平壌駅

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平壌駅
平壌駅概観
평양
ピョンヤン
Pyongyang
所在地 朝鮮民主主義人民共和国の旗平壌市中区域駅前洞
北緯39度0分17秒 東経125度44分11秒 / 北緯39.00472度 東経125.73639度 / 39.00472; 125.73639 (平壌駅)
所属事業者 朝鮮民主主義人民共和国鉄道庁
駅構造 地上駅
開業年月日 1906年4月3日
乗入路線 5 路線
所属路線 平南線
キロ程 0.0 km(平壌起点)
(? km) 普通江
所属路線 平義線京義線
キロ程 0.0 km(平壌起点)
(? km) 西平壌
所属路線 平釜線(京義線)
キロ程 0.0 km(平壌起点)
(2.6 km) 大同江
所属路線 平羅線
キロ程 0.0 km(平壌起点)
(? km) 西平壌
所属路線 平徳線
キロ程 0.0 km(平壌起点)
(2.6 km) 大同江
乗換 平壌地下鉄千里馬線 栄光駅
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平壌駅
各種表記
ハングル 평양역
漢字 平壤驛
発音 ピョンヤンニョク
日本語読み: へいじょうえき
英語: Pyongyang station[1]
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平壌駅(ピョンヤンえき)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)平壌市中区域にある朝鮮民主主義人民共和国鉄道庁である。日本統治時代日本語読みの「へいじょうえき」(旧仮名遣:へいじやうえき)であった。地下鉄栄光駅と相互乗換駅である。

概要

北朝鮮最大の駅であり、国内線の主な方面は、定州新義州方面、南浦方面、沙里院開城方面、咸興羅津方面であるが、北朝鮮国内の各方面に路線が繋がっている。北京北京駅)、モスクワヤロスラフスキー駅)を結ぶ国際列車の始発・終着駅となっている。この駅から出発する列車はすべて寝台車で構成された特急列車である。

利用できる路線

朝鮮民主主義人民共和国鉄道庁
平南線 - 南浦方面
平義線京義線) - 新義州方面
平釜線(京義線) - 開城方面
平羅線 - 羅津方面
平徳線 - 徳川方面

※平南線は、当駅方面の路線の他、普通江(ポトンガン)駅から平義線・西平壌(ソピョンヤン)駅に短絡する線路(短絡線)がある。

駅構造

地平駅。日本統治時代には二階建ての洋風建築の駅舎が建っていたが、朝鮮戦争の際に破壊された。その為に戦後、広い構内を有し、スターリン様式の巨大な駅舎(地上3階、地下1階建て)を持つターミナル駅として再建された。

地下1階に内閣官僚専用切符売り場、1階に待合室・トイレ・切符売り場・検札所がある。2階には鉄道線事務所があり、3階に駅務室がある。

プラットホームは5番線まであり、特に1番線はホームの幅が広くとられている。

駅周辺

旧来の平壌市街地の南西端に位置する。周辺は北党中央委員会の上級幹部や官僚が相当数居住しており、高層マンションや一般住宅など総合的な施設が集中している。平壌で万寿台の次に重要な地域となっている。

東側(駅舎側)

西側(駅裏)

歴史

隣の駅

朝鮮民主主義人民共和国鉄道庁
平南線
平壌駅 - 普通江駅
平義線(京義線)
平壌駅 - 西平壌駅
平釜線(京義線)
平壌駅 - 大同江駅
平羅線
平壌駅 - 西平壌駅
平徳線
平壌駅 - 大同江駅

関連項目

脚注

  1. ^ マッキューン=ライシャワー式の表記。韓国では文化観光部2000年式を使用しているため、都羅山駅などの駅名標には"Pyeongyang"と表記されていることがある。

外部リンク