奥寺佐渡子
奥寺 佐渡子(おくでら さとこ、女性、1966年 - )は、日本の脚本家。岩手県出身。東海大学文学部卒業。
1980年代半ばに「鳩よ!」にて詩人としてデビュー。石油会社に勤務するかたわら深夜ラジオなどの台本を書き続け、1993年に相米慎二の『お引越し』で脚本家デビュー。1995年には『学校の怪談』で日本アカデミー賞脚本賞受賞。1998年には文化庁新進芸術家在外研修員としてアメリカに留学。2010年には『サマーウォーズ』で第9回東京アニメアワード個人賞(脚本賞)を受賞している。2012年、『八日目の蝉』で第35回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞[1]。
主な作品
映画
- お引越し(1993年)
- 人間交差点 雨(1993年)
- よい子と遊ぼう(1994年)
- 学校の怪談(1995年)
- 学校の怪談2(1996年)
- 学校の怪談4(1999年)
- コンセント(2001年)
- 魔界転生(2003年)
- 花(2003年)
- SEVEN ROOMS 「ZOO」より(2005年)
- しゃべれどもしゃべれども(2007年)
- 怪談(2007年)
- パーマネント野ばら(2010年)
- 八日目の蝉(2011年)
- 軽蔑(2011年)
- 魔女の宅急便(2014年)
- バンクーバーの朝日(2014年)
- マエストロ!(2015年)
テレビドラマ
- お茶の間(1993年)※初の連続テレビドラマ。
- 薔薇の殺意〜虚無への供物(1997年)
- ドンウォリー!(1998年)
- 夜行観覧車(2013年)
- Nのために(2014年)
アニメ映画
- 時をかける少女(2006年)
- サマーウォーズ(2009年)
- とある飛空士への追憶(2011年)
- おおかみこどもの雨と雪(2012年)
テレビアニメ
- ミヨリの森(2007年)
著書
- 主婦は八百屋に娘は水に(詩集・1986年)
脚注
- ^ 日本アカデミー賞公式サイト 第35回日本アカデミー賞優秀賞発表! 2012年3月3日参照。
参考文献
- 『時をかける少女 NOTEBOOK』ニュータイプ編、角川書店、2006年。ISBN 4-04-853989-2
- 奥寺佐渡子インタビュー