コンテンツにスキップ

ルルーシュ・ランペルージ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。西島光洋 (会話 | 投稿記録) による 2012年6月1日 (金) 13:59個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎スーパーロボット大戦シリーズ)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ルルーシュ・ランペルージLelouch Lamperouge)は、アニメ作品『コードギアス 反逆のルルーシュ』に登場する架空の人物であり、同作品の主人公でもある(福山潤、少年時代は大原さやか)。

個人データ

  • 誕生日:皇暦2000年12月5日
  • 血液型:A型
  • 身長:178cm

人物

本名はルルーシュ・ヴィ・ブリタニア(Lelouch vi Britannia)。黒髪とを持つ。神聖ブリタニア帝国の第11皇子・第17皇位継承者として生まれる。

過去の経歴

幼少時、襲撃で母マリアンヌが死去、妹ナナリーは歩行能力を奪われると共に視力を失った。その後ナナリーと共に人質(外交手段)として日本へ送られる。そこで出逢った枢木家の枢木スザクと、最初は対立していたが、次第に親友となっていった[1]。だが、間もなく行われたブリタニアの日本侵攻により、自身の名前を奪われ、スザクとも離れ離れになる。それらの出来事がブリタニアに対する憎悪と復讐心を芽生えさせる。

戦後はアッシュフォード家の庇護の下、素性を隠して過すこととなった。後にアッシュフォード学園に入学、生徒会副会長を務めるが、真面目ではなく授業ではいつも気付かれないように寝ており、リヴァルに連れられ賭けチェスに興じている。

得意スキル

類稀な頭脳を誇り、ゲーム(特にチェス)を得意とし、戦闘ではギアスを中心に据えた戦略を立てて戦う。「戦略が戦術に負けることはない」という持論を持つが、スザク等のエース級パイロットを前にその持論を覆された経験もある。「王が動かなければ部下が付いてこない」という信念から、黒の騎士団の作戦時には指揮官としてだけでなく、自ら陣頭に立って作戦を遂行する。想定外(イレギュラー)の事態に弱く、言動が予測できない者や言うことを聞かないものを苦手としており、その際は非常に狼狽し思考が追いつかなくなっている。特にミレイは苦手な人間の筆頭であり、彼女が考案した突拍子もないイベントには散々振り回されている。逆に、理性的な人間に対する対応は得意で、自分の発言に対する相手の反論などを予測し、ビデオ録画を駆使したトリックで相手を罠に嵌めるという手法で追い詰めたこともある。

苦手スキル

持久力や体力は非常に低く、ナイトオブセブン歓迎会では走りにくい衣装を纏っていたカレンやミレイ以下の走力であった。ナイトメアフレームの操縦技術はそれなりに高いらしい[2]が、汎用機体である無頼などに搭乗している時はエース級のパイロットに撃墜される事も多かった。反面、ガウェインや蜃気楼など、機体性能が高いもののコントロールが忙しく、未来予測に基く複雑な操作が要求されるKMFの操縦は得意で、それに乗ることで何とか前線で戦うことが出来ていた。

眉目秀麗ゆえ学園では1年で100人以上のファンがつくほど女子からの人気は高いが、本人は恋愛には奥手な上にかなり鈍感であり、シャーリーにキスされるまで彼女が自分に好意を抱いていたのに気付いていなかった。

行動原理

戦闘では結果を重視し、基本的に人的損失に関しては非情だが自分の息のかかった仲間には必ずしもその限りではない。しかし、ナナリーの安全を最優先事項に据えた行動原理のために、ブラックリベリオン時には黒の騎士団面々を見捨てるに等しい行動を取った事で、後に信頼の低下を招いている。かように、ナナリーやかつて親友だったスザクなど、プライベートで心を許した人間には非情になれない性質であり、特にユーフェミアの死(後述)を経るまでスザクには最後まで非情になれなかった。

打倒ブリタニアと並行して、マリアンヌの死の真相究明及びナナリーが安全に過ごせる世界を作り上げる事が彼の根本的な行動原理である。特にナナリーの幸福に関しては、ブリタニア打倒の目的とも密接に直結しており、あらゆる事態において最優先に彼女を案じる[3]。ナナリーが自分の意思でエリア11の総督に就いた時にはこれまでの行動の意義を失い自暴自棄になったが、自身の戦いがナナリーのためだけにあるのではないことを悟るようになった他、最終局面において彼女が敵として立った際にはナナリーと対立する道を選んだ。

