M.U.G.E.N
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M.U.G.E.N(日本では一般的に「ムゲン」「MUGEN」と呼ばれる)はElecbyte(エレクバイト)によって開発された、フリーのパーソナルコンピュータ用2D格闘ゲームエンジンである。DOS版・Linux版・Windows版がある。
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[編集] 概要
このゲームエンジンは非常に自由度が高く、商業2D格闘ゲームなどに見られる機能であれば、ほぼ全て実装することができる。様々なキャラクターやステージを追加でき、アドオンで体力ゲージやキャラクター選択・タイトル画面などを変更できる。発表されているキャラクターの種類は自由であるため、ユーザーはゲーム、作品等といった既存の枠組みを超えた対戦が可能である。M.U.G.E.Nオリジナルのキャラクターも多数存在しており、オリジナルキャラクターの中には既存ゲームに匹敵するような完成度のキャラクターもいる。それらだけでも十分に対戦を楽しむことは可能だ。 M.U.G.E.N本体には、Kung Fu Man[1]というカンフーを使うオリジナルキャラクターが付属しており、このキャラクターをベースに改変されたキャラクターも多数存在する。キャラクターには、オリジナルのゲームで使用不可能な(使用しない)技を使えるよう改造されたものもある。
2007年、異なるハック版でステージとキャラクター選択画面の高解像度表示がサポートされた。
2007年半ば、Elecbyte公式サイトは復活した。初めはGoogle AdSenseのみが表示されており正統性を疑う声もあったが、7月26日にFAQが追加された。このFAQでは、M.U.G.E.Nの次期メジャーリリースの前に、Windows版の修正版を公開するつもりだと書かれていた。しかし、いくつかの理由からこれらの主張は疑問視され、このサイトの記述は誰かがドメインを買ったかハックしたことによるフェイクだとみなされている。
[編集] キャラクターエディタ
MUGENのキャラクターは公式に配布されたMUGEN専用のキャラクターエディタや、Windows付属のメモ帳等のエディタ、画像編集ソフト、音声編集ソフトなどを使って作成する。しかし、公式のエディタは本体同様更新がされていないため、途中で終了してしまうといったバグが残っている。最近ではユーザーが非公式のキャラクターエディタを作成している。Fighter Factory Ultimateもそのうちの一つである。
[編集] クローンプロジェクト
公式のM.U.G.E.Nが更新されなくなったため、クローンエンジンを作成するプロジェクトがいくつか存在する。
これらのクローンエンジンは、オンライン対戦機能やM.U.G.E.Nのキャラやステージの移植性の高さを期待されている。
[編集] DOS版とWindows版の違い
- Windows版は機能的にDOS版を遥かに上回っている。しかし、機能拡張に伴いエラーチェックが厳密になったことにより互換性が失われたデータも多い。また、Windows版はDOS版に比べ若干負荷が高く、快適に動作させるには一定のスペックが必要となる。
- DOS版はキャラクターの色に最大256色しか使えず、BGMに利用できる形式もMP3、MIDI、MODに限る。これに対しWindows版は、256色以上のカラーへの対応がなされると共に、BGMの対応形式もプラグインにより拡張可能になっている。
- DOS版ではフルスクリーンでしか使用できないが、Windows版はウィンドウでのプレイが可能となった。しかし、その為にフルスクリーン化はDirectX8.0以上が必須となり、コンフィグファイルでVideo Winモードを高画質対応に設定し、キャラデータのキャッシュ読み込みをオンにするなどの設定をしなければならず、多少手順が多くなっている。
[編集] 法的見地
- 本体
- ElecbyteによるM.U.G.E.Nの使用に関するライセンスは失効しており、新しいライセンスの交付はなされないとする向きが多い。そのため、現在配布されているM.U.G.E.NはElecbyteによって許可された物ではない。また、この点について:Elecbyteはこれまで何ら法的手段も講じていない。
- キャラクタやステージのデータ
- 配布されているキャラクターやステージのほとんどは、スプライト・音声・音楽は著作権で保護されたゲームからのコピーが使われている[2]。このため、最近のゲームを元に作られたキャラクターへのハイパーリンク[3]を控える「タイムリリース」ルールを主張するグループもある[要出典]。
- キャラクタやステージのデータなどの創作物については法的に2種類に大別できる。1つは画像や音声と言った、上記のような理由から一般的に著作権保護の対象であることの多いデータを流用したものである。そしてもう一方は、CMD(コマンドファイル)・AIR(アニメーションファイル)・CNS(定数とステート定義によるキャラクターのメインファイル)などの、作成者に著作権のあるプログラムソースに類する物である[4]。
このような状況を踏まえ、現在エンジン、その他の創作物の利用は個人のモラルに委ねられている。

