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カントリーベア・ジャンボリー

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カントリーベア・ジャンボリー
オープン日 1983年4月15日 (東京ディズニーランドと同時にオープン)
スポンサー ハウス食品
所要時間 通常約14分
夏期約16分
冬期約18分
定員 306人
利用制限 なし
ファストパス 対象外
シングルライダー 対象外

カントリーベア・ジャンボリー(Country Bear Jamboree)は、東京ディズニーランド (TDL)カントリーベア・シアター(Country Bear Theater)で開催されている音楽会形式のショー(アトラクション)の名前。

現在のアトラクションの名前としては、カントリーベア・シアターとなっている。

本頁では、夏期に開催されるショーバケーション・ジャンボリー、冬期に開催されるショージングルベル・ジャンボリーについても、合わせて述べる。

概要

18頭の熊からなるカントリー・ミュージックの楽団「カントリーベア・バンド」が演奏会を催す劇場型アトラクション。

通常の演目名は「カントリーベア・ジャンボリー」だが、夏期は「バケーション・ジャンボリー」、冬期は「ジングルベル・ジャンボリー」となり、それぞれの演目にのみ登場するキャラクターもいる。

  • TDL開園時はアトラクション名も「カントリーベア・ジャンボリー」だったが、1989年の「ジングルベル・ジャンボリー」から通常バージョンの「カントリーベア・ジャンボリー」に演目が変更された1990年3月18日にアトラクションの名称が変更された。
  • 1993年からは夏期に「バケーション・ジャンボリー」が公演されるようになった。
  • 2002年には、このアトラクションが元になった映画『カントリーベアーズ』が公開された。
  • 2011年の夏は1993年より行っていた「バケーション・ジャンボリー」への変更が行われず、カントリーベア・ジャンボリーが継続して上演された。
  • 2012年4月28日より2年ぶりに「バケーション・ジャンボリー」の公演スタート。

出演キャラクター

ヘンリー
宝田明
カントリーベア・バンドのリーダー。司会進行役を務める他、自らも歌やギター演奏を行う。しっかり者だが、それ故個性的なメンバーをまとめるのに苦労している。
ゴーマー
ピアノ伴奏担当。寡黙でひたすら演奏に徹しているが、長身を活かして夏期・冬季はオシャレなコスチュームを身につけている。紳士的で優しい。
ザ・ファイブ・ベア・ラグズ
ジグ
(声:槐柳二
ザ・ファイブ・ベア・ラグズのリーダー。バンジョーを演奏する。
ゼブ
バイオリンを演奏する。
テッド
空き瓶を吹いたり、洗濯板を鳴らすなどリズムパート担当。
フレッド
父の形見のハーモニカを演奏。
テネシー
ギターに似た1本弦の楽器を演奏する他、夏季・冬季はジグ、ゼブと共にボーカルも担当する。
オスカー
ゼブの子供の小熊。演奏が終わると、持っている熊のぬいぐるみを鳴らす。
ウェンデル
(声:はせさん治
お調子者で、よくヘンリーを困らせている。夏期はフラッシュ撮影をして怒られ、冬季はライフル銃を暴発させて大騒ぎを起こす。「カントリーベア・シアター」のディズニー・ヴィランズでもある。
リバーリップス・マックグロウ
突き出た唇が特徴的。夏期・冬季では、エルヴィス・プレスリー風の衣装でエレキギターを演奏しながらロックを歌う。
シェーカー(テレンス)
(声:島香裕(夏期・冬季のみ))
本名はテレンスだが、お尻を揺らしながら歌うのでみんなからシェーカーと呼ばれている。夏期はタコのドロレスに惚れられて吸い付かれたり、冬季は寒さで白熊のように真っ白になって凍りそうになるなど、損な役回りが多い。
ビッグ・アル
メンバーの最長老。いつも酔っぱらっていて、音程も外しっぱなし。夏期はみんなが海に遊びに行く中、一人山に出かけて遭難し、冬季はクリスマスなのに1人だけもう新年を祝っている。
なお、ウェンデル、リバーリップス、シェーカー、ビッグ・アルの4頭は、ウエスタンランドのキャラクターグリーティングや、一部のショー・パレードに出演する。
トリキシー
(声:中尾ミエ(夏期・冬季のみ))
失恋ばかりしているため、悲しいラブソングが得意。ただ失恋すると、やけ食いしてしまうのが玉に瑕。
ザ・サンボネッツ (バニー、バブルス、ビューラ)
フロリダからやって来た三人組の女の子熊。息のあったコーラスを披露する。
サンボネットとは、つばの広い帽子の一種で、彼女達がショーで着用しているもの。
アーネスト
オシャレで気取り屋のバイオリン弾き。どのシーズンでも、ザ・ファイブ・ベア・ラグズと一緒に登場する。ツアーの度にたくさんの衣装を持ち歩くので『DUDE(気どり屋)』と呼ばれている。
テディ・バラ
(声:太田淑子
マリリン・モンロー風のセクシーなビジュアルが特徴の『スウィングの女王』。ヘンリーの恋人でもある。毎回ブランコに乗って、天井から登場する。冬季はスキーの事故で脚を骨折してしまい、足のギプスには仲間達のサインがびっしり書かれている。
ルーファス
夏期・冬季のみ登場する裏方スタッフの熊。一切姿を見せず、声のみの出演。
マックス
(声:池水通洋
アカシカの若鹿。カントリーベア・バンドの大ファンで、ヘンリーの友達。シアターの右側で剥製のように飾られている(バフ、メルビンも同様)。冬季は鼻に電球を灯して赤鼻のトナカイに扮する。
バフ
(声:大塚周夫
マックスやメルビンのまとめ役のバッファロー。厳つい外見とは裏腹に、周りをたしなめる役割が多い。
メルビン
(声:安西正弘
年配のヘラジカ。マイペースで少し皮肉屋。
サミー
(声:八代駿
通常時と冬季に登場するアライグマ。普段は、ヘンリーの帽子に隠れている。
サニー
(声:中尾隆聖
夏期のみ、サミーの代わりに登場するスカンク。ショーに出たくて、飛び入り参加する。
ウェブスター
(声:中尾隆聖)
冬季のみ登場する、シェーカーの友達のペンギン。近々、故郷の南極に帰る予定。
ドロレス
夏期のみ登場する女の子のタコ蛸壺にはまったシェーカーを助けて一目惚れしてしまう。