アニメ版での活躍

コードギアス 反逆のルルーシュ

17歳の時、賭けチェスの帰りにテロリストのゲットー襲撃に巻き込まれ謎の少女C.C.と出会い、彼女から異能の力・ギアスを授けられたことをきっかけに、素顔を仮面とマント[4]で隠したテロリスト・「ゼロ」として、私設軍隊「黒の騎士団」を結成し、ブリタニア帝国に反逆を引き起こす。自分たちのことを「武器を持たない者の味方」と標榜したが、目的のためには手段を選ばない非情な作戦も数多く行った。

マオとの対決などの事態には冷静さを失う事も多々ありながらも、黒の騎士団結成後着々と勢力を拡大し独立国家建設を目指していくが、異母妹ユーフェミアの「行政特区日本」設立宣言により窮地に立たされる。

ユーフェミアを陥れようとするも、彼女の真意を聞き和解を決意するが、その矢先に暴走したギアスで冗談で口にした「日本人を殺せ」とユーフェミアに命じてしまったことで、日本人虐殺の惨劇を生み出してしまう。事態を収拾するため、ユーフェミアを殺したことでスザクと決別、民衆の前で「合衆国日本」の設立を宣言した後、決起したイレヴンの暴徒を吸収した黒の騎士団を率いてブラックリベリオンを引き起こす。戦闘の最中にナナリーがV.V.にさらわれたため、指揮を放棄して神根島に向かう。神根島まで追ってきたジェレミアをC.C.に任せ遺跡の内部へ進むが、そこで追ってきたスザクによって素顔を暴かれ、自分の理念と存在を否定したスザクと対峙する。

コードギアス 反逆のルルーシュR2

神根島にてスザクに敗北し捕らえられ、実父である皇帝・シャルルの下に連行される。その際、父のギアスにより「自分が皇子であること」「自分がゼロであること」「マリアンヌとナナリーに関すること」の記憶を書き換えられ、自身の監視役である偽りの弟・ロロと共に暮らし、再び学園に通う。しかしブラックリベリオンの約1年後にバベルタワーで再会したC.C.により全ての記憶とギアスを取り戻し、再びゼロとして黒の騎士団を率いる。

ブリタニアとの全面戦争のための戦力増強と、皇帝シャルルの野望の裏にあるギアスの研究組織「ギアス嚮団」の制圧・利用を目的として、嚮団の本拠地があるとされる中華連邦へ亡命。武官・黎星刻との対決・共闘を経ての中華連邦中枢との同盟、ロロによるシャーリー殺害に端を発したギアス抹消を目的としたギアス嚮団壊滅作戦を行った後、合衆国日本と合衆国中華を中心とする、ブリタニアに匹敵する連合国家「超合集国」を建国する。

第二次トウキョウ決戦でナナリーがフレイヤの爆発に巻き込まれたのちの団員を顧みない命令と、自身の素性とギアスの情報をシュナイゼルに暴露されたことにより団員達の裏切りに遭い粛清されかける(この際に自分と共に死のうとしたカレンを敢えて突き放すことで守る)。ロロの捨て身の行動によって救われた後、全ての元凶である父・シャルルを倒すため思考エレベーター(アーカーシャの剣)に赴き、Cの世界でシャルルと対峙。そこでシャルルの真の目的を知ると共に、アーニャの中に潜んでいたマリアンヌと再会。彼女の死の真相や二人の悲願を知るに至るが、二人の望んだ"優しい世界"は「自分に優しい世界」だと否定し、神(=集合無意識)にギアスを掛け、C.C.もルルーシュ達に同意したことで勝利する。これ以降、右目にもギアスの紋様が浮かび上がるようになる。

