アメリカ海軍天文台

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United States Naval Observatory.aerial view.jpg

アメリカ海軍天文台(アメリカかいぐんてんもんだい United States Naval Observatory)は、アメリカ海軍の管轄下にある天文台

概要[編集]

アメリカ合衆国における最も古い研究機関の一つであり、天体観測時報の提供を行っている。

ワシントンD.C.にあり、敷地内に1974年よりアメリカ合衆国副大統領の公邸が設けられた。現在では、都市に近いために光害の影響を受けるようになっている。

1830年に「Depot of Charts and Instruments」として設立され、1842年に政府機関となっている。天文台の目的はアメリカ海軍におけるクロノメーターの調整や航法図などの整備を行うことにあった。現在地へは1893年に移転してきている。

産業が発展するにつれ、船舶以外にも時刻の正確さに対する要望が出てきた。天文台は、正確な時刻を得ることができるために、その要望に答え、電信鉄道事業に対して時報の提供を行うようになり、20世紀初めには、無線による時報サービスを行うようになった。

2006年現在でも、天文台は原子時計によって計時された時報サービスをラザフォート・アップレトン研究所と協力して行っている。GPSシステムで用いられている時刻は、この天文台の時刻を基にマイクロ秒単位で調整されている。