本仏寺 (杉並区)

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本佛寺
所在地 東京都杉並区梅里1-1-12
山号 安楽山
宗派 日蓮宗
本尊 十界諸尊
創建年 寛永8年(1631年
開山 修行院日通
法人番号 7011305000454 ウィキデータを編集
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本佛寺(ほんぶつじ)は、東京都杉並区にある日蓮宗寺院

概要

1631年寛永8年)、修行院日通によって開山された[1]。元々は武蔵国豊島郡谷中村(現・東京都台東区谷中)に位置していたが、1689年元禄2年)の火災で焼失し、翌年に武蔵国葛飾郡本所出村(現・東京都墨田区太平)に移転した[2][1]

江戸時代、当寺に安置している鬼子母神像は「子授け・開運鬼子母神」と呼ばれ、真源寺台東区入谷)と法明寺豊島区雑司が谷)とともに「江戸三大鬼子母神」の一つ[3]として、大いに賑わっていた[2][4]

1923年大正12年)の関東大震災で焼失し、19年後の1942年昭和17年)に現在地に移転して再建した[5]

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b むかし墨田にあったお寺 1983, p. 11.
  2. ^ a b 大谷光男、嗣永芳照 著『杉並区史跡散歩 (東京史跡ガイド15)』学生社、1992年、23-24p
  3. ^ 現在の三大鬼子母神は当寺が外され、法華経寺千葉県市川市)が入っている。
  4. ^ 112 本仏寺【寺院】(梅里1丁目1番12号)杉並区教育委員会事務局生涯学習推進課文化財係
  5. ^ 安楽山本佛寺日蓮宗東京都西部宗務所

参考文献

  • 大谷光男、嗣永芳照 著『杉並区史跡散歩 (東京史跡ガイド15)』学生社、1992年
  • 墨田区教育委員会社会教育課編集『むかし墨田にあったお寺』墨田区教育委員会社会教育課、1983年3月、11頁。 

関連項目