1ヶ月後、「ゼロレクイエム」決行の為に神聖ブリタニア帝国・帝都ペンドラゴンに現れ、その場にいた者たちをギアスで制圧し、神聖ブリタニア帝国第99代唯一皇帝“ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア”として即位する。即位後は、貴族制度の廃止、歴代皇帝陵の破壊、財閥解体、各エリアの開放など歴代皇帝が行ってきたのと全く正反対の政治を実行。ナンバーズからは正義の皇帝と崇められ、即位間も無くしてブリタニアの文化を全て破壊した皇帝として歴史に名を残す。

その後、フレイヤの爆発を免れていたナナリーを皇帝候補とするシュナイゼルと黒の騎士団との対決で、シュナイゼルを「ゼロに仕えよ」というギアスで掌握し、最後にして最大の敵となったナナリーと対峙する。自身と同じく世界の憎しみを自分達に向けようとしたナナリーの意図を酌んで彼女にギアスを掛けダモクレスの鍵(フレイヤの発射スイッチ)を奪取し、ダモクレスとフレイヤの完全掌握によって世界征服を完了させる。戦後、ブリタニア皇帝・超合集国最高評議会議長・黒の騎士団C.E.O.の地位となり、世界を独裁政治で支配することで全ての憎しみを向けられた存在となった自分を、「ゼロ」となったスザクに討たせることで「ゼロレクイエム」を完遂させた。アニメ本編やその他のメディアにおけるいくつかの描写からルルーシュの生存を信じるファンもいるが、スタッフによる明言はされていない。

その他メディアでの描写

小説版

STAGE0
彼がスザクと出会った頃の話が語られる。表向きは日本へ留学しにやって来た皇族という事になっていたが、その時点で皇位継承権は剥奪されていた。
境遇は決して良くなく、当初はスザクと喧嘩するなど仲が悪かったが、町の子供達に殴られる所をスザクに助けられた事や、ナナリーがスザクに対して心を許した事などで親友となる。しかしルルーシュは、当時の世情からスザク以外の人間には心を許さなかった。ゲンブが、ルルーシュとナナリーの命をブリタニアへの交渉材料にしようとしており、スザクがナナリーを守る為にゲンブを殺したことに、当時のルルーシュは気付けなかった。
後日、アッシュフォード家の者と合流、彼らがルルーシュとナナリーを守る為に「誘拐」を決行しようとしていたこと、日本側と話をつけたことを知る。ルルーシュとナナリーの立場はさらに危険となっており、アッシュフォードの工作で皇子ルルーシュと皇女ナナリーを死亡させ、身分と名前を捨てる事となる。日本とブリタニアの戦争が始まる数ヶ月前の話だった。
STAGE1以降は本編準拠。ランスロットの騎士がスザクだと知らず、コーネリアがランスロットを使いたがらない理由を読めなかった。また、最終巻では彼の生存を示唆する描写がある。
「ナイトオブラウンズ」
幼い当時は人見知りが激しく、マリアンヌに連れられてコーネリア、ノネット、ベアトリスと会うもコーネリアにしか懐かなかった。
後の歴史家が「暴君」と評したのはシャルルではなくルルーシュであったことが語られている。

ピクチャードラマ

DVD1巻
ナナリーと一緒に枢木家の土蔵へ送られてそこでスザクに出会い、彼と殴り合いになるという最悪な出会い方をする。また、ルルーシュの独白ではスザクを「最初の友達であり、最悪の敵となる男」と表現している。
DVD4巻
凝った料理の数々から料理上手な面が伺える。またナナリーにC.C.の事をどう言い訳しようか、悩む様子も描かれている。
DVD7巻
男女逆転祭りで女装を披露するも終始嫌がっていた。外見はほぼ完璧だったが、目の見えないナナリーのためとはいえ女言葉で話す事に葛藤する。
R2 DVD1巻
カレンが入手したルルーシュの監視報告書から、ピアノを弾けることが判明。C.C.いわく、三歳の頃から弾いていたらしく、腕前も中々のものであるとのこと。
R2 DVD3巻
一年前の生徒会で行われたハンドメイドドレスパーティーでクジによりカレンのエスコートを引き受けることに異議を唱えるが、当のカレンとナナリーによって了承した。
また、この頃が自分にとってどれだけ大事であったかを語っている。
R2 DVD4巻
朱禁城の守備隊長の目をくらませるために、C.C.、カレンとともに旅芸人の踊り子として変装して潜入し、ギアスによって門を開かせた。この際二度目の女装を披露しており、朱禁城の要人達からC.C.、カレン共々美しいと絶賛される。
また3人の会話から、ルルーシュがワルツからパソドブレまで様々な踊りを皇族のたしなみとして習得している事が判明。
R2 DVD7巻
ロロの回想(走馬灯)に登場。彼の散髪をする様子が描かれる。ナナリーの散髪はルルーシュがしていた事も判明。またロロがルルーシュへの思慕と感謝を述べている。

