ピアノソナタ第20番 (ベートーヴェン)

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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの作曲したピアノソナタト長調Op.49-2は、ト短調の作品と共に1805年にまとめられたうちの1曲。但し作品番号とは裏腹に、作曲されたのは1796年であり、ト短調のものとよりも早く作られ、作曲時期も離れている。さらに元々の題名は「2つのやさしいソナタ」であり、2楽章制の簡素な形式から、しばしばソナチネとされる。これらのことからこの作品は弟子のために書かれ、それを経済面などやむを得ない事情により出版したものと考えられる。題名通り演奏も容易であり、日本でも初歩の教材として頻繁に取り上げられ、有名である。

曲の構成[編集]

第1楽章 Allegro ma non troppo
ソナタ形式。堂々とした主和音と、曲の重要な素材となる3連符の動機に始まる第1主題と、可憐な第2主題、3連符と音階が上昇したり下降したりするコデッタからなる。展開部は短いが、ニ短調イ短調ホ短調と様々な転調をする。再現部は定型通りである。
第2楽章 Tempo di Menuetto
メヌエット風のロンド形式。主題は自身の七重奏曲のメヌエット楽章に転用された(作品番号はこれの方が先であるが、後に作られた)。なお、原典版では全曲を通して強弱記号が、再現部冒頭に見られるppただ1つである。

外部リンク[編集]