ジェイク・ブレンツ

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ジェイク・ブレンツ
Jake Brentz
カンザスシティ・ロイヤルズ #59
AA級アルトゥーナ・カーブ時代
(2018年)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ミズーリ州セントルイス郡ボールウィン英語版
生年月日 (1994-09-14) 1994年9月14日(29歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2013年 MLBドラフト11巡目
初出場 2021年4月3日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジェイコブ・スティーブン・ブレンツJacob Steven Brentz, 1994年9月14日 - )は、アメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス郡ボールウィン英語版出身のプロ野球選手投手)。左投左打。MLBカンザスシティ・ロイヤルズ所属。

経歴[編集]

プロ入りとブルージェイズ傘下時代[編集]

2013年MLBドラフト11巡目(全体325位)でトロント・ブルージェイズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブルージェイズでプロデビュー。9試合に登板して防御率10.57、8奪三振を記録した。

2014年もルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブルージェイズでプレーし、12試合(先発6試合)に登板して1勝3敗2セーブ、防御率4.08、34奪三振を記録した。

2015年アパラチアンリーグのルーキー級ブルーフィールド・ブルージェイズ英語版でプレーした。

マリナーズ傘下時代[編集]

2015年7月31日にマーク・ロウとのトレードで、ロブ・ラスムッセンニック・ウェルズと共にシアトル・マリナーズへ移籍した[1]。移籍後は傘下のA-級エバレット・アクアソックスでプレーし、移籍前を含めた2球団合計では11試合(先発10試合)に登板して1勝2敗1セーブ、防御率4.00、30奪三振を記録した。

2016年はA-級エバレット、A級クリントン・ランバーキングス英語版、AAA級タコマ・レイニアーズでプレーし、3球団合計で20試合(先発7試合)に登板して4勝2敗、防御率5.32、50奪三振を記録した。

パイレーツ傘下時代[編集]

2016年9月1日、8月6日に成立したアルキメデス・カミネーロとのトレードでの後日発表選手としてペドロ・バスケスと共にピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[2]。この年移籍後の公式戦登板は無かった。

2017年は傘下のA+級ブレイデントン・マローダーズとAA級アルトゥーナ・カーブでプレーし、2球団合計で33試合に登板して1勝3敗2セーブ、防御率4.50、49奪三振を記録した。

2018年もA+級ブレイデントンとAA級アルトゥーナでプレーし、2球団合計で31試合に登板して0勝1敗、防御率9.92、45奪三振を記録した。

2019年はAA級アルトゥーナとAAA級インディアナポリス・インディアンスでプレーしていたが、8月16日に自由契約となった[3]

ロイヤルズ時代[編集]

2019年8月20日にカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結んだ[3]。加入後は傘下のAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズでプレーし、移籍前を含めた3球団合計では41試合に登板して1勝1敗8セーブ、防御率4.27、59奪三振を記録した。

2020年新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の登板は無かった。

2021年はシーズン開幕日の4月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りすると[4]、3日のテキサス・レンジャーズ戦でメジャーデビューを果たした[5]。その後もリリーフ陣の一角としてチームを支え、72試合に登板して5勝2敗2セーブ16ホールド、防御率3.66を記録した。

2022年は開幕から8試合に登板したが、左肘の故障を押して登板を続けたこともあり、0勝3敗、防御率23.63という惨憺たる成績となった[6]。6月12日に60日間の負傷者リストに入り、7月下旬にトミー・ジョン手術を受けシーズン終了となった[7]

2023年3月にロイヤルズと2023年が85万ドル、24年が105万ドルの条件で2年契約を結んだ[6]。この年は前年の手術からのリハビリにシーズンの大半を費やし、8月に傘下ルーキー級ACLロイヤルズ英語版で実戦復帰。マイナーで3試合に登板したが、新たに左広背筋に肉離れを発症したため、そのままシーズン終了となった[8]

投球スタイル[編集]

投球データ(2021年レギュラーシーズン)
球種 割合 平均球速 最高球速
% mph km/h mph km/h
フォーシーム 58.4 96.9 155.9 100.2 161.3
スライダー 27.9 85.2 137.1 88.8 142.9
チェンジアップ 12.7 91 146.4 93.8 151
シンカー 1.1 97.1 156.3 98.2 158

最速100.2mph(約161.3km/h)のフォーシームが投球の6割近くを占める。変化球は、スライダーチェンジアップを投げる。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2021 KC 72 0 0 0 0 5 2 2 16 .714 278 64.0 45 7 37 1 6 76 8 2 32 26 3.66 1.28
2022 8 0 0 0 0 0 3 0 2 .000 38 5.1 11 1 10 0 1 9 2 0 15 14 23.63 3.94
MLB:2年 80 0 0 0 0 5 5 2 18 .500 316 69.1 56 8 47 1 7 85 10 2 47 40 5.19 1.49
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



投手(P)












2021 KC 72 1 8 0 0 1.000
2022 8 0 0 0 0 ----
MLB 80 1 8 0 0 1.000
  • 2023年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 59(2021年 - )

脚注[編集]

  1. ^ Gregor Chisholm (2015年7月31日). “Blue Jays boost bullpen, deal for Lowe” (英語). MLB.com. 2021年5月12日閲覧。
  2. ^ Mariners Send LHP Jake Brentz, RHP Pedro Vasquez to Pittsburgh to Complete Caminero Trade” (英語). Independents Sportsnews.com (2016年9月1日). 2021年5月12日閲覧。
  3. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2021年5月12日閲覧。
  4. ^ Steve Adams (2021年4月1日). “Royals Designate Meibrys Viloria, Scott Blewett For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年5月12日閲覧。
  5. ^ Texas Rangers at Kansas City Royals Box Score, April 3, 2021” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年5月12日閲覧。
  6. ^ a b Anne Rogers (2023年3月18日). “Brentz signs 2-year deal with Royals: 'I wanted to be here'”. MLB.com. 2024年2月26日閲覧。
  7. ^ Darragh McDonald (2022年7月21日). “Jake Brentz Undergoes UCL Reconstruction Surgery”. MLB Trade Rumors. 2024年2月26日閲覧。
  8. ^ Royals' Jake Brentz: Suffers season-ending lat strain”. CBSSports.com (2023年8月25日). 2024年2月26日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]