ドラマCD

長編「戻らない夏の日」
スザクとの対立から、友人になり共に悪巧みをするところ等が描かれている。

漫画版

Asuka版

KMFが存在しない為、策略とギアス能力を生かした白兵戦でブリタニアに反逆する。ユーフェミアとはアッシュフォード学園で再会する。

反攻のスザク

スザクやC.C.に対する思いやりを見せる描写が多い。

テロを鎮圧するランスロットを警戒していたが、黒の騎士団メンバーの暴走を抑えに向かった際にランスロットを装備しているのがスザクだと知る。一時、シュナイゼルの策略でスザクに正体を知られて彼に捕まってしまうが、C.C.に真実を知らされ決心したスザクによって救出される。日蝕の時にシュナイゼルに左目を潰されてしまうが、スザクの活躍で彼の計画を阻止する。それから5年後もナナリーの世話をしていた。

ブリタニア人からのゼロの評価は余り良くない。

ナイトメア・オブ・ナナリー

賭けチェスの帰りにシンジュクゲットーを通っていたルルーシュはそこでC.C.と出会うが、XOO(ミサイル)の爆発に巻き込まれ生死不明となる。この作品においてはゼロの登場初期はルルーシュと同一人物なのかは明言されていなかったが、中盤にてC.C.と融合して「神の力」と云われるほど強力なギアスを手に入れた存在となって、ゼロとなったことが明らかになった。本人は自らを「魔王」と称している。

C.C.と融合したことで、銃撃がきかない・いつの間にか姿を現し消えている・サザーランドやグロースターを生身で行動不能にしスザクのランスロットと互角に渡り合う等、人間とは思えない存在となっている。

ホテルで覚醒したナナリーの精神世界に現われ、彼女にネモと契約した責任と自身の感情はコントロール出来るという事を説く。後にはナナリーに戦場へ出てはいけないと説いて、彼女の望む「優しい世界」を作るべく戦いに身を投じる。クロヴィスを暗殺した後はカレンや扇達を助け、以降彼らを指揮し黒の騎士団を結成し騎士団総帥となった。

ゼロの衣装はアニメ本編とは大きく異なり、仮面と一体感のある漆黒のブレストアーマーにレオタード地の全身スーツである。体格も隆々とした筋肉質の大男になっている。ルルーシュの姿をとる事もC.C.の姿をとる事も可能であり、表層意識もルルーシュとC.C.のものが切り替えられる。

瓜二つの双子の弟ロロ・ヴィ・ブリタニアがおり、深く憎まれている。これは「双子の皇子は戦乱を呼ぶ:としてブリタニアでは古来より不吉とされ、産まれた直後にエデンバイタル教団に出家させられたためである。

幕末異聞録

この作品における名前表記は「琉々朱・爛縁侍」(読みは同じ)。

表向きは新撰組の局長。その一方で「零(ゼロ)」として黒の維新団を率いている。スザク曰く「決して人を傷つけない」。

琉々朱の持つギアスはアニメ版や他の漫画と異なり、「自由に騎士銘亜(ナイトメア)を呼び出す能力」に変更されている。搭乗KMFは我勝(ガウェイン)と蜃気楼。

零の衣装は他作品と違ってやや和風になっている。また、マスクのデザインも若干異なる。

ゲーム版

ニンテンドーDS版

主人公。展開次第ではギアスを使ってスザクやコーネリアを「仲間」に出来る。最終的に「合衆国日本」を設立してブリタニアと戦争を起こす事となる。

Another Century's Episode:R

『第2次スーパーロボット大戦Z』前の客演作品。原作シナリオは中華連邦の戦の最中で発生した次元の歪みに巻き込まれ、カレンとC.C.(そしてスザクら一部のラウンズと星刻も)と共に惑星エリアへ飛ばされた。後のゼロレクイエム共犯者であるスザクとロイドとセシルと一時休戦し、ルルーシュ自身もシーズン(本作の敵組織)と敵対するイレギュラー(他作品の勢力)の参謀格の一人となった。

