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わたしの子供になりなさい

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わたしの子供になりなさい
中島みゆきスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル AARD-VARK
ポニーキャニオン
プロデュース 瀬尾一三、中島みゆき
チャート最高順位
中島みゆき アルバム 年表
パラダイス・カフェ
1996年
わたしの子供になりなさい
1998年
大銀幕
1998年
『わたしの子供になりなさい』収録のシングル
  1. 愛情物語
    リリース: 1997年11月7日
  2. 命の別名(Single Version)」
    リリース: 1998年2月4日
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わたしの子供になりなさい』(わたしのこどもになりなさい)は、1998年3月18日に発表された中島みゆきの25作目のオリジナルアルバムである。

解説

1988年の『グッバイ ガール』以来、限定盤ながら約10年ぶりにLPでもリリースされたアルバム。

コンセプトは「自分さがし」。

コンサートツアーは1993年の『EAST ASIA』から1997年の『パラダイス・カフェ』までアルバムタイトルと同じものを冠していたが、このときのツアータイトルはシンプルに「中島みゆき Concert Tour 1998」であった。コンサートのMCの中でその理由を、「アルバムと同タイトルにすると移動保育園みたいに思われるから」と本人が笑いながら語っていた。

収録曲

  • 全作詞/作曲:中島みゆき、編曲:瀬尾一三(特記以外)
  1. わたしの子供になりなさい(編曲:瀬尾一三・David Campbell
  2. 下町の上、山の手の下
  3. 命の別名
    TBS系金曜ドラマ『聖者の行進』主題歌で、このアルバムからの先行シングルカット曲だが、シングルとはアレンジが変わっており、終盤では一瞬声が裏返るほどの激情を見せる。落合真司神戸連続児童殺傷事件のことを歌っているのではないか、と著書で述べている。
  4. 清流
    中国の歌手フェイ・ウォンに提供した「アナザー・パラダイス(中国語題:人間、英題:Mortal World)」(アルバム『FAYE WONG』収録)のセルフカヴァー(作詞:林夕)、アルバム収録に辺り中島が自ら詞を書き直して歌われている。
  5. 私たちは春の中で
    映画『大いなる完(ぼんの)』主題歌・挿入歌で後に自身初のマキシシングルである「瞬きもせず」のカップリング曲としてリカットされた。
  6. 愛情物語
    1997年発売のシングル、テレビ朝日系刑事ドラマ『はみだし刑事情熱系』(Part2)主題歌
  7. You don't know(編曲:瀬尾一三・David Campbell)
    石嶺聡子に提供した楽曲のセルフカヴァー
  8. 木曜の夜
  9. 紅灯の海
    竹中直人に提供した楽曲のセルフカヴァー
  10. 4.2.3.
    在ペルー日本大使公邸占拠事件をモチーフにしており、「4.2.3.」は大使公邸に救出部隊が突入した日(日本時間で4月23日)。全体で12分もあり中島の楽曲の中では一番長い曲となる。前作『パラダイス・カフェ』発売後のコンサートツアーでは、事件当日の公演にて「私は私なりに思うところはあるけど、私は評論家ではないし、思うところはいつか、歌にしたいと思います」とこの曲の制作を示唆していた。[1]