コンプトン (カリフォルニア州)

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街にあるマーティン・ルーサー・キングの記念碑

コンプトンCompton)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州南部に位置する都市。ロサンゼルスの南に隣接する。1888年に誕生した。人口は93,493人(2000年国勢調査)。貧困の度合いが激しいこと、犯罪率が上昇を続けてきたこと、サウス・セントラルの南隣に位置することなどから、インナーシティの典型例の1つとされている。

市の人口の大半をアフリカン・アメリカンヒスパニック系が占めるため、黒人文化・メキシコ文化が大きな影響力を持っている。コンプトンは、乗馬クラブ、中高生のための天文学講座、大リーグ・アカデミーなどを売りにしている。

犯罪[編集]

コンプトンは、犯罪率がアメリカで最も高い都市の1つとして知られ、ギャング犯罪で悪名高い。

このようなコンプトンの暴力的な一面は、1980年代に、コンプトンズ・モスト・ウォンテッドN.W.A.といった地元のギャングスタ・ラップ集団が人気を集めていくと共に、全国に広まっていった。

モーガン・クイットノーによる2006年の調査では、コンプトンは全米でセントルイスデトロイトフリントに次ぐワースト4位、人口75,000人-100,000人の都市の中ではワースト1であった。特に殺人の発生率が高く(全米平均の8倍以上)、全米最悪の犯罪都市であるとされるイーストセントルイスに匹敵する悪い水準である。その殆どがギャングの抗争によるものである。

経済状況やサウス・セントラルの「貧民窟」の中心という立地によって、犯罪抑止が困難な状況にある。但し、クラックブームが吹き荒れた1980年代1990年代に比べると、犯罪の頻度は低くなっている。2005年には、コンプトンでは72件の殺人事件が発生した。銃犯罪への取り組みとして、コンプトン市民は、所有するを警察に差し出せば、様々な商品と交換することができる100ドル分の商品券を手にすることができる。2006年には、今までの2倍の保安官補佐官を動員した結果、4ヶ月で殺人件数を22件から5件にまで減少させた。

出身者[編集]