カノサレ

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カノサレ
別名 彼女のサーブ&レシーブ（旧名）
出身地 日本の旗 日本 東京・福岡
ジャンル J-POP
活動期間 2017年4月 -
レーベル PARKS RECORDS
事務所 ラフェイス
共同作業者 NEW TOWN REVUE
公式サイト manholesenbei.com
メンバー あおぎ（安達葵袖）
えり（畠山英莉）
旧メンバー くわはらゆみ

カノサレは、日本の女性アイドルユニット。ラフェイス所属。旧ユニット名は『彼女のサーブ&レシーブ（かのじょのサーブ&レシーブ）』。

概要

福岡にて松尾宗能・長瀬五郎（インスタントシトロン[注 1]）・スセンジーナ[注 2]を中心とするプロデュースチームNEW TOWN REVUEのもと、初代「フューチャーテニスアイコン」のコンセプトで活動していた浦郷えりかが女優活動に専念するため、歌手を引退。その楽曲とコンセプトを継承するアイドルプロジェクト（ローカルアイドル）として誕生した。

初期ではテニスウェア風の衣装にラケットを持ったスタイルで、東京を拠点とする「彼女のサーブ」と福岡を拠点とする「彼女のレシーブ」として各々ソロ活動、2人で活動する場合は「ダブルス」[2]と呼んでいた。なおメンバーは実際のテニスをやった事がなかった[3]。

当初、アイドルグループ「ラフ☆ちっく」元メンバーのあおぎが東京で「彼女のサーブ」、福岡では読者モデルのくわはらゆみが「彼女のレシーブ」として活動、2017年4月5日に初のシングル「スキッ！〜LoveMagic〜」の配信が開始[4]されたが、同日くわはらが「テニス肘を発症。今季の復帰は絶望的」という名目で脱退を婉曲的に発表[5]。

あおぎは2017年4月15日に新宿LOFTでデビュー戦（初ライブ）を行った[6]。一方、急遽ラフ☆ちっくのリーダー・えりんこ（えり）が2代目彼女のレシーブを襲名、6月14日に初ライブを行った後、6月25日には恵比寿BATICAで初の「ダブルス」を披露した[2]。

2017年5月、松尾がHDDに保存していた制作データがクラッシュ。そのデータをサルベージして1stアルバムを制作するクラウドファンディングには、目標の50万円を上回る支援が集まった[7]。12月30日にはそのリターンとしてリリースパーティーが開催された[8]。

2020年、「テニス」のコンセプトおよび「彼女のサーブ」「彼女のレシーブ」の呼称を解消。衣装も私服のままステージに立った時期を経て、オフホワイト基調のドレス服へと変更した。2021年4月1日より、これまで略称であった『カノサレ』に改名した。

略歴

2017年

  • 4月5日、1stシングル「スキッ! 〜Love Magic〜」配信開始。
  • 4月15日、彼女のサーブ（あおぎ）がデビュー戦。
  • 5月4日、彼女のサーブ、『南波一海のアイドル三十六房』出演。
  • 6月14日、2代目彼女のレシーブ（えり）がデビュー。
  • 6月25日、初の「ダブルス」。
  • 12月30日、1stアルバム『サービス・エース』をリリース。 渋谷・LOUNGE NEOでリリースパーティーを開催。

2018年

2019年

  • 2月23日、『SERVICE ACE -改訂版-』（『サービス・エース』に「One」を追加）をリリース。
  • 4月13日、ヴィレッジヴァンガード渋谷本店にて963と合同リリースイベント。

2020年

  • 10月28日、ABEMA SPECIAL『矢口真里の火曜The NIGHT』出演[3]。
  • 12月12日、2ndアルバム『kanosare』をリリース。
  • 12月26日、ヴィレッジヴァンガード渋谷本店にて963と合同リリースイベント。

2021年

  • 3月4日、『南波一海のアイドル三十六房』出演（無観客配信）。
  • 4月1日よりユニット名を『カノサレ』に変更。
  • 7月・10月、インスタントシトロンのアルバム復刻に伴い、松尾・長瀬らによるトークイベント・音楽ライブに出演[10][11]。
  • 11月27日、主催ライブ「UNDERPASS」（渋谷・CIRCUS Tokyo）にてトワイライト・セクションを迎えたバンド編成では初の東京ライブ。

2022年

  • 2月23日、シングル「ベランダにて」配信開始。
  • 3月19日、福岡市科学館ドームシアター（プラネタリウム）イベント『COSMIC DANCE ～音で紡ぐインターステラ～』出演[12]。
  • 4月22日、初MV「STILL BE SHINE」公開。
  • 5月11日、公式YouTubeチャンネルにて『Morning KanosaRadio』開始。
  • 10月19日、963との合同ユニット『4/7（ナナブンノヨン）』デビュー曲「LOVE＆GIRLS」配信開始[13]。

メンバー

名前 生年月日（年齢） 出身地 愛称 プロフィール・備考
あおぎ（安達 葵袖）
（あだち あおぎ） 		(1999-03-04) 1999年3月4日（25歳）[14] 長崎県 ぎーちゃん
旧名：彼女のサーブ

963の初代メンバーとして2013年デビュー、2014年末活動休止。
2015年4月1日に結成されたラフ☆ちっくに所属していたが、大学進学で上京することに伴い2017年2月12日卒業。
2018年4月24日、O'CHAWANZ内ヒップホップユニット・WEST SIDE PRINT CLUBに新メンバー・MCあおぎとして加入[15]。
2019年3月9日、アイドルユニット・最高じぇねれーしょんに新メンバーとして加入、兼任[16]。2021年11月23日活動終了。

