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浜田浦駅

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浜田浦駅
駅全景(2005年4月)
はまたうら
Hama-Taura
浜厚真 (4.3 km)
(3.5 km) 鵡川
地図
所在地 北海道勇払郡むかわ町田浦
北緯42度35分26.38秒 東経141度53分1.02秒 / 北緯42.5906611度 東経141.8836167度 / 42.5906611; 141.8836167
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 日高本線
キロ程 27.0 km(苫小牧起点)
電報略号 ハウ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1959年昭和34年)12月18日[1]
備考 無人駅
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浜田浦駅(はまたうらえき)は、北海道胆振総合振興局勇払郡むかわ町田浦にある北海道旅客鉄道(JR北海道)日高本線である。

一部の列車は当駅を通過するが、1日あたり上下合わせて12本の列車が停車している[2]

歴史

1975年の浜田浦駅と周囲約1km範囲。右が静内方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
2021年7月、JR北海道からむかわ町に対し、当駅を廃止する意向であることが通知され、その後2022年6月から7月にかけて行われた住民説明会において、当駅を廃止することで住民側と合意した[2]。竹中喜之むかわ町長によると、JR北海道から2023年(令和5年)4月1日に当駅を廃止する予定であると伝えられたことを定例町議会で明かした。

駅名の由来

田浦地区の海岸寄りにあるため「浜」を冠した[3]

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の南西側(鵡川方面に向かって右手側)に存在する。転轍機を持たない棒線駅となっている[4]

開業時からの無人駅苫小牧駅管理)[5][2]で駅舎は無いが、ホームから少し離れた位置にコンクリートブロック造りの小さな待合所を有する[6]

利用状況

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、乗車人員と降車人員が同一であると仮定し、2で除算した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
1981年(昭和56年) (2) [7] 1日乗降人員:4
1992年(平成04年) (3) [4] 1日乗降人員:6
2015年(平成27年) 「10名以下」
2016年(平成28年) 1.2 [JR北 1]
2017年(平成29年) 1.6 [JR北 2]
2018年(平成30年) 2.4 [JR北 3] 北海道胆振東部地震の影響により、8月末に実施された臨時調査の結果を使用。
2019年(令和元年) 2.2 [JR北 4]
2020年(令和02年) 2.4 [JR北 5]
2021年(令和03年) 2.4 [JR北 6]

駅周辺

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
日高本線(一部列車は当駅通過)
浜厚真駅 - 浜田浦駅 - 鵡川駅

脚注

出典

  1. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、861-862頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b c d “日高線の浜田浦駅 来年4月1日に廃止”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2022年9月21日). オリジナルの2022年9月22日時点におけるアーカイブ。. https://archive.ph/hBDMi 2022年9月24日閲覧。 ※電子版会員限定記事。全文閲覧には会員登録が必要
  3. ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、89頁。ASIN B000J9RBUY 
  4. ^ a b 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)100ページより。
  5. ^ 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社2011年6月発行)150ページより。
  6. ^ 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)343ページより。
  7. ^ 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)100ページより。

JR北海道

  1. ^ "駅別乗車人員(2016)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. p. 10. 2018年8月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月17日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明)
  2. ^ "日高線(苫小牧・鵡川間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道. 2 July 2018. p. 3. 2018年8月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月17日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明)
  3. ^ 日高線(苫小牧・鵡川間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  4. ^ 日高線(苫小牧・鵡川間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月4日閲覧。
  5. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
  6. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。

関連項目

外部リンク