むらかわみちお

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
むらかわ みちお
生誕 1964年9月26日
日本の旗 日本東京都北区
職業 漫画家
活動期間 1992年 -
ジャンル 青年漫画
代表作 『虚数霊』
宇宙戦艦ヤマト2199
公式サイト むらかわみちおWebsite 楽只堂
テンプレートを表示

むらかわみちお1964年9月26日[1] - )は、日本の漫画家東京都荒川区在住。 2012年よりニュータイプエースに『宇宙戦艦ヤマト2199』を連載。 2013年7月のニュータイプエース休刊に伴い連載の場を角川のWebコミック誌角川ニコニコエースに移すことになった。

経歴[編集]

東京生まれ[2]、埼玉育ち[3]。 自身で「本屋のない寒村で育った」と述べている。現在は東京都荒川区在住[4]

大学卒業後、広告代理店勤務や編集者業などと並行して漫画を執筆発表し続ける。 一時、亡父の跡を継ぎ電気設備メーカーの代表取締役を務めていたが、会社を廃業し、現在は漫画家を生業とする。
表千家茶道を学び、宗名は「宗迪(そうてき)」。 [5]

『宇宙戦艦ヤマト』への関与[編集]

熱烈な『宇宙戦艦ヤマト』ファンであり、業界機関誌の編集者時代に「1999年ヤマト発進200年前記念本」を自ら企画し編集者、出版社にもちかけていた。[6]

2011年、友人であり同じくヤマトファンの出渕裕が総監督を務める『宇宙戦艦ヤマト2199』で総監督からの依頼を受け、劇中のディスプレイデザインを担当した。 第3話では原画の一部を担当し[7]、レイアウト監修(『追憶の航海』ではTVシリーズスタッフの「レイアウト構成」と表記)としてクレジットされている。
総集編である劇場版『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』ではエンディングイラストも担当している。

また、総監督よりニュータイプエースでの『宇宙戦艦ヤマト2199』の公式コミカライズ担当として推薦を受け、2012年から連載を開始。[8]
掲載誌休刊後はWebへと発表の場を移したが、2017年より休載となっている[9](再開予定[10])。
コミカライズ担当として、記念切符などの各種公式企画や、BDの特典、ドラマCDのブックレットなどにイラストも提供している。

2017年より公開された続編『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』においてもモニター設定を担当。また、公式ノベライズの挿画も担当している。

2019年にKADOKAWAより発行されたムック『OUT 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 特集号』にはスタッフとして参加。

2018年、2019年には、埼玉県志木市コミュニティFM放送局「クローバーメディア」において『宇宙戦艦ヤマト』シリーズの音楽に特化した特番「ラジオ・スイート 宇宙戦艦ヤマト」(2018)、「ラジオ・スイート さらば宇宙戦艦ヤマト」(2019)を企画し、自らパーソナリティとして出演もした。

作品リスト[編集]

連載中の作品[編集]

単行本[編集]

本作品は絶版作品をWebで公開する 絶版マンガ図書館に公開されている。
  • 『虚数霊』1巻(未完)(バーズコミックス 幻冬舎 2004年7月)ISBN 978-4344804272
  • 『虚数霊』1巻(MFコミックス フラッパーシリーズ メディアファクトリー 2009年10月)ISBN 978-4840129251
  • 『虚数霊』2巻(MFコミックス フラッパーシリーズ メディアファクトリー 2010年6月)ISBN 978-4840133326
  • 『虚数霊』3巻(MFコミックス フラッパーシリーズ メディアファクトリー 2011年3月)ISBN 978-4840137812
メディアファクトリー版は、コミックフラッパーに連載された新作に加え、幻冬舎版を改稿また加筆・補筆の上、再録している。[11]
3巻は最終巻であることが明記されているが、事実上の打ち切りであり物語は収束していない[12]。本人はブログにおいて、この幕引きは予定された打ち切りに向けて周到に準備されたものではあるが、「内容は最終回ではない」「未完のまま」であると発言している。[13][14]

アンソロジー寄稿[編集]

