房長官を務めた。

2007年2月15日、副首相に昇格。主にCIS域内の対外経済を担当。ドミートリー・メドヴェージェフ第一副首相およびセルゲイ・イワノフ第一副首相に次ぐ「ポスト・プーチン」の有力候補だったが、メドヴェージェフが後継者に指名された。

2008年メドヴェージェフ大統領就任に伴い、大統領府長官に任命された。

2011年12月21日に開かれたロシア連邦議会下院で、賛成238票・反対88票を得て下院議長に選出された[2]

日本との関係では、大統領府長官時代に来日している他、2012年6月、横路孝弘衆議院議長の招きで来日しており、野田佳彦首相、玄葉光一郎外相と会談している[3][4]2014年6月2日3日に来日し東京都内で開かれた文化交流イベント「ロシア文化フェスティバル」に出席した[5][6]伊吹文明衆議院議長、山崎正昭参議院議長らと会談した。

2016年9月22日、同年10月5日より次期対外情報庁(SVR)長官を務めるよう、プーチン大統領に任命され[1]、10月5日に招集されたロシア連邦議会で下院議長職を辞任した。

パーソナル[編集]

妻帯、2児を有する。名誉勲章を受章。2004年7月からロスネフチ役員。

レニングラード機械大学ロシア語版英語版の外、経済学専攻でペテルブルク国際マネージメント大学ロシア語版を卒業。英語フランス語を話す。

ロシアの政治家の中でも親日家として知られているが、北方領土問題に関しては他の政治家と足並みを揃え、日本に対し二島先行譲渡論を推奨している。

その他[編集]

2014年12月には、広島長崎への原爆投下を「人道に対する罪」として法学者による法的評価が必要との発言を行った[7]

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]

先代:
セルゲイ・ソビャーニン
ロシアの旗 大統領府長官
第12代: 2008年 - 2011年
次代:
セルゲイ・イワノフ
先代:
ボリス・グルイズロフ
ロシアの旗 ロシア下院議長
2011年 - 2016年
次代:
ヴャチェスラフ・ヴォロージン
先代:
ミハイル・フラトコフ
ロシアの旗 対外情報庁長官
2016年 -
次代:
現職