アサルト

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アサルト(ASSAULT)


アサルト
ジャンル シューティングゲーム
対応機種 アーケード
Wiiバーチャルコンソールアーケード
開発元 ナムコ
発売元 ナムコ
人数 1人~2人
メディア [AC]SYSTEM II基板
発売日 [AC]1988年4月
[Wii]2009年6月9日
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アサルト』(ASSAULT)は、ナムコ(現バンダイナムコゲームス)が1988年4月に発売したアーケードゲーム

概要[編集]

先端にボタンの付いた2本のレバーで自機の戦車を操作する、トップビュー(見下ろし)任意スクロールシューティングゲームである。マップ中に配置された大型砲台をすべて破壊するとステージクリアとなる。

レバーを2本用いた無限軌道(キャタピラ)車両の操作を画面回転を使って表現したために比較的判りやすく、リピーターも多かった。同じ年に、ゲームの難易度を2タイプから選択できるようになったマイナーチェンジ版として『アサルトプラス』も発表された。細部まで練りこまれたゲームバランスの良さと、単純明快なルールにより、地味ながら人気がある。

メカデザインは大河原邦男、音楽は細江慎治野口和雄が担当している。

1996年11月8日に発売されたプレイステーション版『ナムコミュージアム Vol.4』には、『アサルト』『アサルトプラス』が収録されている。

システム[編集]

ナムコのマザーボードSYSTEM II基板を使用したゲームの第一弾。このゲーム基板の持つ回転・拡大縮小機能をうまく活かし、「自機では無くフィールドを回転させる」という方法で、同基板の性能を見せつけるとともに判りやすい操作性を実現した。

2本のジョイスティックがあり、2本とも前方に倒すと前進、2本とも手前に倒すと後退。右スティックを前方に倒し、左スティックを中央のままにすると左方向に旋回しながら前進する。左右のレバーを前後逆に入れることで素早く超信地旋回することも可能で、重要なテクニックとなる。 自機を回転させる操作をすると、表示上は自機以外の敵・背景などが自機を中心に回転する。

レバーを2本とも左右同じ方向に倒すと自機が真横へ転がる。左右に押し広げると機首を持ち上げ、グレネードという広い範囲を攻撃対象とする武器を発射することができるが、この間は移動・回転ができず近距離攻撃がしにくくなるため、敵の攻撃に晒され易い。

また、マップ中に「エレベーター」と呼ばれる自機をジャンプさせる事ができる場所が存在する。自機をジャンプさせると、(地形が遠くなるために)画面が縮小して表示される。この際には使用武器がグレネードに固定され、より遠方の敵を攻撃可能。ただしエレベーターには使用回数制限がある。 うまく使えば大量の敵を倒せるが、同時に広範囲の敵に認知される。更に着地時はほぼ無防備な為、無計画にジャンプを乱発するとかえって自機を危険に晒すことになる。

途中で道に迷った場合はコンパスが表示されて、自機が進むべき方向をナビゲートしてくれる。

プレイヤーは敵大型砲台を目指して現れる敵戦車を破壊しつつ進んでいく。ステージ中では常に時間制限があり、敵の弾に当たってミスになるだけでなく、タイムが00になってもミスで自機を1機失う。タイムはステージ開始時には表示されないが、タイムオーバー99秒前になると画面中央上にそれが表示されカウントダウンが始まる。時間内にすべての敵大型砲台を破壊すれば1ステージクリアとなり、残りタイム1秒につき50点がタイムボーナスとして得点加算される。タイムが00になると同時にクリアするとタイムボーナスがフルに加算される裏技があるが、後期のバージョンやアサルトプラスでは修正されている。

アサルトは全11ステージ、アサルトプラスは『イージーアサルト』と『スーパーアサルト』の2バージョンが収録され、それぞれは全5ステージ・全10ステージクリアでエンディングとなる。アサルトプラスのみ、全面クリア時に残機ボーナスとして1機につき20万点が加算される。

敵を破壊すると残骸が残るが、この上での自機や敵の機動性能は低下する。この辺りは同社の『グロブダー』(1984年12月リリース)にも通じる。

敵戦車[編集]

敵戦車には軽戦車と重戦車がある。

軽戦車
1型戦車
自機を見つけると、破壊可能弾を撃ってくる。100点。
1型戦車改
1型戦車を改良したもので、耐久力が4倍に上昇、外観も多少変わっている。100点。
2型戦車
3体の集団で動き、自機を見つけると反転して破壊可能弾を2発セットで撃ってくる。200点。
3型戦車
不規則な移動をし、一定の周期で破壊不能弾を撃ってくる。1発で倒せないときもある。300点。
4型水中戦車
水中におり、見つけると浮上して破壊不能弾を撃ってくる。戦車の上に球状の頭部のようなものがついており、この頭部はかなり耐久力が高いが、通常弾で先に破壊するとボーナス点が入る。グレネード弾で倒すと戦車は破壊されるが、残った頭部が空中に逃走し機雷をバラまき攻撃する。500点。
101型スカウトカー
道路上を列をなして動き、一定の周期で高速な破壊可能弾を撃ってくる。道に入らなければそう怖くはないが、放っておくと他の戦車や行き止まりで団子状態となり、道以外の場所にも弾を撃って来る。500点。
501型四つ足
空中から突然現れ、ミサイルを撃ち再び浮上、を繰り返す。侵入不可能な地形に降りようとすると自爆する。200点。
重戦車
5型司令戦車
見つけると停止し、ミサイルを4発撃ってくる。このミサイルは自機を追尾してくる。大型の中では最も耐久力が低い。800点。
6型戦車
見つけると大型の破壊不能弾を縦に連射してくる。ただし、狙っているわけではない。1500点。
7型A戦車
2発のミサイルと破壊可能弾を交互に撃ってくる。画面外から撃ってくることもある。2500点。
7型B戦車
見つけると扇状に破壊可能な弾をばらまいてくる。後半は破壊不能な弾をばらまくタイプも登場する。2500点。
その他
固定砲台
ステージごとに設置されており、これをすべて破壊しなければステージクリアとはならない。自機目掛けて破壊可能な弾と破壊不能な大型の弾を各3発ずつ、同時に撃ち出す。射程はかなりの長さで、画面外からでも撃って来る。

3種類存在し、それぞれで耐久力、弾を撃つ間隔が違う。

ジェネレータ
上空を一定の軌道で動いている要塞。グレネード弾でないと倒せない。赤と黒の2色があり、前者は8発、黒は20発で倒せるが、グレネード弾の衝撃波の中央をジェネレータの中央に重なるように撃つと一発で破壊できる。砲台ではないので倒さなくてもステージクリアはできる。5000点。
トーチカ
小型の砲台。自らを中心に上下左右に弾を連射するが、ナナメには撃てず、移動も出来ない。
UFO魚雷
地中トラップ。自機が近づくと姿を現し、自機目掛けて魚雷を山なりに発射する。複数固まっている事が多く、面が進むと魚雷からレーザーをランダムにばら撒いてくる。出現地点にグレネードを撃ち込んで近づけば、魚雷を破壊可能。800点。
駐車場の車
ボーナスキャラ。6体が円状に固まっており、攻撃もしてこない。1000点。

外部リンク[編集]