スーパーガール (スーパーマン)

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スーパーガールのコスプレ

スーパーガールSupergirl)、別名カーラ・ゾエル(Kara Zor-El)は、アメリカンコミックスーパーヒロイン。また、それを主人公にした劇場映画およびテレビドラマの題名。

人物[編集]

漫画『スーパーマン』などに登場するスーパーマンの従姉妹。

スーパーガール (スーパーマン)
出版の情報
出版者 DCコミック
初登場 Superman #123[1](1958年)
作中の情報
本名 カーラ・ゾエル
種族 クリプトン人

設定[編集]

当初はスーパーマンの従妹であったが、その後、他にも多くの設定が存在している。

旧設定
クリプトンの崩壊を生き残ったスーパーマンの従妹。本名、キャラ・ゾー・エル
クリプトン崩壊後、宇宙を漂うドーム都市として生き残ったアルゴシティで生まれ育った。そのアルゴシティが隕石群にぶつかり、地下のクリプトナイトが露出して市民が全滅の危機に陥った時、両親の計らいで従兄・スーパーマンのいる地球へと小型ロケットで脱出した。当初は孤児リンダ・リーとして暮らしつつスーパーガールとして活動するが、後にダンバース夫妻に引き取られ、リンダ・リー・ダンバースを名乗る。実の両親は、アルゴシティ崩壊後異次元空間に逃れ地球に来ても実体化できずにいたが、優秀な電気技師であるリンダの養父ダンバースの協力で実体を取り戻すことができた。やがて、二組の両親に愛されつつ大学を卒業したリンダは高校のカウンセラーとして働きながら、スーパーガールとしての活動を続けていく。
アニメ
クリプトンの双子星アルゴスの生き残り。地球では、クラーク・ケントの従妹として暮らす。
新設定
異次元世界で悪のクリプトン人に対抗するために作られた人造生命体。
劇場映画版
スーパーマンことカル・エルの従妹。クリプトンを支えるエネルギー源であるオメガヘドロンを誤って宇宙に飛ばしてしまい、それを追って地球へ。本名カーラ・ゾーエル。地球ではリンダ・リーという女学生として暮らす。
動画配信版『スーパーガール アンダーウォーターペリル ファンフィルムシリーズ』
地球では、ジャクリーン・ケント (JACKLENE KENT) またはジャック・ケント (JAC KENT) と名乗り、レイクランド (LAKELAND) 郊外で一人で暮らしている。リポーターとして働きながら、スーパーガールとしての活動を続けている。

パワーガール[編集]

初出:All Star Comics #58[2]

別世界「アース2」では、パワーガールとして登場。

『ヤング・スーパーマン』[編集]

ローラ・ヴァンダーヴォートがカル・エル(クラーク・ケント)の従姉カーラを演じた。

1989年に隕石(クリプトン星の残骸)がスモールヴィル地域に落下し、幼いカル・エル(のちのクラーク・ケント)が乗せられた小型宇宙船が不時着する。その際、別の場所に、カーラが乗る小型宇宙船も落下するが、そのまま地中に埋もれてしまい、カーラは冷凍睡眠のような状態のまま、約18年にわたって宇宙船の中に留まる。

第6シーズン最終話のある事件がきっかけで、スモールヴィル地域に地殻変動が起こり、第7シーズン第1話に宇宙船が地上に押し出され、カーラはようやく目覚める。彼女は地球に不時着した時にはすでにティーンだったが、ずっと眠っていたために歳を取っておらず、クラークの妹のようにさえ見える。

カーラはクラークとは異なり、すでに飛行能力を身に着けているなど、全体的にクラークよりも強力で、クラークをコーチするシーンもある[3]。しかし、彼女は遊び盛りで、精神的に現在のクラークより幼く、さらにジミー・オルセンやレックス・ルーサーに好意を寄せられるなどして、クラークを度々ハラハラさせる。

作品『スーパーガール』[編集]

上記のキャラクターを主人公にしたスピンオフ漫画。および、映画作品およびテレビドラマ。

劇場映画版『スーパーガール』[編集]

1984年ヘレン・スレイター主演で映画化された。映画『スーパーマン』シリーズと同時期に製作されている。ワンシーンにおいてスーパーマンのポスターが映り、ジョン・ウィリアムズのメインテーマが流れる他、ファントム・ゾーンとジミー・オルセンが登場するのみで、(位置付けとしては姉妹作だが)映画『スーパーマン』シリーズと直接的な物語の関連性はない。

