奉納

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奉納(ほうのう)とは、氏子檀家が神仏を敬い、また鎮め愉しませる目的のため、人々にとって「価値のあるもの」を供物として神仏(お墓なども含む)に捧げる宗教的な行為のことをいう。

解説

奉納に用いられる対象は、必ずしも食物や酒、金銭や宝物などといった「物質」を納めることにかぎらず、一般的にはむしろ神楽謡曲、踊りや武芸山車または神輿などの練り巡行といった「行為」で捧げることも多い。

また古来においては、「生贄」や「人柱」などといった風習も残酷ではあるが、これもまた奉納のひとつの姿であるといえる。

主な奉納の例としては、鳥居灯籠絵馬算額護摩木などの他に、歌手音楽家などが楽曲演奏を実演し、神仏に捧げる例も見られる。

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