上には上がある
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『上には上がある』(Puss Gets the Boot、1940年2月10日)はトムとジェリーのデビュー作。制作年度は1939年。まだトムとジェリーと言う名前はなく、トムはジャスパー、ジェリーは名無しさんだった。
また、この話は、製作者のハンナ=バーベラの名前はクレジットに出て来ない。冒頭は「Rudolf Ising Products」とだけ書かれたカードと「Puss Gets the Boot」と書かれたタイトルカードのみ、エンドカードも1枚のみ。オープニング・エンディングの背景色は濃い紫色。
1940年アカデミー短編アニメ賞にノミネートされる。
尚、トムとジェリーの作品群中、本作のみ著作権標記が入らないことからパブリックドメインとなってる。
[編集] 作品内容
とある広い屋敷。そこでペットとして飼われている1匹の猫。ジャスパー、後のトムである。
他方この屋敷にはもう1匹、茶色い名無しの鼠も穴を作って住み着いていた。ジャスパーは、鼠を食べてしまわず、寧ろ恰好の遊び道具として、追いかけ回すなどしてからかっていた。その過程で、屋敷の台所などは滅茶苦茶にされ、お手伝いの人は頭を悩ませていた。
あまりに度の過ぎる猫の暴れ振りに立腹するお手伝い。「次に何か物を壊すと家を追い出してやるから!」と最終警告を出す。これを聴いて鼠はジャスパーを家から追い出そうと、ジャスパーに物を壊させる、或いは鼠が自分から物を壊すことを試みる。ジャスパーはそれを食い止めようと必死だ。こうして2匹はギリギリの攻防を続けていたのだが、その結末は…
[編集] 日本でのテレビ放映
TBS系および他系列で1964年~1990年頃まで時折放映された。視聴者の混乱も避けるためか、猫の名前も「トム」に変更され、ナレーターの谷幹一もジャスパーを「トム」、名無しさんも「ジェリー」と呼んでいた。(現在発売されているビデオ・DVDも同様)因みにこの話は、地上波初公開の時の第1回目(1964年5月13日)では放送されなかった。

