岡迫亘弘

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岡迫 亘弘(おかせこ のぶひろ)とは、日本アニメータースタジオ・ヴィクトリー代表である。男性

略歴

1958年に東映動画(現:東映アニメーション)に入社したのち旧虫プロダクションのアニメーターを経て日本放送映画(後の東京テレビ動画→日本テレビ動画)に移籍。『戦え!オスパー』や『夕やけ番長』などの演出・作画を経て独立。独立後はフリーを経て土田プロダクションで『キャプテン翼』などでキャラクターデザイン・作画監督を務めた後、1987年に作画スタジオであるスタジオ・ヴィクトリーを設立し同社の代表に就任した。

また、70年代は実写特撮作品にもキャラクターデザイナーとして参加したこともあった。『正義を愛する者 月光仮面』に参加したことをきっかけに、この作品を制作した広告代理店萬年社の依頼で、同じ川内康範原作の『レインボーマン』や『ダイヤモンド・アイ』、東宝の『流星人間ゾーン』、日活の『電撃!!ストラダ5』などの実写特撮作品のキャラクターデザインも担当した[1]

担当作品

脚注

  1. ^ 『レインボーマン ダイヤモンド・アイ コンドールマン大全 70's川内康範ヒーローの世界』(双葉社)の岡迫亘弘のインタビューより(p107~)。岡迫の発言によれば、これらの作品では主に主人公のキャラクター(変身後のヒーロー)のみのデザインしたらしい。ただし『レインボーマン ダイヤモンド・アイ コンドールマン大全…』のp5によると『ダイヤモンド・アイ』のみ敵のキャラクターも岡迫のデザインの可能性があるとの記述がある(デザイン画も掲載)。