ピアノソナタ第10番 (ベートーヴェン)

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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの作曲したピアノソナタト長調Op.14-21798年~1799年にかけて成立したとされるピアノソナタホ長調の作品と共にOp.14として出版された。

曲の構成

第1楽章 Allegro
ソナタ形式。両手で対話するような第1主題を持ち、展開部では激しくなるが全体にのどかな雰囲気が漂っている。「夫婦の会話」(を描写したのでは)とあだ名されている。
第2楽章 Andante
主題と3つの変奏。強弱や跳躍によってユーモアをたたえている。
第3楽章 Scherzo,Allegro assai
スケルツォと書かれているが、ロンド形式による。主部はヘミオラのリズムを持ち、全体は軽やかな音型や曲想によって特徴付けられる。