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国府町 (徳島県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こくふちょう
国府町
廃止日 1967年1月1日
廃止理由 編入合併
国府町徳島市
現在の自治体 徳島市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 四国地方
都道府県 徳島県
名東郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
隣接自治体 徳島市・板野郡藍住町名西郡石井町
国府町役場
所在地 徳島県
座標 北緯34度04分17秒 東経134度28分58秒 / 北緯34.07136度 東経134.48269度 / 34.07136; 134.48269 (国府町)座標: 北緯34度04分17秒 東経134度28分58秒 / 北緯34.07136度 東経134.48269度 / 34.07136; 134.48269 (国府町)
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国府町(こくふちょう)は、徳島県名東郡にあったである。

1967年1月1日徳島市編入された。大字は全て「国府町〜」という冠称が付き、全域が国府町と呼ばれる。市内の他のと同等に扱われることもあるが[1][2]、本来は町に同等なのは国府町内の各大字である。現在の徳島市の地区分けでは、北から北井上地区南井上地区国府地区の3地区に分かれる。かつての地区分けでは全域を国府地区とする文献もある[2]

地理

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北縁を流れる吉野川と、その支流で南東縁を流れる鮎喰川に挟まれた低地である。

地形

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標高 解説
気延山 212m 源義経ゆかりの地。麓には阿波史跡公園がある。
辰ヶ山 197m 名西郡入田村との境界に位置した山。
河川 解説
吉野川 四国三郎の名で有名。一級河川
鮎喰川 吉野川の支流。
飯尾川 鮎喰川の支流。
逆瀬川 飯尾川の支流。
西大堀川 飯尾川の支流。
東大堀川 飯尾川の支流。

隣接していた自治体・地区

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合併時。ただし、国府町の徳島市編入以来、周辺での合併等はない。

徳島市・板野郡藍住町名西郡石井町

現在の地区と町

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人口は徳島市による推計[3](2011年6月)。大字名からは冠称「国府町」を省略。徳島市編入前の大字とは一部相違がある。

地区 人口 大字
北井上地区 04,388 竜王 芝原 佐野塚 西黒田 東黒田
南井上地区 06,029 川原田 東高輪 西高輪 日開 池尻 花園 敷地 井戸 桜間
国府地区 12,915 矢野 西矢野 延命 府中 観音寺 早淵 南岩延 和田 北岩延
23,332

歴史

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年表

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市町村の変遷

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–1889 1889– 1908– 1948– 1955– 1967– 地区・郡
名東郡 祖母ヶ島村 藍園村 藍住町 板野郡
芝原村 東黒田村 西黒田村 佐野塚村 北井上村 国府町
(新)
徳島市 北井上地区
井戸村 花園村 東高輪村 西高輪村 日開村 池尻村 敷地村 川原田村 桜間村 南井上村 南井上地区
観音寺村 府中村 中村 矢野村 延命村 早淵村 和田村 南岩延村 北岩延村 国府村 国府町(旧) 国府地区
名西郡 矢野村 入田村(新)
入田村(旧) 入田地区

交通

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府中駅

鉄道

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道路

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施設等

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教育機関

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宗教施設

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史跡・博物館

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その他

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画像

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出身者

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現在の(1955年以降の)国府町に相当する場所の出身者を記す。

脚注

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  1. ^ 徳島市生活環境課「ごみ収集日程表」
  2. ^ a b c 河野幸夫『徳島 城と町まちの歴史』1982年 聚海書院
  3. ^ 徳島市:人口・世帯数 - 徳島市情報推進課
  4. ^ 鮎喰川水争い、農民が調査員を連れ去る『大阪毎日新聞』昭和2年8月3日(『昭和ニュース事典第1巻 昭和元年-昭和3年』本編p500 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  5. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、104頁。ISBN 978-4-10-320523-4 

関連文献

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  • 『国府町勢要覧』名東郡国府町、1936年。NDLJP:1456730 

関連項目

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