フレンドシップ (競走馬)

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フレンドシップ
2006年7月12日 大井競馬場
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2003年5月9日
死没 -
フレンチデピュティ
フレンドリービューティ
生国 日本の旗 日本北海道千歳市
生産者 社台ファーム
馬主 吉田照哉
調教師 角居勝彦栗東
競走成績
生涯成績 15戦4勝
13戦3勝(中央競馬
2戦1勝(地方競馬
獲得賞金 9575万9000円
3525万9000円(中央競馬)
6050万円(地方競馬)
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フレンドシップ日本の元競走馬。おもな勝鞍に第8回ジャパンダートダービー

戦績

2005年8月21日札幌競馬の芝の新馬戦で藤田伸二を背にデビュー。年内は芝のレースに2戦使われたものの2走とも着外に終わる。

年が開け2006年マルコ・モンテリーゾに乗り代わった初戦のダート未勝利戦。ダートに変わったのがよかったのかクビ差の2着と善戦。連闘で同条件のレースに向かうも、ここでも2着。中1週で小倉のダート未勝利戦に遠征し、圧倒的人気に応えて初勝利。その後は1ヶ月ほど調整し、阪神の条件戦に向かい0.6秒差をつける快勝で2勝目。翌月には、その勢いで伏竜ステークスに参戦。前走の勝ちっぷりから1番人気に支持され、人気に応えてオープン勝ち。

3連勝の勢いで5月の兵庫チャンピオンシップにも参戦。ここでも、前年の全日本2歳優駿の勝ち馬であるグレイスティアラを抑えて1番人気に支持された。レースはグレイスティアラとのマッチレースになったものの、最後はクビ差競り負けて2着に終わる。

次戦に選ばれたのは、前年に同厩のカネヒキリが制したジャパンダートダービーとなった。同年に南関東の交流重賞等で多くの勝ち星をあげていた[1]地元大井競馬場の名手内田博幸に騎乗依頼し快諾。ユニコーンステークスを勝ったナイキアースワークに次ぐ2番人気に支持されてレースを迎えた。レースは羽田盃を勝ったサンキューウィンが逃げる中で好位3番手を追走。2番手から直線半ばで先頭に立ったバンブーエールを抜き去り、最後は1馬身以上の差をつける快勝で初重賞制覇がG1初制覇となった。また、鞍上の内田博幸も本レース初の勝利、管理する角居勝彦調教師は前年に続く連覇となった。

ジャパンダートダービー勝利後、次の目標をダービーグランプリに定め調整していたが、屈腱炎が判明し長期の休養に入る。

2007年10月28日、アルデバランステークスで約1年3ヶ月ぶりに復帰もブービーの15着。その後オープン競走を5戦するものの、いずれも二桁着順に終わり、2008年9月17日付で登録を抹消。引退後は種牡馬になることができず乗馬となっている。

血統表

フレンドシップ血統デピュティミニスター系 / Northern Dancer4×5=9.38%、Blue Moon4×5=9.38%、Prince John5×5=6.25% (血統表の出典)

*フレンチデピュティ
French Deputy
1992 栗毛
父の父
Deputy Minister
1979 黒鹿毛
Vice Regent Northern Dancer
Victria Regina
Mint Copy Bunty's Flight
Shakney
父の母
Mitterand
1981 鹿毛
Hold Your Peace Speak John
Blue Moon
Laredo Lass Bold Ruler
Fortunate Isle

*フレンドリービューティ
Friendly Beauty
1992 鹿毛
Stalwart
1979 鹿毛
Hoist the Flag Tom Rolfe
Wavy Navy
Yes Dear Maggy Iron Ruler
Yes Dear
母の母
Fredaq
1986 鹿毛
Raise a Native Native Dancer
Raise You
Smart Steppin Nijinsky II
Smartaire F-No.A13


脚注

外部リンク