  • 『Signal・O・E・E』(「ARIEL COMIC ACT8」朝日ソノラマ 1992年3月)
  • 『BENDER MISTERY』(「超常現象コミック シャングリラ Vol.1」桜桃書房 1992年10月)
  • 『雪蓮』(「FLAT」 ワニマガジン社 1999年10月)
  • 『ケイゾク/短篇集(アンソロジー)』(カドカワコミックス・エース・エクストラ 角川書店 2000年3月)
  • 『会戦』(「宇宙戦艦ヤマト~遥かなる星イスカンダル コミックアンソロジー」DNA media comics special スタジオDNA 2000年5月)
  • 巻末解説(「0.5 Like a balance life 2nd mix村田蓮爾作品集」ワニマガジン社 2000年6月)
  • 『女郎蜘蛛』小説、挿画(「妖怪幻燈」MdN 2004年4月)
  • 『色の行方・風の記憶』(村田蓮爾責任編集「robot」vol.5 ワニマガジン社 2006年4月)
  • 『クニノマホロバ』(「ストライクウィッチーズ 公式コミックアラカルト~いっしょにできること~」カドカワコミックス・エース 角川グループパブリッシング 2011年2月 )
  • 『ちかまわり』(「ECアンソロジー 花咲くいろは ぼんぼる!」バンダイビジュアルエモーションコミックス 角川グループパブリッシング 2011年9月)


挿画、イラストレーションなどの作品[編集]

  • 挿画『未確認武闘天使 UMA NAZUKI』 (碧星岳流/著 Eclips NOVEL 桜桃書房 1992年8月)
  • 挿画『未確認武闘天使 UMA NAZUKI 2』 (碧星岳流/著 Eclips NOVEL 桜桃書房 1993年4月)
  • 挿画『プレスタージョン戦記 神とともにあれ 』(皆川ゆか/著 小学館キャンバス文庫 小学館 1993年9月)
  • 挿画『プレスタージョン戦記2 獅子、虎に逢う』 (皆川ゆか/著 小学館キャンバス文庫 小学館 1994年2月)
  • 挿画『プレスタージョン戦記3 天の涙、地の慟哭』 (皆川ゆか/著 小学館キャンバス文庫 小学館 1994年6月)
  • 表紙画『立て!キンダーマン 実相寺昭雄官能小説シリーズ 東京デカメロン 3』(実相寺昭雄/著 風塵社 1997年05月)
  • カバー画『人とロボットの秘密』(堀田純司/著 講談社 2008年7月)
  • 挿画『三千世界の星空1 ヒーローは失業中!』(吉野匠/著 徳間ノベルズEdge 徳間書店 2008年2月)
  • 挿画『三千世界の星空2 傷だらけの女戦士』(吉野匠/著 徳間ノベルズEdge 徳間書店 2008年9月)
  • 挿画『三千世界の星空3 あの娘の武器はデンジャラス!』(吉野匠/著 徳間ノベルズEdge 徳間書店 2009年7月)
  • 挿画『三千世界の星空4 ボクラノミライ』(吉野匠/著 徳間ノベルズEdge 徳間書店 2010年4月)
  • イラスト『ストライクウィッチーズ 公式コミックアラカルト』(カドカワコミックス・エース 角川グループパブリッシング 2010年9月 )
  • イラスト『ストライクウィッチーズ劇場版』大ヒット記念 応援画集 下巻(2012年4月)
  • イラスト『アルカナハート』PS2用ゲーム特典イラスト(AQインタラクティブ)
  • 表紙画 全日本金属産業労働組合協議会機関誌「IMF-JC」
  • 記念切符イラスト「宇宙戦艦ヤマト2199原画展」記念切符「地球版」「ガミラス版」(西武鉄道 2014年4月)
  • デザイン「宇宙戦艦ヤマト2199原画展」オリジナル iPhone5s/5用 シンクロスキン(画面・筐体ラベル)
  • 記念切符イラスト「天橋立観光船✕宇宙戦艦ヤマト2199プレミアムチケット」(丹後海陸交通 2014年7月)
「【日本三景 天橋立】 × 【宇宙戦艦ヤマト2199】コラボ企画」による天橋立観光船「かもめ号」の往復記念切符。
むらかわが取材から企画・デザイン・イラストだけでなく特典のサウンド紀行の脚本・録音編集まで関わっている。
  • 挿画『小説 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』(皆川ゆか/小説 福井晴敏/ストーリー KADOKAWA 2017年10月-、既刊4巻)


