西富山駅

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西富山駅
駅舎
にしとやま
Nishi-Toyama
婦中鵜坂 (2.6 km)
(3.6 km) 富山
所在地 富山県富山市寺町1186
北緯36度41分58.73秒 東経137度10分39.21秒 / 北緯36.6996472度 東経137.1775583度 / 36.6996472; 137.1775583
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)*
所属路線 高山本線
キロ程 222.2km(岐阜起点)
猪谷から33.0 km
電報略号 ニト
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
348人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1927年昭和2年)9月1日
備考 無人駅(自動券売機 有)
* 貨物列車の発着はなし。
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西富山駅(にしとやまえき)は、富山県富山市寺町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)高山本線である。

歴史

  • 1927年(昭和2年)9月1日 - 鉄道省国鉄)飛越線として富山駅 - 越中八尾駅間が開通すると同時に設置。
  • 1934年(昭和9年)10月25日 - 線路名称改定。飛越線が高山本線に編入され、当駅もその所属となる。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本およびJR貨物の駅となる。
  • 1996年平成8年)3月16日 - 貨物列車の設定廃止。これと同時に無人駅化。
  • 2000年代後半 - 高山線活性化社会実験に合わせ駅施設を改修。これまで長らく使われていなかった2番線ホームへの構内踏切の改修の他、ホーム上に新たに待合室が設置され、外のトイレもこの時新築された。

駅構造

相対式ホーム2面2線を持ち、列車交換が可能な地上駅で、北陸広域鉄道部が管理している。かつてはJR貨物の職員に窓口業務を委託していたが、貨物取扱廃止と同時に無人駅となった。1番のりばに面した駅舎内に自動券売機が設置されている。

下り本線に面する2番のりばは、一時期はおわら風の盆臨時輸送の際に富山方面行きの列車が通過・停車するのみの臨時ホームとなっていたが、2006年10月21日より高山線増発実験のため使用が再開された。車椅子の利用者などに配慮してスロープを有する構内踏切を速星方に新設している。

のりば

のりば 路線 方向 行先
1 高山本線 上り 越中八尾高山方面
2 高山本線 下り 富山方面
※以前の名残からか、現在も1番のりばは両方向の入線・出発に対応している。

利用状況

「富山県統計年鑑」「富山市統計書」によると、一日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
2004年 269
2005年 271
2006年 277
2007年 287
2008年 300
2009年 298
2010年 326
2011年 321
2012年 345
2013年 348

駅周辺

水田地帯の中を通る道路沿いに住宅地が広がる。しかし、スーパー・コンビニ等、生活に必要な商店の撤退が相次ぎ、自家用車依存の強い地域を強く印象付けている。付近の高山本線は水田の中を走り、車両の撮影には好都合で、かつては「おわら風の盆」の時期には臨時列車で様々な車種が見られたこともあり、鉄道写真を撮影するファンも多く訪れていた。前述したように商店がほとんどないため、弁当や飲み物などの事前の準備は必須といえよう。

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
高山本線
婦中鵜坂駅 - 西富山駅 - 富山駅

関連項目

外部リンク