主人公であるオータムに正体がバレた以外、目立な失敗が少ない。参謀としてシナリオとイベントで活躍し、最終的には黒幕「ドクター・シキ」ある卑怯な行動に対して、ギアスを使って彼に引導を渡した。ボン太くんに関ったコミカルな会話も存在しており、ルルーシュが驚かせられながらもテッサとボン太くんを賞賛する。

スーパーロボット大戦シリーズ

第2次Z』にて初参戦。『破界篇』は第1期をそのまま踏襲したもうひとつの日本で、原作に忠実な形で進行する。中盤で国連平和維持理事会代表エルガン・ローディックに招聘されて特別国際救助隊ZEXISに参加し、スメラギジェフリーと並ぶチームのリーダー格を務める。前作『Z』の世界から来たZEUTHのメンバーからは、彼らを翻弄した怪人「黒のカリスマ」にゼロのいでたちが良く似ていたため、当初は強く警戒されていた。ルルーシュにとってZEXISでの活動は黒の騎士団の宣伝でしかなかったが、ユーフェミアの死を招いたことへの自責の念から、彼女の願いだった平和のために真剣に戦うようになり、ZEXIS解散時にはエルガンからチームの再召集権を託される。

『再世篇』ではプロローグにてブラックリベリオンの顛末が描かれ、以後はアニメ第2期に沿って進行する。エリア11の日本人を蓬莱島に脱出させた後、地球連邦の陰に潜む悪と戦うためZEXISを再召集する。途中でゼロの正体を突き止めたヒイロ・ユイを仲間に引き込むが、ゼロシステムで未来を見た彼から命を狙われる一幕もあった。シュナイゼルに正体を暴露された後、「ゼロ・レクイエムルート」ではアニメ同様の展開となり、皇帝として暴政を振るった果てにスザク扮するゼロに討たれる。ヒイロがルルーシュを殺してでも阻止しようとした未来はこれであった。しかしZEXISの治療で一命を取り留めると、以降は再びゼロの役割を引き受け、スザクやC.C.とともに平和の敵と陰ながら戦い続ける道を選ぶ。

一方「黒の騎士団ルート」では自分を信じてくれた扇らにすべてを打ち明けると、二度とルルーシュには戻らずゼロとして生きることを誓う。暴言をぶつけたロロや憎みあってきたスザクとも和解し、ダモクレス要塞ではギアスに頼らず説得してシュナイゼルに敗北を認めさせる。居合わせたナナリーや生きていたユーフェミアの前でもゼロとしての自分を貫き、彼女たちと決別した。以後の経緯は上記に同じ。

基本的に組織内では真面目な参謀格といったイメージが強いが、「C.C.の愛人疑惑についてアナ姫ら年少組から質問され、しどろもどろになる」「ディートハルトと共に天子と日本人との政略結婚を画策した際、女性陣からの猛バッシングを受けた挙句、キリコからも軽蔑の眼差しを向けられて狼狽する」「ゼロであることを貫くあまり宴席でも仮面を取らず、左目の部分を開けてストローで茶を飲み、メンバーに笑われてむせる」というように原作では見せないコミカルなシーンも多々とある。

主な搭乗機

備考

  • キャスト等が未定だった頃の初期のルルーシュは、髪が銀髪だった。

脚注

  1. ^ ルルーシュとスザクの過去は、後述のDVDのピクチャードラマや小説版、ドラマCDに収録。
  2. ^ 第2次スーパーロボット大戦Z』のロボット図鑑「無頼(ゼロ専用機)」より
  3. ^ 黒の騎士団創設とゼロの存在さえも、ナナリーの為に生み出されている。
  4. ^ 放送上はルルーシュの声にエコーをかけた物だが、実際は男・女の区別がつかない物として聞こえている。