えり（畠山 英莉）
（はたけやま えり） 		(2000-11-07) 2000年11月7日（23歳）[17] 福岡県 えりんこ
旧名：彼女のレシーブ

2014年7月に結成された963の妹分グループ・369（みるく）に所属[18]。
2015年3月31日の解散後はラフ☆ちっくに所属、2代目彼女のレシーブ襲名後も兼任していたが、2018年4月1日兼任終了[19]。
2019年3月12日、SUMMER ROCKETの期間限定メンバーとして加入[20]。同年5月13日兼任終了[21]。
ソロや長瀬とのデュオで、カバー曲中心にアコースティック・ギター弾き語りも行っている。

作品

シングル

  • Cheerio! / Racket Love（2018年9月26日） - 7インチ・レコード
  • ベランダにて（2022年2月23日） - デジタル配信

アルバム

  • サービス・エース（2017年12月30日）
  • SERVICE ACE -改訂版-（2019年2月23日）
  • kanosare（2020年12月12日）

参加作品

  • LOVE＆GIRLS（4/7（ナナブンノヨン）、2022年10月19日）

限定CD-R

その他、各楽曲の別MIX・デモ版CD-Rをライブ会場で限定販売することがある。

MV

監督 曲名
YaungTa o（MADE IN HEPBURN）[22] 「STILL BE SHINE」

出演

テレビ

ラジオ

  • アイドル放送局〜隣のあの子もアイドルだ！〜（FMおだわら、2017年10月12日・10月19日）

インターネット配信

MV

  • YOUND「なだらかな日」（えり）[25]

脚注

注釈

  1. ^ 「cheerio!」、「STILL BE SHINE」を本ユニットにてカバー。松尾・長瀬の演奏ユニットはトワイライト・セクションと命名[1]。
  2. ^ 作詞家。「彼女のエース」名義でも活動。

出典

  1. ^ goro nagaseの2021年4月8日のツイート、2021年4月11日閲覧。
  2. ^ a b “彼女のサーブ＆レシーブ悲願のダブルス！！初戦レポート・インタビュー！”. MIKAN (2017年6月27日). 2019年3月10日閲覧。
  3. ^ a b “彼女のサーブ＆レシーブ｜色んな場所に行って色んな人に観ていただきたいです”. ガルポ! (2021年2月2日). 2021年2月13日閲覧。
  4. ^ “テニスアイドル復活！？浦郷えりか楽曲が「彼女のサーブ」「彼女のレシーブ」へ継承”. MIKAN (2017年4月1日). 2019年3月10日閲覧。
  5. ^ “彼女のレシーブ、テニス肘発症。今季の復帰は絶望的”. C.I.T.Y. (2017年4月5日). 2019年3月10日閲覧。
  6. ^ “春の訪れとともに「彼女のサーブ」デビュー戦！あおぎが語った「次が楽しみ」なキモチ”. MIKAN (2017年4月16日). 2018年4月15日閲覧。
  7. ^ “前代未聞！？持ち楽曲のマスターHDDがクラッシュしてしまった悲運のテニスアイドルを救え！サルベージ大作戦”. PigooFactory. 2019年3月10日閲覧。
  8. ^ “「彼女のサーブ+彼女のレシーブ」待望のアルバムが到着！リリースパーティーは963新メンバーも登場し盛況！”. MIKAN (2018年1月5日). 2018年4月15日閲覧。
  9. ^ “彼女のサーブ＋彼女のレシーブ、1stアルバム収録曲を7inchで発売”. 音楽ナタリー (2017年8月13日). 2019年3月10日閲覧。
  10. ^ “LATEST NEWS”. カノサレ公式ウェブサイト. 2021年12月5日閲覧。
  11. ^ “Pied Piper House presents Instant Cytronアナログ再発記念トークショー VOL.2”. タワーレコード渋谷店 (2021年10月8日). 2021年12月5日閲覧。
  12. ^ “3/19(土)COSMIC DANCE ～音で紡ぐインターステラ～”. 福岡市科学館. 2022年7月7日閲覧。
  13. ^ “963&カノサレの合体ユニット 4/7(ナナブンノヨン) のデビュー曲配信リリース！”. カノサレ公式ウェブサイト. 2022年10月26日閲覧。
  14. ^ あおぎの2019年3月4日のツイート、2019年3月10日閲覧。
  15. ^ O'CHAWANZの2018年4月19日のツイート、2019年3月10日閲覧。
  16. ^ “最高じぇねれーしょん、新メンバー2名加入&新ビジュアルを公開”. OTOTOY (2019年2月10日). 2019年3月10日閲覧。
  17. ^ えりの2018年11月7日のツイート、2019年3月10日閲覧。
  18. ^ 369(みるく)の2014年7月24日のツイート、2019年3月10日閲覧。
  19. ^ ラフ☆ちっくの2018年4月1日のツイート、2018年4月15日閲覧。
  20. ^ SUMMER ROCKETの2019年3月10日のツイート、2019年3月10日閲覧。
  21. ^ SUMMER ROCKETの2019年5月14日のツイート、2019年5月14日閲覧。
  22. ^ YaungTa oの2022年4月22日のツイート、2022年5月3日閲覧。
  23. ^ カノサレあおぎ＝安達葵紬の2022年5月4日のツイート、2022年5月6日閲覧。
  24. ^ 『ライムスター宇多丸が注目！彼女のサーブ&レシーブ！火曜The NIGHT#214 | 【ABEMA】テレビ＆ビデオエンターテインメント』。https://abema.tv/channels/abema-special/slots/DPyVTUQ1zbCNEb。2020年10月28日閲覧。 
  25. ^ “YOUND-なだらかな日” (2022年5月13日). 2022年5月15日閲覧。

関連項目

外部リンク

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