スーパーガール
Supergirl
監督 ジュノー・シュウォーク
脚本 デヴィッド・オデル
製作 ティモシー・バリル
製作総指揮 アレクサンドル・サルキンド
イリヤ・サルキンド
出演者 ヘレン・スレイター
フェイ・ダナウェイ
ピーター・オトゥール
音楽 ジェリー・ゴールドスミス
撮影 アラン・ヒューム
編集 マルカム・クック
配給 アメリカ合衆国の旗 トライスター・ピクチャーズ
日本の旗 東北新社フジテレビ提供/松竹富士
公開 アメリカ合衆国の旗 1984年11月21日
日本の旗 1984年7月
上映時間 126分
製作国 イギリスの旗 イギリス
言語 英語
興行収入 $14,296,438[4]
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ストーリー[編集]

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

俳優、役名、日本語吹替の順。

その他の日本語吹き替えキャスト…中西妙子家弓家正麻上洋子山内雅人佐々木るん勝生真沙子田辺宏章秋元羊介巴菁子西村知道神代知衣羽村京子

※初回放送『ゴールデン洋画劇場』1986年5月3日。

エピソード[編集]

  • 劇場封切りはイギリスと日本では1984年7月だったが、アメリカでは当初の夏公開予定から11月に延期となった。
  • このころの原作コミックでは、胸のSマークはスーパーマンと違い左胸に小さくワッペン大だったが、この映画ではスーパーマン同様の胸全体の大きさに改変されている。(スーパーガールの登場時はSマークは胸全体の大きさであり、コミックスでのデザイン変更前に回帰した)
  • クリストファー・リーヴは本作へのカメオ出演を打診されたが、辞退した。
  • 地球人に扮した主人公が学校の女子寮に入寮した時、クリストファー・リーヴ演じるスーパーマンのポスターが映り、そのテーマ曲のメロディーが流れる。
後者は上映当事に発売されたサントラLPレコード等には未収録だったが、その後完全盤CD(外部リンク参照)が再発された時に収録されている。
  • 日本でテレビ放送された際のスレイターの吹替は、当時のアイドル石川秀美が担当した。
  • フェイ・ダナウェイ演ずるセレナのセリフの吹替は、「立腹したー」など不自然な日本語が目立った。
日本語版翻訳は額田やえ子によるもので、ジェネオン エンタテインメント発売のDVDに収録されている。ワーナー・ホーム・ビデオ発売のDVDには日本語吹替は収録されていない。
日本では映画の宣伝のほかに某テレビCMにも出演しており、ヘレン・スレイター自らスーパーガールの衣装のままプールから出てきて、全身ずぶ濡れになりながら上空に飛び立つシーンがスローモーションでゆっくり流れていた。
CM撮影の時、ヘレン・スレイター自らスーパーガールの衣装(赤のマント、赤のミニスカート付きの青色のローレグタイプの長袖ハーフネックレオタード、黄色のベルト、赤のブーツトップス)に着替え、身体にワイヤーロープを取り付けた後はそのままプールに入った。衣装着用のまま、プールに潜り全身びしょ濡れになりながら上空に向かって飛ぶポーズをつくり、その状態のまま上にゆっくり吊るし上げられた。プールから出てきても微動だにせず、長い金髪から肌、赤のマント、赤のミニスカート付きの青色のローレグタイプの長袖ハーフネックレオタード、黄色のベルト、赤のブーツトップまで全てプールの水で全身びしょ濡れになってもポーズをとり続けた。
  • ヘレン・スレイターは『スーパーガール』三部作に出演する契約を結んでいたが、結局、1作しか製作されなかった。
  • ヘレン・スレイターは後年、『ヤング・スーパーマン』でカル・エル(クラーク・ケント)の母ララ (Lara) を演じた。
  • 本作にも登場するジミー・オルセン役のマーク・マクルーアは劇場版『スーパーマン』シリーズ全5作(1978 - 2006年)に出演した唯一の俳優である。ただし、『スーパーマン リターンズ』では別の役を演じた。

動画配信版『スーパーガール』[編集]

実写ドラマ『スーパーガール アンダーウォーターペリル ファンフィルムシリーズ』【SUPERGIRL UNDERWATER PERIL FAN FILM SERIES】 として、制作、配信。

今までの作品と違うところは、主人公スーパーガールが「水中で活躍するヒロイン」として描かれていること。劇中では水中がメインとなり、プールに潜りながら戦ったり、仕掛けられた罠を外すシーンなどを前面に出して、スーパーガール役を演ずる女優には体型はもちろんのこと、長時間水中に潜り続けることが出来るのを条件に役者を選定。

通常だけでなく水中シーンでも、本来のスーパーガールの衣装を着用。 撮影では、赤のミニスカート付きの青色のローレグタイプの長袖ハーフネックレオタードを着用して、黄色のベルトで固定し、赤のブーツトップスも水中でも脱げないように固定した状態にして履いて、赤のマントも身に着けた格好のままでプールに潜って全身びしょ濡れになって演じ切らなければならない為、水泳や潜水などでも使用できるようライクラスパンデックスのものを採用。

