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ひげも使いよう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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ひげも使いよう(Pecos Pest 1955年11月11日)はトムとジェリーの作品のひとつ。フレッド・クインビー名義の最後の作品。また標準サイズ(4:3)で製作された最後の作品でもある。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


作品内容

ジェリーの叔父で、ミュージシャンであるアンクル・ペコスがジェリーの家に遊びに来た。ペコスは、翌日に迫ったテレビ出演に備え、ジェリー宅に宿泊することになった。

ペコスはジェリーに自慢の歌とギター演奏を披露するが、ギターの弦が切れてしまった。そこでペコスは代えの弦としてトムのひげを利用することに。

こうしてペコスとトムのドタバタは始まったが、トムは防戦一方、逃げ惑ってはペコスに捕まり、ひげを奪われてしまう。最終的には降伏し、ペコスにひげを自ら差し出す羽目に。

ペコスはテレビ出演のためにジェリー宅を発つ。そしてその日のテレビショーで・・・

日本でのテレビ放映

TBS系列及び他系列で、1964年1990年頃まで時折放映された。DVDにも収録。

備考

  • 日本での初回放映の際、吹き替えによるアンクル・ペコスの口調は「おーい、ねこちゃんやー。わしにもひげを分けてくれんかねー」といった、常田富士男のような好々爺的な口調であり、でドアを打ち破るようなペコスの凶暴的な行動とアンバランスだった。1990年代以降のリメイク吹き替え版ではペコスの口調が泉谷しげるのように凶暴的(原版も元々凶暴的な口調であった)となった。

関連事項