演奏曲目

括弧内は歌うキャラクター

カントリーベア・ジャンボリーの演奏曲目

  1. Pianjo
  2. ベアバンドセレナーデ(ヘンリー)
  3. フラクチャード・フォークソング(ヘンリー、ウェンデル)
  4. My Woman Ain't Pretty (But She Don't Sware None)(リバーリップス)
  5. Mama, Don't Whip Little Buford(ヘンリー、ウェンデル)
  6. Tears Will Be the Chaser For My Wine(トリキシー)
  7. デビルズ・メリー(ジグ、ゼブ)
  8. How Long Will My Baby Be Gone(シェーカー)
  9. All the Guys That Turn Me On Turn Me Down(バニー、バブルス、ビューラー)
  10. If Ya Can't Bite, Don't Growl(アーネスト)
  11. Heart We Did All That We Could(テディ・バラ)
  12. Blood on the Saddle(ビッグ・アル)
  13. デビー・クロケットの唄(ヘンリー、サミー)
  14. オレ スルーフット
  15. カム・アゲイン(ヘンリー、サミー、マックス、バフ、メルビン)

バケーション・ジャンボリーの演奏曲目

  1. グレート・アウトドアーズ(ヘンリー、ジグ、ゼブ、テネシー)
  2. オン・ザ・ロード・アゲイン(ウェンデル)
  3. エイキィ・ブレイキィ・ハート(トリキシー)
  4. オーバー・マイ・ヘッド(シェーカー、ドロレス)
  5. カリフォルニアガールズ(バニー、バブルス、ビューラー)
  6. 監獄ロック(リバーリップス、バニー、バブルス、ビューラー)
  7. 雨に唄えば(テディ・バラ、ヘンリー)
  8. マウンテン・ミュージック(アーネスト、ヘンリー、ジグ、ゼブ、テネシー)
  9. 線路は続くよどこまでも(ビッグ・アル)
  10. ヴァケイション(サニー、バニー、バブルス、ビューラー)
  11. 草競馬 (歌)
  12. あの子が山にやってくる
  13. わらの中の七面鳥
  14. ヴァケイション(全員)

ジングルベル・ジャンボリーの演奏曲目

  1. ジングルベル(ヘンリー)
  2. 12日間のクリスマス(ウェンデル)
  3. トラックス・イン・ザ・スノー(ヘンリー、ジグ、テネシー)
  4. メリー・リトル・クリスマス(トリキシー)
  5. ひいらぎ飾ろう(ヘンリー、ジグ、テネシー)
  6. ロックンロール・サンタ(リバーリップス)
  7. ブルークリスマス(シェーカー)
  8. そりすべり(バニー、バブルス、ビューラー)
  9. ハングリー・アズ・ア・ベア(アーネスト、ジグ、テネシー)
  10. ザ・クリスマス・ソング(テディ・バラ、ヘンリー)
  11. 蛍の光(ビッグ・アル)
  12. サンタが街にやって来る(ヘンリー、サミー、バニー、バブルス、ビューラー)
  13. 赤鼻のトナカイ(マックス、ヘンリー、サミー)
  14. ウィンター・ワンダーランド(全員)

脚注


出典・参考書籍

関連項目

外部リンク