アンド・アイ・ラヴ・ハー
「アンド・アイ・ラヴ・ハー」 | |||||||||||||||||||||||||
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ビートルズの楽曲 | |||||||||||||||||||||||||
収録アルバム | 『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』 | ||||||||||||||||||||||||
リリース | 1964年7月10日 | ||||||||||||||||||||||||
録音 | 1964年2月25日-2月27日 | ||||||||||||||||||||||||
ジャンル | ロック | ||||||||||||||||||||||||
時間 | 2分33秒 (monaural version) 2分29秒 (stereo version) 2分37秒 (west German "Something New" version) 1分51秒 ("The Beatles Anthology 1" version) | ||||||||||||||||||||||||
レーベル | パーロフォン | ||||||||||||||||||||||||
作詞者 | レノン=マッカートニー | ||||||||||||||||||||||||
プロデュース | ジョージ・マーティン | ||||||||||||||||||||||||
チャート順位 | |||||||||||||||||||||||||
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「アンド・アイ・ラヴ・ハー」("And I Love Her") はイギリスのロックバンド、ビートルズの楽曲である。
解説
「アンド・アイ・ラヴ・ハー」は実質的にはポール・マッカートニーが作った作品である。楽曲は途中で半音上げて転調し、曲調に変化を付けている。
ジョンはギブソン・J-160Eをアンプを通さずに、ジョージはホセ・ラミレスのガット・ギターを使用しているので、ポールのベース以外はアンプを通していない。リンゴはボンゴとクラベスを担当している。
1964年リリースのアルバム『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』に収録された。アメリカではシングルカットされ、ビルボード誌最高12位となったが、同誌の1964年年間トップ100にはランクインしなかった。また、キャッシュボックス誌では、最高14位を記録している。アメリカでは50万枚以上のセールスを記録している。尚、翌年の1965年、R&Bシンガーのエスター・フィリップスが、「アンド・アイ・ラヴ・ヒム」とタイトルを変え、シングル・リリースしているが、ビルボード誌最高位46位を記録している。
アルバムと同名の映画では、何故かアルバム収録版よりも半音低いバージョンが使用されている。
ミキシング
- 『サムシング・ニュー』のモノラル盤および"A Hard Day's Night" (United Artists)"のステレオ・モノラル盤(ステレオ盤にはモノラルからの疑似ステレオ・ヴァージョンを収録)に収録された本曲はヴォーカルがシングル・トラックである。
- 『レアリティーズ Vol.2』および西ドイツ盤『サムシング・ニュー』のモノラル盤収録分はエンディングのリフが6回繰り返される(通常は4回)。
収録盤
- 『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』
- "A Hard Day's Night" (United Artists)"
- 『サムシング・ニュー』
- 『ザ・ビートルズ1962年〜1966年』
- 『ラヴ・ソングス』
- 『レアリティーズ Vol.2』
- 『ビートルズ バラード・ベスト20』
- 『リヴァプールより愛を込めて ザ・ビートルズ・ボックス』
- 『リール・ミュージック』
- 『ザ・ビートルズ・アンソロジー1』
脚注
- ^ 『日経BPムック 大人のロック!特別編集 ザ・ビートルズ 世界制覇50年』日経BP社、2015年、97頁。ISBN 978-4-8222-7834-2