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広電廿日市駅

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広電廿日市駅
ひろでんはつかいち

Hiroden-hatsukaichi -
M31山陽女子大前 (0.7 km)
(0.8 km) M33廿日市市役所前
所在地 廿日市市廿日市二丁目
北緯34度21分23.81秒 東経132度20分10.42秒 / 北緯34.3566139度 東経132.3362278度 / 34.3566139; 132.3362278 (広電廿日市駅)
駅番号  M32 
所属事業者 広島電鉄
所属路線 宮島線
キロ程 9.9 km(広電西広島(己斐)駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 相対式2面2線
乗降人員
-統計年度-
2,651人/日
-2008年(平成20年)-
開業年月日 1924年大正13年)4月6日
乗換 山陽本線西日本旅客鉄道廿日市駅
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ホーム。左が西広島方面。そのすぐ裏に見える建物が広電専用の変電所
駅北側入口
旧変電所

広電廿日市駅(ひろでんはつかいちえき)は広島県廿日市市廿日市二丁目にある広島電鉄宮島線である。

駅構造

相対式ホーム2面2線の地上駅昭和初期の雰囲気を今に伝える広島電鉄唯一の木造駅舎は貴重な建物。駅の宮島口寄りに踏切がある。宮島口方面ホームの宮島口寄りに駅舎がある。以前は、改札で運賃収受をしたが、現在は車内で支払う。また、2003年平成15年)までは隣接して商店が存在した。2009年(平成21年)10月26日のダイヤ改正により、平日朝ラッシュ時の折り返し電車が再び設定された。

駅周辺

付近は住宅街であり、北側にJR廿日市駅がある。市名と同じ「廿日市」を名乗ってはいるが、行政機関などが集まる市の中心部へは隣の廿日市市役所前駅が最寄である。南にしばらく行くと国道2号があり、店舗が立ち並ぶ。さらに南下すると瀬戸内海が見える。海沿いは工業地帯となっている。

  • JR山陽本線 廿日市駅(徒歩3分)
  • 廿日市港
  • 木材港
  • 廿日市警察署
  • 廿日市小学校
  • 中央公民館
  • 中国醸造
  • 広島電鉄廿日市変電所(西広島方面ホーム裏)
駅から西広島方向に150mほどの線路沿いに、旧廿日市変電所があった。1922年大正11年)に建設されてから2008年(平成20年)3月の新変電所稼動開始まで電気を供給していた。1945年昭和20年)8月6日に広島に原爆が投下され、壊滅的な被害を受けながらも3日後に運転が再開できたのは廿日市変電所が残ったからである。
赤煉瓦造りの貴重な建物であり、保存を望む声も多かったが、2009年(平成21年)3月に解体された。跡地は駐車場になっている。

利用状況

年度 1日平均
乗降人員
1994年 2,805
1995年 2,717
1996年 3,065
1997年 2,802
1998年 2,701
1999年 2,714
2000年 2,465
2001年 2,603
2002年 2,649
2003年 2,710
2004年 2,511
2005年 2,529
2006年 2,548
2007年 2,619
2008年 2,651

歴史

  • 1924年大正13年)4月6日 廿日市町として開業。
  • 1931年昭和6年)2月1日 電車廿日市に改称。
  • 1961年(昭和36年)6月1日 広電廿日市に改称。
  • 1998年平成10年)8月31日 朝ラッシュ時の廿日市駅折り返し電車廃止。
  • 2005年(平成17年)11月30日 廿日市駅窓口業務廃止。
  • 2012年(平成24年) JR廿日市駅の工事と合わせJR廿日市駅と広電廿日市駅の道をつなぐ工事と合わせて、2012年から、広電廿日市駅の工事開始。(完成時 JR廿日市駅のまっすぐいけるように、駅を移動させる)駅前広場建設。

関連項目