ジャクリーン・レドゥー (Jaclyn LeDoux) が演ずる主人公は、スーパーガールの衣装(赤のマント、赤のミニスカート付きの青色のローレグタイプの長袖ハーフネックレオタード、黄色のベルト、赤のブーツトップス)着用のまま、プールに落ちて長時間敵と戦闘になったり、仕掛けられた罠を解除するために自らプールに飛び込んで、全身びしょ濡れになりながら長時間泳いで潜り続けるなど苦戦を強いられる。
一度、プールから上がって、スーパーガールのコスチューム一式をはじめ、長い金色の髪や顔、太股までプールの水で濡らし、全身びしょ濡れになった格好でプールサイドを歩いたり、敵と戦ったりする姿も見受けられる。また、敵が投げ入れた爆弾を回収する為に、再びプールに潜り、海女の要領で爆弾を回収してプールサイドに投げ込む姿も見られた。
Supergirl V: Deadly Seduction』と『Twilight Zone: The Deadly Admirer Of Supergirl』、『Supergirl VI: The Quest for Peace』では、主人公役をケイシー・アン (Kaycee Anne) が演じており、劇中では写真撮影や動画撮影を行いながら、スーパーガールの衣装(赤のマント、赤のミニスカート付きの青色のローレグタイプの長袖ハーフネックレオタード、黄色のベルト、赤のブーツトップス)着用のまま着衣水泳を行うように、自らプールに飛び込んで全身びしょ濡れになり、お風呂に入っているような感じて気持ちよく泳いだり、水中でポーズなどとったりする陽気な一面が見受けられる。
  • YouTubeでは、現在この7作品が配信されている[5]
Supergirl In The Watery Trap (2013)[6]
Supergirl: Endurance (2013)[7]
Supergirl & The Bloody Traces of Stargirl (2014)[8]
Supergirl IV: The Submerged Tangled Web (2014)[9]
Supergirl V: Deadly Seduction (2015)[10]
Twilight Zone: The Deadly Admirer Of Supergirl (2015)[11]
Supergirl VI: The Quest for Peace (2016)[12]

テレビドラマ版『スーパーガール』[編集]

2015年10月からCBSによりメリッサ・ブノワ主演でテレビドラマが開始された[1]。シーズン2からはCWで放送されることが決定している。日本ではAXNが2016年3月より放送している。

キャスト[編集]

  • カーラ・ダンバース/カーラ・ゾー=エル/スーパーガール(メリッサ・ブノワ) 日本語吹替:小松未可子
    本作の主人公。スーパーマンことカル=エル(クラーク・ケント)のいとこ。普段はキャットコー・メディアのアシスタントとして世間に溶け込んでいるが、事が起こると服を脱ぎ捨てスーパーガールに変身する。
  • ウィン・ショット(ジェレミー・ジョーダン) 日本語吹替:小林親弘
    カーラが勤めるキャットコー・メディアのITエンジニア。
  • アレックス・ダンバース(カイラー・リー) 日本語吹替:樋口あかり
    地球でのカーラの義理の姉。特異生物対策局(DEO)の捜査官。
  • ハンク・ヘンショウ(デヴィッド・ヘアウッド) 日本語吹替:広瀬彰勇
    特異生物対策局 (DEO) の長官。
  • ジェームズ(ジミー)・オルセン(メカッド・ブルックス) 日本語吹替:田村真
    元デイリー・プラネット社カメラマンで、ヘッドハンティングされてキャットコー・メディアへやってきた。カーラの秘密を知る数少ない一人。
  • キャット・グラント(キャリスタ・フロックハート) 日本語吹替:宮島依里
    キャットコー・メディアのCEO。謎のヒロインをスーパーガールと名付けた張本人。

脚注[編集]

  1. ^ Superman #123
  2. ^ All Star Comics #58
  3. ^ 結局、主人公よりも強力な補佐キャラクターがレギュラーとして登場し続けるのは脚本的に無理があるという理由で、カーラは第7シーズン限りでレギュラーから外されることになった。その後、ゲストで何度か登場している。
  4. ^ Supergirl”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年7月25日閲覧。
  5. ^ Won The U
  6. ^ Supergirl In The Watery Trap
  7. ^ Supergirl: Endurance
  8. ^ Supergirl & The Bloody Traces of Stargirl
  9. ^ Supergirl IV: The Submerged Tangled Web
  10. ^ Supergirl V: Deadly Seduction
  11. ^ Twilight Zone: The Deadly Admirer Of Supergirl
  12. ^ Supergirl VI: The Quest for Peace

外部リンク[編集]