参加アニメーション作品[編集]


同人作品[編集]

  • 「YAMATO 2199」(むらかわみちお党 2006年2月)
  • 「YAMATO 2201」(むらかわみちお党 2006年8月)
  • 「YAMATO REUNION」(むらかわみちお党 2006年12月)
  • 「LiNE DRIVE」(むらかわみちお党 2008年8月)
  • 「YAMATO reactivate」(むらかわみちお党 2009年4月)
  • 「Junky FUNK」(むらかわみちお党 2010年8月)
  • 「hɑɚmóʊniəm(ハルモニウム)」(むらかわみちお党 2011年12月)
  • 「RF reflections of YAMATO2199 volume.1」(むらかわみちお党 2012年12月)
『宇宙戦艦ヤマト2199』1巻と2巻のネームに本人の解説を加えたもの。
  • 「JAY WALKIN'」(むらかわみちお党 2013年8月)
  • 「RF reflections of YAMATO2199 volume.2」(ヤマトクルー 2014年1月)
『宇宙戦艦ヤマト2199』3巻と4巻のネームに本人の解説を加えたもの。
本作は2012年12月のvolume.1の続巻であるが、『宇宙戦艦ヤマト』シリーズのオフィシャルファンクラブサイト「ヤマトクルー」から刊行された。
  • 「NOVANOVA」(むらかわみちお党 2014年8月)
  • 「RF reflections of YAMATO2199 volume.3」(ヤマトクルー 2015年10月)
『宇宙戦艦ヤマト2199』5巻と6巻のネームに本人の解説を加えたもの。
volume.2に引き続き、『宇宙戦艦ヤマト』シリーズのオフィシャルファンクラブサイト「ヤマトクルー」から刊行される。


関連人物[編集]

出渕裕
野上武志
環望
峠比呂
村田蓮爾
皆川ゆか(皆河有伽)
『虚数霊』において重要な位置にある設定「虚数意識論」(MF版では「虚数精神論」とも表記)は、皆川の小説作品『運命のタロット』シリーズからの借用である。[15]
井上純弌
あびゅうきょ
むらかわの同人誌への寄稿の他、『宇宙戦艦ヤマト2199』2巻(6話)で大ゴマの背景を描いている。
吉川和篤

出典[編集]

  1. ^ むらかわみちおWebsite 楽只堂 2014年9月26日記事
  2. ^ 「東京都北区赤羽という僕の出身地」(同人誌『LiNE DRIVE』2008年むらかわみちお党)
  3. ^ むらかわみちおWebsite 楽只堂 2013年3月24日記事
  4. ^ むらかわみちおWebsite 楽只堂 2016年3月17日記事
  5. ^ むらかわみちおWebsite 楽只堂 プロフィールより
  6. ^ むらかわみちおWebsite 楽只堂 より
  7. ^ 「3話に使用する原画として発注をうけたこのパース透視の絵」むらかわみちおWebsite 楽只堂 2012年6月8日記事
  8. ^ ニュータイプエース 2012年 Vol.8 『宇宙戦艦ヤマト2199』総監督・シリーズ構成 出渕裕インタビュー
  9. ^ ニコニコ静画『宇宙戦艦ヤマト2199』第52話 末尾にて休載告知
  10. ^ むらかわみちおWebsite 楽只堂 2018年7月19日記事
  11. ^ むらかわみちおWebsite 楽只堂 2009年8月10日記事
  12. ^ むらかわみちおWebsite 楽只堂 2010年12月27日記事
  13. ^ むらかわみちおWebsite 楽只堂 2011年2月1日記事
  14. ^ むらかわみちおWebsite 楽只堂 2017年9月21日記事
  15. ^ 『虚数霊』幻冬舎版(1)p.14、MF版(1)p.72


外部リンク[編集]